占星術殺人事件

2010-07-31 21:00:00 | 
 1981年講談社出版の島田荘司さんの作品です。

 島田さんはこのトリックが好きだな~と個人的には思っていますが、もちろんトリックなど書けるわけはございません。
 ご興味のある方はご一読をお願いいたします。

 ふと、思い出しただけで、ずい分前に読んだ本ですから内容もうろ覚えですが、少し占星術を心得ていれば書けるなという気もした。

 そこ、じゃないですからね。そこに焦点を置いた作品ってわけでもない。トリックとして使った、そんな感じね。

 最近、占星術は古代ギリシャで体系を整えた、みたいな話を聞きまして、なんとなく懐かしくなったのです。

 古代ギリシャが。

 いろいろ問題がありますが、民主主義を行っていた国だし、かつて自然の中から真理を見出そうとする思想もありましたから、でて来ても不思議ではないだろうなって思います。

 島田さんからかなり話が逸脱してます。

 個人的には1984年に発表された「嘘でもいいから殺人事件」(集英社)とそのシリーズが好きです。島田さんの作品としては気楽に読めるシリーズで、かなり異質なんじゃないかな。
 島田さんもノッて書いていた作品のようです。

 私も好きです。
 あの、のりだけでやっちゃおやっちゃお、みたいな感じ。

 「占星術ー」はちょっと怖かったですね。呼んだのが10代のときだから余計ね。
 でも今なお愛される1冊です。





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