ベトナムでは歌手は口パク禁止？

　芸能人と言えば、日本では憧れともとられる存在だ。
　米国でもハリウッド俳優と言えば、憧れ❤以外の何物でもない。


　けれど、お国変わればだ…。

　ベトナム政府は、今度歌手が過度な露出の衣装を着ることや「口パク」に最高で約４万８０００円の罰金を課すことにしたそうだ。

　社会秩序と伝統文化の乱れに歯止めをかけるためと言われている。


　他にもコンサートでの替え歌、演出内容の許可のない変更に最高で約２万円etc…。


　ベトナムは必ずしも歌手という職種への価値が高くない。

　テレビなどで歌って入れれば、きゃ～と言われても、その辺でロケをしているのに遭遇しても、歌手がお茶を飲んでるのを見つけても、へーとスル―が普通だ。

　テレビに出てるから、見る価値があるのであって、その辺にいればただの人でしかない。



　大体、普通に働くことのできない人がなる者という意識が根底にあるのだ。

　マンミャーでもそういう意識はある。あくまで夜ステージに立って歌う人って感じだ。

　少女がこれをすると、夜の女とどこが違う？という感じらしい。


　

　守りたい文化がここにはある？