Vous êtes un Français.(君はフランス人だ)

2014-08-11 15:00:00 | パリへの道

 www.y-morimoto.com(出典)

 実は仏のモンマルトルは行ったことがことない(笑)

 1度泊まったホテルをの坂をそのまま登っていけば行けたらしいだけど、ここはかなり手荒いスリが昼間から出ると聞いていたので敢えて、止めた。

 行っときゃよかったね。どうせ、オべラ座周辺で移民にカツアゲされかけたんだから。

 移民を入れるからどんどん街が乱れてる。でも日本みたいに難民・移民を拒否はしない。
 しないはしないで大変なんだけどね。

 1度行った某旅行会社のコースというのが、古くから有名レストランで昼食が食べられて、マカロンのお土産付きってやつだったんだけど、これが…。

 日本を出る間際まで説明書読んでる暇なくて、場所が行ったことがない(街を走る観光名所の通るバスで通る所ではある)少し早めに出たが、店に行ったら…。

 券を見せようが、説明しようが、なんのこっちゃの扱いなんだわ。


 しばらく待っててとレストランの責任者風(?)の人に言われたきり、待~つこと長い時間。挙げ句、2Fの席に座らされ、水も出ずにほったらがし。

(帰国してからその手配をした旅行会社のパリ支店に電話すればよかったと言われたが、土曜日だったし、パリの日本人もパリ化しちゃってるから、あんまり当てにならないんだよね)



 少し話がズレるが、だからミポリンの帰国時の態度が横柄だもあんまり思わない。パリにずっといればああなるよ。
 むしろ元・旦那の方が男だから切り替えが上手いというか、それぞれの国に順応した対応できるんじゃない?



 とりあえずお食事して(英語のメニューはあったが、日本語がない…、予定とはずい分違うものが出ていらした)

 あちらの人としては…というか最近は米国化してるのか、ずい分、プライドが高くないし、笑わせてくれようとするし、客としていくにはいい街になったと思う。

 ただ失業率は凄いらしい。

 最後に「マカロンくれることになってるけど…」が言えなくて、マカロンなしで、自分で違う店でお買いものして帰った。


 さて、ここからが日本人だ。

 別に怒ってないんですけど、と旅行会社にクレームだ。私の場合は「他の日本人がそういう目に遭うと大変でしょ」付きでお電話するのが普通だ。

 日本人、究極の婉曲法的クレームだわね。

 でも3か月近くやってるサービスなのに知らないっておかしくない?ってあのときは思ったんだけど、今思えば知らなくてもどうってことないのよね。

 相手がフランスと思えば。

 フランス人は自分が与えられた以外の仕事をしない。フランス人は自分がする以外の仕事に手を出さない。

 これが普通

 お陰で日本に帰ってきて、帰りにミルク買おうと思ってコンビニ行くとあまりの親切さに「ありがとうございます。お気づかいいただきまして」と言いたくなる。

 それでも愛するフランスです。

 結局現地の人に確認を取ってもらって数日後にどうしてああなったかの返事をいただきましたが、多分、その日、レストランにいた店員が隣り併設してる、パンやケーキを売ってる店から手伝いに行ってた者ということらしい。

 でもレジのねーちゃんも言ったけど無反応だったぞ。

 店全体に注意を促すから、私によ~く謝っておいてねということだったらしい。


 フランスだよな~

 この日、思った以上に寒くて私、この日から熱出して寝込んだのよ。でもあっちの薬って日本人にはきついから日本から持参したそれっぽい薬でどうにか下げた。そうじゃないと帰りに空港で、熱があると別室に呼ばれて検査受けるだよね。変な病気持ち込んだんじゃないかと思われて。

 面倒じゃーん。

 どこの国でもいい面悪い面あるさ。ましてフランスだ。

 私は許す。

 むしろもっと熟知に走るのだ。

 こういうのを愛するというんじゃない?


 って、将来悪口言い出したら、長年連れ添った夫婦がマンネリ化して愚痴が出たようなものだから。

 そのときはもう少し、あちらのマダムかもしれないね。

つかこうへい「天」の声

2014-08-11 12:30:00 | 戯曲塾

 hotnews1234.com(出典)

 何故か今年は「飛龍伝」を取り上げる劇団が多い。

 「飛龍」というのは元々、よく飛ぶ石の名前だ。

 70年代の安保闘争が舞台になっているが、この時代、他国のように学生であろうと一般市民であろうと、日本人の警察が発砲することはない。

 放水で鎮圧するという実に生ぬるい、日本ぽい事をしていた。

 対する学生はこん棒や石を投げ、警察の機動隊と戦う。



 ……これが日本の革命だった。


 その中で石売りのおばちゃんというのが出てきて、これはよく飛ぶ石だよ~と売っていたのが「飛龍」だった…ということだったと思う。

 これはつか先生が作った話だと思うけど。


 実に天の声が多い方で、中でもほぼ「上」としか呼ばれない。「上からの指示なので」というと(ああ先生なんだな)ということだ。

 しかしひとたび上からの声が下りれば、下で暇すぎて頭痛がすると言っている役者もあっという間につかマジックにかかったようにそれまでほったらがしにしていたこともしてしまう。

 だから「上」なんでしょうね。



 それぞれのやり方があるわけだから、それはそれでいいと思う。

 特に私達は本を書く、演出をする人間として選ばれたわけだから(選んだというのは、違うと思いますが、抽選にあったったようなもの?)それだけのことをしていただいた恩義があるというだけです。

 でも先生は自分の跡継ぎを作ろうと思っていなかったと思う。…っていうか、絶対なかった。

 それぞれが、自分の名前で勝負できる者になればいいと思っていたと思う。


 今では1人でも多く、人々の記憶に残ってくれればいいと願うだけだ。

                 

「成功」ということを侮ることなかれ

2014-08-11 02:00:00 | 日記風
             
 free-illustrations.gatag.net(出典)


 このまばゆいステージの中央に立てるのは少数の人間だ。

 みんな立ちたいと思うが、いざ、立つことができる人間は「立たせてもらえる」というようになる。

 その謙虚を持てるときが、1人のスターが誕生する瞬間だろう。



 子どもの頃からいろいろやってきた。

 いろいろ見てきた。

 最後の劇団の研究生の稽古も見学してきた。


 ここで出た言葉だが、髪の長い男子に髪を切れという。いわゆる顔がよく見える、清潔そうに見えるようにだ。


 これは新人としてはむしろ当然のことで、ここでごちゃごちゃ言うことではない。


 大変なのは、もっと先にあるのだから。



 しかし、かつて見てきた俳優志望には、それすらできない奴がいる。


 髪を切らずに成功してやるとどうでもいい所で頑張る。

 そしてやっと髪を切ろうと決意する頃には時期を逃している。


 別に切ればいいというもんじゃない。

 が、その程度の覚悟のない者はこのまばゆい世界の中に向かい入れられることはない。

 どれだけ、支援してもらえるか、それが全てだ。

 そういう者にしか、女神は微笑むことはないだろう。