夢の力

2009-12-05 02:00:00 | 日記風
 私は出会いに恵まれている方ではない。
 よく言いますよね。出会いがあったから高められるチャンスを得た…というようなことを。

 あったとは言いがたい。

 誰のせいでもなく、それも私のせいなんでしょう。
 運も縁も含めての能力です。

 それでも自分で無理やりもぎ取るようにして掴もうとし、それでもまだあがき苦しみ、それでもまだまだ途中でしかない。

 敢えて暗いことを言いますが、能力のあるものこそ、育てられるか潰れるか。
 そのどちらかだと思います。

 潰れてしまうというのは、そこまでの力しかなかった、そういうことだと思います。
 本人がどうしても、なんとしてもと思えば道を切り開きます。折れてしまえるのならそこまででいいと本人が納得したに過ぎません。

 昔言われたことがあります。
 「俺が売れたら、マネージャーにしてやる」
 若い子からそう言われました。
 何故マネージャ?って思うけど。

 けれど実際そういう力はあるのかもしれません。

 まー、けして現実的に事務とか折衝とかそういう能力が優れているとは言えないけど、アイディアが出せる…それはあるかもね。

 マネージャーになりたいとは思いません(笑)

 空想であったものが現実の形をとって地上に現れるのはそれなりの痛みを伴います。
 固体になる為に、その枠に押し込められる為に、それまで自由な形でいたものが枠に閉じ込められるとはそういうことだと思います。
 それでも痛みを堪えさせて、枠に空想でしかなかったものを閉じ込めていくのは…どうでしょう。

 楽しい作業かどうか、後半年くらい経たないと言えないですね。

 夢を見るだけの力が、夢を支え、夢を地上に舞い降りさせ定着させる。

 夢って凄いね。
 夢は痛いね。

 空想するのも、楽で楽しいだけじゃないのね。

 空想した代償を要求されているようなものだ。それで帳尻を合わせようとしているようなものだ。

 それでも夢を見ずにはいられない。
 人はそういう風にできているんだ、きっと。

淋しいの比較

2009-12-05 00:00:00 | 日記風
 人なかの孤独というのはある。
 街にいても人が周りを歩いていても孤独だということはある。

 人の中にいるから余計感じる孤独かもしれない。

 たった1人で自分の世界に引きこもっているのと。
 街の中で孤独を感じるのとどちらが本当に淋しいんだろうか。