きづきCafé【きづきリハビリ訪問看護ステーション】

きづきリハビリ訪問看護ステーションです。

日常や訪問看護・リハビリのご紹介、ちょっとためになりそうなことなど!

学び部屋!認知症について

2013-08-19 15:06:00 | きづきリハビリ訪問看護ステーション

皆様、こんにちは
しょちょぉです。

夏休みもあとわずか…
宿題は早めにやったほうが良いぞ
私自身…学生時代はいつも後悔してましたから

今回、ミニ健康教室と題しまして『認知症』について少し知識をつけましょう

今はもうこの世にはいませんが…
私のおばあちゃん

軽い脳梗塞を発症し、みるみるうちに認知症が進行!
元気な頃は毎日、炊事・洗濯など何でもこなし、社交的だったんですが…
軽い脳梗塞を発症をした途端、表情が乏しく、殆どしゃべらない。デイサービスで『なにをやってるの』とたずねても、状況説明もできず…フリーズ状態!
体は動くのに、頭が動かない・・・

【認知症】

 認知症は、単なる老化による物忘れではなく、脳の病的な障害が原因となって引き起こされる病気です。原因には様々なものがありますが、最も多いのは、アルツハイマー型認知症です。現在、85歳以上の高齢者4人に1人が、この認知症の患者だと言われています。

 アルツハイマー型認知症は、まだ医学的に解明されていない点の多い病気です。人間は高齢になると誰でも脳の神経細胞が減少していきますが、アルツハイマー型認知症は、何らかの理由で脳の老化現象が加速した状態の病気です。この病気は進行性であり、しかも根本的な治療方法がないことから、深刻な病気だといえます。

 認知症は、初期症状で最も多い記憶障害の「物忘れ」をはじめ、会話や日常生活の動作が失われていく症状がみられます。さらに進行すると徘徊や妄想、暴力行為などを生じることがあり、家族が大変な苦労に直面することもあります。

以前は、認知症の症状が現れても治療薬もなく、年齢のせいで仕方がないと思われてきました。しかし、現在では認知症の進行を遅らせるための薬が開発され、多くの患者が服用し、よい効果を得ています。この薬は、脳の神経伝達物質の量を増やし、病気の進行を抑制する働きがあります。

 今後はさらに高齢化が進むとともに、認知症患者も増加することが予想されます軽い初期症状の段階で、医療機関に相談し、適切な対応を受けましょう。また、地域の介護サービスなどを上手に利用することで、患者と家族が安心して生活を送られることと思います。

とにかく、まずは知識(情報)を増やしたり共有しあったりしましょう。
認知症の方の『世界』を知ることからはじめよう。
「どこかに行きたい」「~しなくちゃ」などの発言があればとことん時間の許す限り、つき合ってあげることが大切だと思います。否定するのではなく、その方の世界を知り、付き添うことが大切と考えます
ジャンル:
健康づくり

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