静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

遠洋航海実習の状況報告(12月3日)

2021年12月04日 18時52分38秒 | R3遠洋航海実習

遠洋航海実習の15日目。

実習船から送信されてきた写真を見ると、南方特有の海の色と空の青さに目を奪われます。

生徒も、主直のほか、日課の活餌管理や海洋観測、当直業務に励んでいます。

一方、船内生活のルールに違反した場合、ペナルティーが科せられます。
特に船内の集団生活の中では、事故などにつながり、好き勝手な行動をとることは許されません。
これは、これまでの学園生活でも同じです。

学園を卒業後、一般社会生活を送る上では当然のことです。
漁師としてデビューする以前に、よく理解しておいてほしい社会のルールです。


主直の生徒(当番)から送られてきた日誌の内容は、下記の通りです。

【実習・課業の具体的な内容】
活餌管理、海洋観測、魚見

【感想(一日を振り返り、学んだこと、感じたこと)】
「今日は、大変な一日で長い日でした。それは、主直だからです。
いつもなら、魚見、操業等で終わりますが、主直の仕事は、やることが多く責任を持って行動しなければなりません。
なので、主直は苦手です。しかし、こういう事がないと頑張る機会がないので頑張りました。
それにしても、自由時間が暇です。本来なら携帯をいじって寝るだけですが、
僕は、部屋でお菓子を食べたこと、朝遅刻したことで携帯を没収されてしまいました。
だから自由時間が長いです。しかし、あと一日頑張れば携帯が帰ってきます。とても嬉しいです。
携帯があれば一年航海へ行ける気がします。あと14日頑張れば家に帰れます。頑張ります。」


※ 学園の見学説明会の申し込みを随時受け付けております。
  漁師になることを考えている方、学園に興味のある方の来園をお待ちしています。
  オンライン(「Zoom」)による説明も可能です。
  詳しくはホームページ https://gyogaku.com/setsumei/
  をご覧ください。


※ 中学卒業生以上(見込みを含む)を対象とした、一般入試前期試験の願書受付が12月23日(木)から始まります。
  前期試験の結果、入学定員に達しない場合は後期試験を実施します。
  詳しくは、ホームページ https://gyogaku.com/recruitment/
  をご覧ください。

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