遠洋航海実習の20日目。
この日は、午前中から良いカツオの群れに当たったようです。
この航海の漁場調査で、一番たくさんのカツオを釣ることができた日だったのかもしれません。
主直の生徒の笑顔が、それを物語っているような気がしました。
漁場調査で釣り上げたカツオは、直ちにブライン溶液という濃い塩水の入った専用の凍結庫で急速凍結します。
凍結がすんだカツオは、その後、別の保冷庫に移し換え(シフト)をして、持ち帰ります。
シフトは体力を要する作業なので、全員が協力して行います。
この日は、その作業もあって大変だったようです。
残るところ、漁場調査もあと一日で終了予定です。
その後、焼津へ進路をとり、来週の15日に帰港することとなっています。
残りの約一週間、一日一日を有意義に過ごしてほしいです。
主直の生徒(当番)から送られてきた日誌の内容は、下記の通りです。
【実習・課業の具体的な内容】
シフト 活餌管理 カツオ一本釣り
【感想(一日を振り返り、学んだこと、感じたこと)】
「今日は、昨日釣ったカツオをブラインから魚艙へ移す作業を5時30分から始めた。カツオを運ぶのはとても大変でした。
活餌管理の作業では死んだイワシの計測をした。きりのいい数字で引き算も簡単に出来て良かった。
あと1日で3Pと3Sが残っており、全部使いきれないと思った。
午前中に鳥の群れがあり午前だけで100本以上カツオが釣れた。午後もたくさん釣ることができた。
今日までで3本しか釣れていなかったので釣ることが出来てよかったです。
今日の主直はカツオを釣るのが忙しく、あまり仕事が無くて良かったです。
操業も残り1日で、乗船実習も残り僅かなのでみんなで協力しながら残りの航海も頑張ります。」
※ 学園の見学説明会の申し込みを随時受け付けております。
漁師になることを考えている方、学園に興味のある方の来園をお待ちしています。
オンライン(「Zoom」)による説明も可能です。
詳しくはホームページ https://gyogaku.com/setsumei/
をご覧ください。
※ 中学卒業生以上(見込みを含む)を対象とした、一般入試前期試験の願書受付が12月23日(木)から始まります。
前期試験の結果、入学定員に達しない場合は後期試験を実施します。
詳しくは、ホームページ https://gyogaku.com/recruitment/
をご覧ください。