静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

遠洋航海実習の状況報告(11月30日)

2021年12月01日 12時15分49秒 | R3遠洋航海実習

遠洋航海実習の12日目。

昨日の29日(月)から、漁場調査(カツオ一本釣り)が始まっています。
二日目となるこの日もカツオの群れを見つけることができ、生徒のテンションは上がったようです。
カツオを釣るコツも少しわかってきたようです。

こういう時こそ、けがや失敗をする危険がはらんでいます。
決められた手順やルールを守ることが、安全な操業につながります。

今回の日誌を書いた生徒は、将来の就職先として遠洋カツオ一本釣船を希望しています。
この遠洋航海で、カツオを釣る楽しさとともに、安全操業の基本もしっかりと経験してきてほしいです。

主直の生徒(当番)から送られてきた日誌の内容は、下記の通りです。

【実習・課業の具体的な内容】
活餌管理 魚見 釣り込み 餌運び

【感想(一日を振り返り、学んだこと、感じたこと)】
「今朝の魚見から17時手前まで鳥の群れが全く見当たらず夕飯中にあと5マイルで群れに当たるという情報が入り、テンションが上がった。
群れ気配も全く無く、ほとんど無理だと思っていたので釣ることが出来てよかった。
左舷側は入れ食い状態だったが右舷側は一回当たると次当たるまでが長く、自分は数回チャンスがあったが2本しか釣れなかった。
まだまだ上手く釣れないので確実に釣れるよう頑張ろうと思う。
バケを水面ギリギリで揺らして待つときは竿を短く持ち、鰹が掛ったら長く持ち直すこと、鰹が小型なので釣り込み練習の時より全然力が必要無いことを学んだ。
釣り込みになるとカッパを着ている時の暑さ、船の揺れを殆ど忘れるほど夢中だったので気の緩みで怪我をしないようにしたい。」


※ 学園の見学説明会の申し込みを随時受け付けております。
  漁師になることを考えている方、学園に興味のある方の来園をお待ちしています。
  オンライン(「Zoom」)による説明も可能です。
  詳しくはホームページ https://gyogaku.com/setsumei/
  をご覧ください。


※ 中学卒業生以上(見込みを含む)を対象とした、一般入試前期試験の願書受付が12月23日(木)から始まります。
  前期試験の結果、入学定員に達しない場合は後期試験を実施します。
  詳しくは、ホームページ https://gyogaku.com/recruitment/
  をご覧ください。

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