以前に女優の久我美子(くがよしこ)さんは旧華族の清華家筆頭、つまり日本で6番目の家柄のご出身で本名は同字で(こがはるこ)さんということを書きましたが、清華家の上には五摂家があり大納言や関白や摂政、そして明治時代までは、皇后は皇室または、5摂家から出るという不文律があり、藤原一族による日本支配の構図が続いていました。
さて、その五摂家からは、代々この善光寺の御上人も選出され、日本の尼僧のトップとしての重責を担ってきています。
現在の御上人は鷹司誓玉上人ですが、この度初めての自伝を出版されました。
華族の一人として育った少女時代から従姉妹であった先代の善光寺上人の一条智光上人(五摂家の一条家出身)の勧めで出家されたことなど興味深い内容の本となっています。
善光寺には二人の住職がいますが、上人はその一人です。
善光寺は浄土宗大本山でもあり、善光寺の大本願の上人が善光寺の住職となっています。一方、善光寺の大勧進は天台宗比叡山より任命され住職になっていますが、徳川時代から主に大勧進は財務、事務を担当し、大本願は信仰面での住職という位置づけになっているようです。
鷹司誓玉上人のご後継も同じ鷹司家出身の善光寺副住職となっております。
「流れのままに」 善光寺上人第121世 鷹司誓玉
信濃毎日新聞出版部
さて、その五摂家からは、代々この善光寺の御上人も選出され、日本の尼僧のトップとしての重責を担ってきています。
現在の御上人は鷹司誓玉上人ですが、この度初めての自伝を出版されました。
華族の一人として育った少女時代から従姉妹であった先代の善光寺上人の一条智光上人(五摂家の一条家出身)の勧めで出家されたことなど興味深い内容の本となっています。
善光寺には二人の住職がいますが、上人はその一人です。
善光寺は浄土宗大本山でもあり、善光寺の大本願の上人が善光寺の住職となっています。一方、善光寺の大勧進は天台宗比叡山より任命され住職になっていますが、徳川時代から主に大勧進は財務、事務を担当し、大本願は信仰面での住職という位置づけになっているようです。
鷹司誓玉上人のご後継も同じ鷹司家出身の善光寺副住職となっております。
「流れのままに」 善光寺上人第121世 鷹司誓玉
信濃毎日新聞出版部