感想

バラとおわら風の盆と釣りなどの雑記

窓から見る人

2007年08月06日 | 雑記
 洋館あるいはクラッシックなホテルを題材に多くのホラー映画が作られていますが、その中でもっともおどろおどろしい作品に、スティーヴン・キング 原作のシャイニングがあります。こういったホテルの窓を見ていると、栄華を誇った当時の上流階級の人々の魂がそのままこちらを見ているような、錯覚に陥ることがあります。
 写真は撮る人が見たい視線でのみ存在しますが、逆にそれは写真を写される側から写し手である自分を見つめられていることでもあり、そこには、常に相対的な関係が存在し、そのバランスの採れたときに実在たる存在そのもを映し出すことが可能となる気がしてきました。写真は芸術か否かという論議がありますが、対象との相対な関係の中で存在するということは、相手とのやりとりや、駆け引き、時として対決があり、おそらく多くの人が認識している写真というものについては、本質はもっと別のところにあると思われます。
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旧三笠ホテル Ⅹ

2007年08月06日 | 雑記

 

 

 

 

 

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