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ゼロの使い魔~三美姫の輪舞~第11話『アーハンブラの虜』の感想レビュー

2008年09月16日 01時52分50秒 | ギアス他カテゴリ分け終了済み作品
『…心を喪わせる薬が、日の出を待たずに完成する。お前がお前でいられるのは今夜までだ。』

『…情けは要らない。』

気丈に応えるタバサですが、その指先の震えを止めることは出来ていませんでした。
サイト達は待ち受ける敵を突破し、無事に彼女を救い出すことが出来るのでしょうか?

お話的には、無事にガリア領に侵入したサイト達一行が、タバサの幽閉されるアーハンブラ城に旅芸人一座の慰問団として潜入。
キュルケを中心にした女性陣の色仕掛けと踊りで100人ほどの敵兵士達を誘惑。
油断させたところで睡眠薬入りのお酒を飲ませて眠らせ、その隙にタバサを救出するという計画でした。

計画の準備段階で、ルイズに語りかけるキュルケ。

『あなたとサイトは休んでて。…嫌ってるんじゃなくて認めてるのよ。みんなには言わなかったけど、実際はどんな敵と戦うことになるか判らないわ。あなたを頼りにしてるの。…その“伝説の力”をね。』

ルイズの力について気付いていたキュルケ。今まであまり出番がなかったですが、ここに来て株価が急上昇しまくりでしたね。
普通のライバルキャラから包容力のある女性キャラへと華麗にクラスチェンジ!という所でしょうか。

『先祖の非礼を謹んでお詫びするわ。この非力な私めに、あなたの聖なるお力をお貸し下さいますよう…。』

元々キュルケの家とルイズの家とはあまり仲が良くなく、お互いの家の女性同士が1人の男性をめぐって盗ったり盗られたりというような争いをしていたコトもあるというような設定が、原作ラノベの方にあったような。多分そのことを言っているのではないかと思います。
とにかく、タバサを助けるために、一致団結するという見せ場ですね。

見せ場といえば、やはり“秘密兵器”テファとイルククゥの巨乳コンビの踊り子衣装もお約束でしたね。
先週の控えめ衣装はこの伏線でしたか(≧▽≦)ゞ
さりげにモンモランシーも揺らしのワザを身に着けていますし。
スタッフさんもかなりお好きですね(=^▽^=)

逆に貧乳なルイズは、敵の変態司令官に襲われたりと散々でしたが、サイトとあわや一線を越えるか?的なシーンもあったりと、本筋とは関係ないところでも活躍していた気がします。

『わ、わわわ、わたし、む、無敵なんだから。色気プラスで、使い魔イチコロなんだから!』

恥ずかしくて緊張したりすると、頭に血が上って、どもりがちになってしまうというルイズの設定を、釘宮さんが好演されていましたね。

ルイズの可愛らしさにサイトも辛抱たまらん状態になりますが、ギーシュが通りかかったせいで未遂に。
しかし、実際死地に赴く前に愛する女性と結ばれたいという心理自体はわからなくもないですが、ちょっと直球過ぎる演出が目立っていたのはいかがなものかという気も。

そんなこんなで兵士達を眠らせることに成功するサイト達。
しかし、ガリア王の刺客であるエルフ、ビダーシャル卿は、策にはまらず、戦いにもつれ込みます。

先住魔法を駆使し、こちらの攻撃を受け付けないビダーシャル卿。
全ての攻撃や魔法を跳ね返す程の魔力に手も足も出ません。
しかし、敵の魔法を解除、無効化するディスペルマジックを使うようデルフが助言。
虚無系統の魔法の1つとしてルイズが身につけていたのが幸いでした。
詠唱時間の間、壁役を勤めたサイト。ちょっと人間業じゃないスピードの剣さばきでしたが、タバサの為に頑張ったということであえてつっこまない方向で(^_^;)
完成したディスペルマジックをデルフにまとわせ、ビダーシャル卿の魔力障壁を打ち破るサイト。
攻守逆転でトドメをさそうか?というところで、テファがビダーシャル卿を見逃してあげるように懇願。サイト達の邪魔をしないという条件で、命までは取らず、解放することに。
ルイズのピンチを救うときは派手な忘却魔法で見せ場のあったテファですが、ビダーシャル卿戦ではラストにちょっと口を出した程度だったのはやや残念かも。

ガリア王に油断するなと言い残し、その場をさるビダーシャル卿。
テファの境遇に疑問を持ったりと、色々と含みのある終わり方だった気もします。
4期以降にでも再登場の機会はあるでしょうか?

タバサの元へ駆けつけるサイト達一行。
ここは辛うじてビダーシャル卿に勝ったサイトが、イーヴァルディの勇者よろしくタバサの元へと単身駆けつけてくるぐらいに強調してあげても良かった気もします。

緊張の糸が解け、声を上げて泣き出してしまうタバサ。
それは勇名を馳せたシュバリエ、タバサではなく、とらわれたか弱き姫、シャルロットとしての素の行動だったのかもしれませんね。

何はともあれ、無事に助けられて良かったですね。
ようやくタバサラブラブモードが見れそうです(//▽//)

しかし、そのようすはシェフィールドの使い魔によってガリア王の知るところになりました。

『まあ良い。所詮前座に過ぎん。…この新しいオモチャで遊んでみようではないか。』

怪しく胎動するヨルムンガンドをバックにフェードアウト。
次回最終回、『自由の翼』で激戦になりそうですね。
翼といえば、やはり東方号も一枚噛むのでしょうか?
アニエスとコルベール先生も、『憎しみの連鎖』を断ち切り、完全とは言えないまでもある程度の和解をしていましたし。

それはそうと、予告で『ルイズの魔法が使えなくなる』という意味の言葉がありましたね。
強がってはいるものの、貴族の地位を捨て、不安な気持ちを隠しきれていないご様子のルイズ。
その気持ちにサイトは気付いてあげられるのでしょうか?
“相手を想う気持ちの強さ”が虚無魔法と使い魔の力の源。
とくれば、最後はルイズとサイトが素直に向き合えるかどうかが、お話の鍵になるかもしれませんね。

また、1話で顔出ししたキャラクター達に、もう出番がないのかどうかも心配ですww
見事な大団円に期待ですね。



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