ゴールデンタイム第9話『ウィズ・ユー・アゲイン』の感想レビュー

リンダとの過去掘り下げ回でした。
なにげに岡ちゃんと親しくなって来た香子が（・∀・）ニヤニヤ、幸せ過ぎて怖くなるくらい好かれている万里ではありましたが、幽霊万里のほうは当時からずっとリンダの事を愛し続けてきただけに未練は募るばかり。
しかし、遂に体の主導権が…？

というか、リンダの兄の婚約者が普通に二股酷すぎぃ！でしたが、あんな美人さんがなんでまた急に兄と付き合いだしたのかも謎といえば謎ですね。
リンダに事実を知られているのに結婚まで漕ぎ着けようというのは婚約者自身のメンタル的にも無理な気がするのですが、単なる火遊びではなく定期的に会い続けていたっぽい二股相手との関係はすっぱり切ることが出来たのか、その後がきになります。
まあ、二股相手が窓越しに見つめ続けてくるのも怖かったですが、本当に婚約者の事が好きなのなら体を張って割り込んでくるのが自然だと思いますし、実際にはバレた事を知ってビビって様子を眺めることしかデキなかったチキン野郎という説もありかも？

リンダが万里に縋りたくなったのも年齢を考えれば自然な反応だと思いますが、本人自身も嘘をつき続けることで加害者になってしまう…と思い悩んでしまうあたりを見ても、まだまだ精神的な未熟さが目立つ感じでしたね（当たり前ｗ）。
そんないっぱいいっぱいな高校生に問い詰められて泣きだしてしまう婚約者も大概お子様な感じですが、万里がリンダを上手くなだめられなかったのは、確かにマイナスだったかも。
ただ、根拠があるとかないとかよりも、とにかく震えているリンダを上手く包み込んであげられるやさしさが求められる局面だったわけですが、それはあとから考えてああすればよかった！とようやく思いあたったのであって、当時の万里にそんな小器用なアドリブを求めるのは酷というものでしょうね。

そんなこんなで嘘をついたことを今でも後悔し続けているリンダですが、それって、今の万里との関係にもまるっと当てはまることですよね？というわけで、こっちはこっちで辛くないワケがないでござるの巻(´；ω；｀)ブワッ
兄の嫁となった婚約者との関係で愚痴ったのに、万里はその記憶を失っていているのが切なかったですが、当時のセリフをそのまま万里に伝えなおすあたりを見ても、その言葉が彼女の心の中で今でも大きな意味を持ち続けてきたであろうことが伺えましたし、色々いたたまれませんね。
まるで自分には幸せになる資格が無いと言わんばかりに身を引き続けるリンダが悲しかったですが、自分にも他人にもウソを付くのがうまくなりすぎたせいで誰も気付いて上げられない罠。
そんな中、幽霊万里だけは過去も現在もリンダを見つめ続けてきたのでその胸中を察しているというのがもうね…。

しかし、身内の恥とも言える事件に巻き込むあたり、リンダの万里に対する信頼感はよほど大きかったわけですし、あそこまで親しげなのに付き合っていなかったというのも逆に不自然に感じられてしまいましたね。
まあ、婚約者との一件があったせいで、自分が恋愛をするということにも無駄に悩み始めてしまった可能性もあるかもしれませんし、色々と不可抗力な不幸が重なって今の状況になってしまっている感じはしますね。
ゴールデンタイムというタイトルとは裏腹な、キツい鬱展開になってしまっていますが、ここをどう乗り越えてくれるのかに期待したいです。


次回、第10話『イン・ザ・ミラー』

幽霊万里は本懐を遂げられるのか、このままリンダルートに入ってしまうのか+（0゜・∀・） + ワクテカ +


ゴールデンタイム公式サイトへはこちらから


http://trackback.blogsys.jp/livedoor/katsux2/51901712
http://nanohana0103.blog.fc2.com/tb.php/1450-5f760034
http://blue.ap.teacup.com/applet/yumiyumi/315/e4e99386/trackback
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/222433/58677236
http://specium78.blog93.fc2.com/tb.php/1993-89408dea
http://kira47.blog58.fc2.com/tb.php/2643-6ba1d5a3
http://riksblog.fool.jp/public_html/mt5/mt-tb.cgi/3352