gurimoeの内輪ネタ日記(準備中)

ゲーム・アニメ・ライトノベルの感想サイトを目指します。Twitterでもつぶやいてみたり。

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ第15話の感想レビュー

2016年01月24日 21時06分32秒 | 現在放映中のアニメ
フミタンさよならフラグ回でした。
ぼんやりしてたら感想書くの忘れてた上に結構なネタバレを踏んでしまった時の顔してる(´・ω・`)
ここまでフラグを立てていたら、逆にめでたしめでたしになった方が視聴者的に良いんじゃね?という気もしてしまいますが、そうは問屋がおろさないのが鉄血クオリティ、ということかもしれませんね。
クーデリアが真の意味で自立するために必要なイニシエーションイベントと考えると妥当な線だと思いますが、兄貴の言いなりにならずに自分の主張を貫いたビスケットのエピソードのあとだとかなり重く感じてしまうかも。

とりあえず、クーデリア回ではあるもののMVPはアトラだったでござるの巻。
いんちき臭いお嬢様口調はともかく、殴られるのも省みずに嘘を貫き通したのは損得勘定無しにクーデリアを守りたい一心だったからこそでしょうし、彼女の献身が無ければビスケットはもちろん、三日月やオルガ達のほうでも更に大きなトラブルが巻き起こっていたかもしれませんから、その功績は大きかったんじゃないかと。
アトラがボコボコにされたと知って、銃を手に殺人者の目つきになった三日月の様子が印象的でしたが、三日月にとってのアトラはやはり死なせちゃいけない人間ランキングの中でもかなり上位にいるんじゃないかと。
まあ、色っぽいイベントになるどころか鼻血まみれな再会だった気もしますがそれはそれw

ビスケットの兄貴は立ち位置的に悪役ではありましたが、彼もある意味では支配者と被支配者に挟まれた哀れな被害者だったかも知れませんね。
本当に良い兄貴であれば、ビスケット達に定期的に連絡を取るぐらいの事はしていたんじゃないの?とも思いますが、他に追い詰められた労働者達を救う方法がないからこそクーデリアの身柄拘束に一縷の望みをかけるしかなくなっていた、ぐらいの状況かなと。
本気で成功させるつもりなら、事前の情報収集(顔自体知らないで捕まえるとかw)やら自白剤の使用も辞さないレベルの覚悟が必要だったんじゃね?などなど、それなりに突っ込みどころが残されていたような気がしますし、現場での真の黒幕というか扇動の実行役であるおっさんほど、全てを把握した上で自分の都合がいいようにコントロールしようとしていたわけでは無かったかと。
まあ、ビスケットたちとの遭遇自体が偶然でしたし、無駄に勢いと行動力があった気はしますが、そこはそれ、ワンチャン実現の可能性に目がくらんだというか、肉親の情もあるし見切り発車だったということでw

全体をざっくり言うと、一部の特権階級が多数の人々を不必要に圧迫&搾取するという構造があるからこういう悲劇が何度も繰り返されているという世界観を視聴者にアピールしつつ、クーデリア自身にも一生忘れることが出来ない出来事として体感させることで、今後活動を続けていく上での芯にする的な意味で重要なイベントだった、ということなのではないかなと。

ドラマだからこそ説得力あって面白いな!という気持ちで見ていられますが、本人たちにとっては完全にトラウマやでぇ(´・ω・`)
仮面の人の存在力のおかげで思ったほど暗い雰囲気にならなかったですが、事件を経た後のクーデリアがどう成長、あるいは闇堕ちしてしまうのか楽しみ。
ああ、仮面の人は結局どういう意図で今後行動するつもりなのか全く予測がつかないので生温かい目で見守っていこうかなとw
味方であるギャラルホルンを裏切るつもりなのか、スパイ的な任務で鉄華団側に接触するつもりなのか、もっと別の彼自身の野望のための隠れ蓑にするつもりなのか、私、気になります!


『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』 公式サイトへはこちらから

MBS『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』 公式ページへはこちらから


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。