・最近カバーの装丁もリニューアルされた富士見ファンタジア文庫のラノベ、『鋼殻のレギオスⅩ~コンプレックス・デイズ~』(雨木シュウスケ先生原作、深遊先生イラスト)が発売中です。
シリーズ10作目の構成は、ドラゴンマガジン誌上で連載された短編3つ(それぞれ直前エピソードなどの加筆あり)と、書き下ろし中編1つとなっています。
短編では、バレンタインデーを思わせるイベント、『バンアレン・デイ』に起こったアレコレを、フェリ、レイフォン、ニーナ、それぞれの視点で追い掛けるという立体的な演出がなされています。
フェリ視点では明らかにならなかった情報が、あとの2人のエピソードで明らかにされたりというザッピング的な要素が楽しめて面白かったです。
特に、ニーナのエピソードでは、レギオス本編に密接に関わってくるディックとの出逢いが描かれているのがポイントです。
そのディックですが、書き下ろし中編の主人公もつとめているので、今巻はまさしく“ディック祭り”とでも言うべき内容になっております。
本編では断片的にしか解らなかった色々な事情が明らかになるので、こちらも要チェック!
今回色々と騒動を起こす、あるキャラクターが、実はかなり重要な役割を持っていそうだったり、目が離せない展開です。
普段は短編より長編が好きだ!と言うスタンスの方も、今回のお話は読んでおく価値アリです。
レギオスファンの方は是非チェックしてみて下さいませ~。
シリーズ10作目の構成は、ドラゴンマガジン誌上で連載された短編3つ(それぞれ直前エピソードなどの加筆あり)と、書き下ろし中編1つとなっています。
短編では、バレンタインデーを思わせるイベント、『バンアレン・デイ』に起こったアレコレを、フェリ、レイフォン、ニーナ、それぞれの視点で追い掛けるという立体的な演出がなされています。
フェリ視点では明らかにならなかった情報が、あとの2人のエピソードで明らかにされたりというザッピング的な要素が楽しめて面白かったです。
特に、ニーナのエピソードでは、レギオス本編に密接に関わってくるディックとの出逢いが描かれているのがポイントです。
そのディックですが、書き下ろし中編の主人公もつとめているので、今巻はまさしく“ディック祭り”とでも言うべき内容になっております。
本編では断片的にしか解らなかった色々な事情が明らかになるので、こちらも要チェック!
今回色々と騒動を起こす、あるキャラクターが、実はかなり重要な役割を持っていそうだったり、目が離せない展開です。
普段は短編より長編が好きだ!と言うスタンスの方も、今回のお話は読んでおく価値アリです。
レギオスファンの方は是非チェックしてみて下さいませ~。