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シーキューブ5巻の感想レビュー(ライトノベル)

2008年12月15日 00時39分00秒 | ライトノベル・小説
電撃文庫のラノベ、『シーキューブ』(水瀬葉月先生原作、さそりがため先生イラスト)の5巻が発売中です。

表紙の某薬品系オールドタイプのナース服を来たフィアが可愛いですね。
今回は文化祭が舞台という事で、フィア達のクラスではメイド喫茶ならぬ、ナース喫茶をする事に。
このはや委員長も別種類のナース服コスプレで登場し、華やいだ雰囲気に包まれます。
イラストでも大きく取り扱われているので、それを見るだけでも十分に元が取れた気分になることうけあいです。
\(^_^)/

しかし、そんな楽しい文化祭に、委員長の兄、闇曲拍明が登場したことで事態が急変!
彼の目的と、そのために仕組まれたあるゲームがフィア達を翻弄します。

名前は今までもちょこちょこ出ていた拍明ですが、いかにもなイケメンではあるものの、天才らしく性格は問題大アリというギャップが特徴的なキャラクターでした。
新キャラの美少女、ン・イゾイーと共に立ちふさがる拍明に、春亮達はどうやって立ち向かうのでしょうか?

また、彼の使った罠のせいで、委員長が超がつくほどの寂しがり屋になってしまうのが本巻の見所でもあります。
上目使いで服の裾を掴む仕草がテラカワユスです。

兄と妹との戦いは、どちらに軍配が上がるのか?
その戦いとは別に、他の侵入者も文化祭に混ざって来て、話が複雑に絡まりあってしまいますが、やがて2つの事件は1つに収束していって…という王道パターンに手に汗握ります。

力押しではどうにもならない状況で、フィア達がどのように対処しようとしたのかに、各キャラクターの成長や絆が見て取れ、シリーズのファンにとって嬉しい内容になっていました。

特に、前回はあまり出番のなかった委員長が、今回は全面的に活躍しているので良かったです。
攻撃力ではフィア達に及ばない委員長ですが、彼女にしかない能力を使って敵に立ち向かって行く様子は彼女らしい一途さが表れていて印象的でした。
もう少し自分に優しくしてあげて欲しい気もしますが、仲間を救うためには痛みも厭わない気高い精神が魅力的でした。
そんな委員長ですが、今回は厄介事に悩まされた分、ちょっとしたご褒美が。
(//▽//)
春亮を巡る恋の行方にも、かなりの影響が予想されるかと。

一難去って、また一難という感じの物語ですが、春亮達を取り巻く世界もどんどん広がっているので、今後も目が離せませんね。

気になった方は是非チェックなさって下さいませ。



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