gurimoeの内輪ネタ日記(準備中)

ゲーム・アニメ・ライトノベルの感想サイトを目指します。Twitterでもつぶやいてみたり。

エスケヱプ・スピヰド5巻の感想レビュー(ライトノベル)

2013年11月11日 17時28分44秒 | ライトノベル・小説
電撃文庫のラノベ、『エスケヱプ・スピヰド 伍』(九岡望先生原作、吟先生イラスト)が発売中です。
表紙は、九曜とお久しぶりの竜胆&虎杖。
男祭りというか、“最終兵器イケメン”みたいな感じが(・∀・)ニヤニヤですが、憂いを帯びた大人な表情がカッコいいですね。

お話的には、黒塚部隊に回収されていた竜胆が遂に蘇生。
彼の視点で人間時代を含む過去のエピソードが語られ、在りし日の鬼虫達の生き様が掘り下げられる一方、身内の裏切り者を見極めるべく策を巡らせる巴の身に、烏帽子の凶手が迫る!という波乱の展開です。
というか、烏帽子マジ絶対許せんズラ!o(`ω´*)oプンスカプンスカ!!

ぶっちゃけ、竜胆が復活→またもや最強の敵として立ちはだかる無双回になるとは思っていたのですが、めちゃくちゃ強いのは彼だけではなかった罠。
蜂が動かせない九曜をあざ笑うかのように金亀(こがね)を操り大暴れする烏帽子然り、甲虫部隊でも最新最強の伍番機である鍬形(くわがた)を駆る朧然り、中の人はもちろん、機体性能も特殊能力も今まで以上にポテンシャルが高いキャラクター達が敵なので苦戦は必死ですね。
かつての仲間だった楓達が敵側に回っているのに加え、とある理由でモブ機械兵の皆さんの援護すら受けられず、九曜、剣菱、井筒の3人だけで虎杖達の侵攻に迎撃&追撃をしなくてはならないという逆境すぎるシチュエーションにハラハラさせられました。

九曜自身もますます技に磨きをかけて、新技も引っさげて大活躍!という感じなのですが、突出する彼をサポートする剣菱と井筒のコンビネーションも鮮やかだったのが好印象。
戦時中、チームで過ごした期間の長さがそのまま信頼となり、阿吽の呼吸を生み出している感じでしたね。
特に、不良っぽい見た目と言動な井筒ですが、剣菱に対して憎まれ口を叩きながらもちょっとデレているのが(・∀・)ニヤニヤ

ドラマ的には、まさかの再会ラッシュが見所。
それも意外な形の繋がりが多く、予想外の人間関係にとても驚かされました。
敵も味方もかなり役者が出揃った事に加え、物語の終着地点も見え始め、いよいよ最終決戦へとなだれ込んでいく盛り上がり方が凄かったですね。
また、絶体絶命のピンチの後に形成が一気にひっくり返る!という場面が多く、爽快さとカタルシス感に酔いしれながら最後まで目が離せない状態で、読後の満足感が高かったです。

逆に、いつも一緒にいるはずの相手と離れ離れになってしまうシチュエーションも多かったのですが、九曜自身が兵器ではなく、人間的な視点と意志で問題解決に乗り出そうとする姿が熱い感情と共に描かれていたのは良かったです。
叶葉にとってのもう一人の大切な人との関係にどのような決着が付くのか、続きが待ち遠しいですね。
あと、柊ちゃん可愛すぎるので次巻で出番増えると良いですのう(*´∀`*)ポワワ


気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。

電撃文庫&電撃文庫MAGAZINE公式サイトはこちらから


ブログランキング・にほんブログ村へ

にほんブログ村

blogram投票ボタン


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。