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ヘヴィーオブジェクト 電子数学の財宝(4巻)の感想レビュー(ライトノベル)

2011年09月15日 19時38分54秒 | ライトノベル・小説
電撃文庫のラノベ、『ヘヴィーオブジェクト 電子数学の財宝』(鎌池和馬先生原作、凪良先生イラスト)が発売中です。
表紙はミニスカサンタコスのフローレイティア姐さん、ミニスカサンタコスのフローレイティア姐さんがセクシーダイナマイツですよ!(大事なことなので2回言いました)
こんな戦場のメリークリスマスなら、当方大歓迎っすわ♪

お話的には、資本企業のオブジェクトを相手に今回も大忙しの展開なわけですが、武装集団に拉致られたり、信心組織の要人を狙ったりという「生身の人間を相手にする」シチュエーションが多めな印象でした。
未来の兵器であるオブジェクトを使ったクリーンな戦争が持ち味、という印象がある本シリーズですが、相手の思惑を読む為のやり取りや駆け引きといった心理戦が楽しめて良かったと思います。
その分、因果応報&自業自得的に悲惨な末路を迎えるキャラがいるのはちょっとダーティな感じかも。

オブジェクトとの直接対決がなかなか来ないなぁと思わせておいて、序盤&中盤のシナリオ自体がラストエピソードの伏線的に描かれていた辺りも、そつがなくて上手かったと思います。
やはり難攻不落の脅威を知恵と機転で乗り越えていくところこそが本シリーズの醍醐味でしょうから、大逆転までの演出を如何に効果的に見せるか?が重要だと思うわけですが、今までの複数のオブジェクトをサクサクと打ち破っていく展開と比べて深みが増していたので好印象でした。
いや、おほほor新美少女エリートとミリンダの直接対決がもっと見たいな~!と期待する部分も大きいのですが、単なる兵器開発競争的展開になるのも違うと思いますし、そのあたりが小出しになるのは全体的な流れで考えれば有効な気もしますね。

というか、おほほはともかくミリンダのラブコメ要員としての出番がフローレイティア姐さんにがっつり食べられてしまっているのが可哀想でもあり(・∀・)ニヤニヤポイントでもありという感じですね。
ただでさえクウェンサーと過ごす時間が少ないミリンダにはちょっと同情してしまいますが、姐さん可愛すぎだろ常考w
王道のギャップ萌え美味しいです♪
「命令されてぇ!願望」が「守ってやりてぇ!願望」に変わる時、真のヒロインが生まれる…かもw
とりあえず、チラ見えするガーターベルトのエロさが異常で僕はもう…!

クウェンサーとヘイヴィアの女性キャラとの絡み率の違いがメタ的なネタとして仕込まれているのも、シリーズファン的にツボりました。
何やかやと言いつつ、婚約者がいる時点でヘイヴィアさんマジリア充!という説もあるかとは思いますが、クウェンサーのひらめきの裏にはヘイヴィアの地道なサポートがあればこそという場面も多いだけに、ボヤきたくなるのも判りますw
ただ、新キャラのロイスは今後も重要な役回りになってくれそうですし、彼の華々しい活躍が見られる日も近いに違いない!と期待して待つのが良さそうですね。

日常的に戦争が行われている世界が舞台だけに、巨悪を倒してエンディング!と簡単に事は運ばないでしょうし、まだまだ先は長そうですが、ふたりにはハードな日常の中でも心の余裕とユーモア精神を失わずに、うまく折り合いをつけながら戦い続けて行って欲しいと思います。


気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
発売していたとは… (田中)
2011-09-17 20:48:02
ヘヴィーオブジェクト発売していたんですね

ありがとうございます

明日にでも書店に走りたいと思います
返信する
>田中様 (gurimoe)
2011-09-18 00:52:08
・お役に立てて何よりです♪
発売日に予定通り買い揃えたつもりでも、家で確認してみると1,2冊買い忘れていることが多い私ですが、ヘヴィーオブジェクトは平台に占める割合が多かったので見逃さずに済みましたw
未読時に当ブログ記事をお読みいただく時はネタバレにご注意下さいませ♪
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