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聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)5巻の感想レビュー(ライトノベル)

2009年03月25日 00時32分28秒 | ライトノベル・小説
MF文庫Jのラノベ、『聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)』(三浦勇雄先生原作、屡那先生イラスト)の5巻が発売中です。
コミック化&アニメ化目前という事で話題性も高いですね。

表紙は劇中で身に纏うことになる騎士装備が凛々しいセシリー。
とある理由でアリアではなく槍を手にしているこの姿は、まさに戦乙女といった感じですね。

『Sacrifice』というサブタイトルがつけられた今巻では、いよいよ『聖剣の鞘』という言葉の謎が明らかに。
セシリー、ルーク、アリア、リサそれぞれの日常エピソードから始まっていたので、今回はあまり物語自体は進まないのかと思っていたのですが、要所要所で張られた伏線がラストのエピソードで一気に収束する演出が見事でした。

ヒロインであるセシリーを筆頭に、思いこんだらひたすら真っ直ぐ!な性格のキャラが多い本作ですが、今までの事件を教訓にして少しずつ、着実に成長している様子がうかがえます。
特にルークの成長っぷりは必見!
(*^-^)b
ヴァルバニルを倒すための聖剣作りの面でも、セシリーに対する想いの面でも、ひと皮向けた彼の様子が頼もしいです。
今までも、セシリーへの気持ちは十分態度からにじみ出ていましたが、実際に口に出して直接伝える事の大切さというものもあるはずですからね。
全てを包み隠さず話したという訳ではありませんでしたが、ルーク自身の頭の中で語られたセシリーへの純粋な想いは、正に青春一直線!という感じの、気持ちの良いものだったと思います。

3巻のあの衝撃的なイベント(アニメ版ではどう表現されるのか気になります)の後、まだ男性に対する苦手意識が心に残っているセシリーですが、ルークにはこれからもそんな彼女を守り続けていってあげて欲しいですね。
魔剣精製のリスクが解決していない上、敵国側の動きもますますきな臭くなってきており、まだまだ困難が山積みですが、心身ともに支え合いつつ、真っ直ぐ前へと突き進んでいくハズの2人をこれからも応援していきたいと思います。

気になった方は是非、書店でチェックしてみて下さいませ。
アニメ版への予習用として、1巻からまとめ買いするのもオススメです。
(b^-゜)




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