ファミ通文庫のラノベ、『偉大なる大元帥の転身 出直し召喚士は落第中』(竹岡葉月先生原作、ともぞ先生イラスト)が発売中です。
表紙は、主人公のケータとヒロインのイリス。
落ちこぼれと優等生の凸凹コンビなふたりがどうやって絆を育んでいくのか楽しみですね。
それはともかく、おっぱいヒロイン(・∀・)イイネ!!
お話的には、異世界ディルスマグナに召喚された主人公のケータは、自分の命を救い、力を与えてくれた美少女魔王・フードゥーの腹心として働くことに。
魔王軍全軍を任された大元帥『黒仮面のヴェーレス』と恐れられた彼でしたが、とある事情でその魔力を封印&元の世界へ帰るべく召喚学院の学生になったものの、何の因果かかつて自分が支配していた城の調査隊に抜擢されてしまい……という異世界召喚ファンタジーラブコメ展開です。
竹岡先生の前作『パナティーア異譚』シリーズは異世界へ召喚された主人公が勇者となって世界を救った後のお話だったわけですが、今度は魔族側であと一歩まで人類を追い詰めた大元帥になるという設定がファンとして面白かったですね。
召喚モノ自体は人気ジャンルとして確立されて久しいですが、いわゆる悪者側というだけでなく、その業務を引退した後、さらに人類側のしがない学生に身をやつしたところからスタートというひねり方は珍しいかなと。
元最強から最弱レベルにジョブチェンジというと、かなりストレスを抱えてしまいそうな気がしてしまいますが、とあるショッキングな出来事でやさぐれてしまわざるを得なかった彼の心情を考えると、多少強引に開き直ってでも新たな目標に向かって突き進むのは悪くなかったと思いますし、若者らしい未熟さや不器用さが感じられて微笑ましいかも。
流石に、人間と戦うことに忌避感というか、もう少し葛藤があっても良かった気がしますが、そのあたりは今後の掘り下げがあるかもですし、異世界へ投げ出された途端に死亡という強烈な大イベントに遭遇してしまったことで、色々人生観が変わっても仕方ないところかと。
個人的には、フードゥーとのラブコメ絡みで色々覚悟をキメた!みたいな方向でまとめて頂けるとテンションが上がるのですが、関わりは深いながらも恋心とまでは認識していないっぽいレベルの微妙な関係なのでやや早計かしら。
本作における召喚術の設定は、世界観と絡めて分かりやすく解説されていましたし、未来のエリート騎士を目指して腕を磨く学生たちと、何故か召喚術の実力が上がらないケータとの人間関係がどう変化していくのか?という流れが学園青春モノらしい紆余曲折を経て語られていくのも説得力が高くて良かったです。
最初は嫌なやつと敬遠、あるいは初めから交流自体を避けていた相手も、腹を割って話してみたら意外といいやつだった!的なノリは、変化だけを見るとややご都合主義的ですが、ともに生命の危機的状況下に追い込まれたことでくだらない見得や利己的なプライドが無くなり、偏見を捨ててお互いに協力し合える間柄に……という流れはとても自然で心温まりました。
わかりやすい大人の悪人がいた事や、実はケータ自身に奥の手があることがほぼ確定的だったことで、今回の事件解決までの意外性はあまりありませんでしたが、ぶっちゃけ、この巻全体がプロローグという前提で見ると丁寧で良い展開だった思います。
ケータが落ちこぼれである理由もきっちりオチがついていましたし、それを踏まえて今後どういう進路をとることになるのか楽しみ(*´∀`*)ポワワ
ラブコメについては、メインヒロインをイリスと捉えるかフードゥーと捉えるかで雰囲気がガラッと変わってきそうですが、天才純朴なライラはもちろん、猫耳メイドなミーケルウスの存在もあって、ハーレムは着々と建設されているご様子。
とりあえず、フードゥーのお尻のラインがエロ過ぎィ!(重要)
ケータの正体バレがどのタイミングになるのかも含め、恋の鞘当てに期待ですね。
男性キャラが揃って美形&美少年なので、なんちゃってBL展開が加わってもそれはそれで面白そうですが(お
気になった方は、是非チェックなさってみてくださいませ。
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表紙は、主人公のケータとヒロインのイリス。
落ちこぼれと優等生の凸凹コンビなふたりがどうやって絆を育んでいくのか楽しみですね。
それはともかく、おっぱいヒロイン(・∀・)イイネ!!
お話的には、異世界ディルスマグナに召喚された主人公のケータは、自分の命を救い、力を与えてくれた美少女魔王・フードゥーの腹心として働くことに。
魔王軍全軍を任された大元帥『黒仮面のヴェーレス』と恐れられた彼でしたが、とある事情でその魔力を封印&元の世界へ帰るべく召喚学院の学生になったものの、何の因果かかつて自分が支配していた城の調査隊に抜擢されてしまい……という異世界召喚ファンタジーラブコメ展開です。
竹岡先生の前作『パナティーア異譚』シリーズは異世界へ召喚された主人公が勇者となって世界を救った後のお話だったわけですが、今度は魔族側であと一歩まで人類を追い詰めた大元帥になるという設定がファンとして面白かったですね。
召喚モノ自体は人気ジャンルとして確立されて久しいですが、いわゆる悪者側というだけでなく、その業務を引退した後、さらに人類側のしがない学生に身をやつしたところからスタートというひねり方は珍しいかなと。
元最強から最弱レベルにジョブチェンジというと、かなりストレスを抱えてしまいそうな気がしてしまいますが、とあるショッキングな出来事でやさぐれてしまわざるを得なかった彼の心情を考えると、多少強引に開き直ってでも新たな目標に向かって突き進むのは悪くなかったと思いますし、若者らしい未熟さや不器用さが感じられて微笑ましいかも。
流石に、人間と戦うことに忌避感というか、もう少し葛藤があっても良かった気がしますが、そのあたりは今後の掘り下げがあるかもですし、異世界へ投げ出された途端に死亡という強烈な大イベントに遭遇してしまったことで、色々人生観が変わっても仕方ないところかと。
個人的には、フードゥーとのラブコメ絡みで色々覚悟をキメた!みたいな方向でまとめて頂けるとテンションが上がるのですが、関わりは深いながらも恋心とまでは認識していないっぽいレベルの微妙な関係なのでやや早計かしら。
本作における召喚術の設定は、世界観と絡めて分かりやすく解説されていましたし、未来のエリート騎士を目指して腕を磨く学生たちと、何故か召喚術の実力が上がらないケータとの人間関係がどう変化していくのか?という流れが学園青春モノらしい紆余曲折を経て語られていくのも説得力が高くて良かったです。
最初は嫌なやつと敬遠、あるいは初めから交流自体を避けていた相手も、腹を割って話してみたら意外といいやつだった!的なノリは、変化だけを見るとややご都合主義的ですが、ともに生命の危機的状況下に追い込まれたことでくだらない見得や利己的なプライドが無くなり、偏見を捨ててお互いに協力し合える間柄に……という流れはとても自然で心温まりました。
わかりやすい大人の悪人がいた事や、実はケータ自身に奥の手があることがほぼ確定的だったことで、今回の事件解決までの意外性はあまりありませんでしたが、ぶっちゃけ、この巻全体がプロローグという前提で見ると丁寧で良い展開だった思います。
ケータが落ちこぼれである理由もきっちりオチがついていましたし、それを踏まえて今後どういう進路をとることになるのか楽しみ(*´∀`*)ポワワ
ラブコメについては、メインヒロインをイリスと捉えるかフードゥーと捉えるかで雰囲気がガラッと変わってきそうですが、天才純朴なライラはもちろん、猫耳メイドなミーケルウスの存在もあって、ハーレムは着々と建設されているご様子。
とりあえず、フードゥーのお尻のラインがエロ過ぎィ!(重要)
ケータの正体バレがどのタイミングになるのかも含め、恋の鞘当てに期待ですね。
男性キャラが揃って美形&美少年なので、なんちゃってBL展開が加わってもそれはそれで面白そうですが(お
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