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落ちこぼれの竜殺し1巻の感想レビュー(ライトノベル)

2012年10月21日 14時55分19秒 | ライトノベル・小説
富士見ファンタジア文庫のラノベ、『落ちこぼれの竜殺し1 』(橘ぱん先生原作、呉マサヒロ先生イラスト)が発売中です。
表紙はメインヒロインの弓美香。
上品な佇まいとは対称的に、出るところは出てくびれるところはくびれた抜群のスタイルに目を奪われてしまいますね。
はじめから主人公の零士一筋!なところも好印象で、年上好きには堪らない♪

お話的には、竜との戦いで滅ぼされかけつつも、彼らと戦う為の兵器『竜鱗機(プラウダー)』の力でかろうじて勝利を収めた人類。
数年後、竜の再来を危惧する一部の人々によって設立された、戦士の養成機関『健速学園』へと入学した学内最下位落ちこぼれの新入生・零士は、入学早々、二年生でトップクラスの成績を誇る才媛・弓美香直属のチームへとなぜか配属させられることに…という学園ものボーイ・ミーツ・ガール展開です。

アニメ化で人気の『だから僕は、Hができない。』の橘先生の新シリーズということで、かなり過激なエロメインの展開になると思いきや、意外なほど正統派の王道バトルアクション作品に仕上がっていたので驚かされました。
僕Hが青年誌向けなら、竜殺しは少年誌向け、という感じですね。

正確には、ラッキースケベや据え膳といった諸々のイベントはしっかり押さえつつも、世界観の説明や竜鱗機での特訓シーンの描写に力が入っているので、シーンごとのメリハリがついているという感じかと。
キャラ毎に「純愛+お姉さまならではの誘惑」、「裸系イベントを含む直接的なエロス」、「姉妹百合+ドS」といった具合に担当が分かれているのがポイントで、キャラの個性付けにも一役買っている感じですね。
特に、裸担当のレティシアは、読者的なサービスシーンでは弓美香以上に大活躍なので人気が出そうかなと。
僕Hのリサラが赤い草原だったのに対して、彼女はパ◯◯◯(自主規制)をモロに見られるとか(・∀・)ニヤニヤ

序盤ということで、敵となるキャラクターは割とスタンダードな悪役(エミリーは良ツンデレキャラだったのでもうちょっとイラストや出番が増えてほしいのうw)でしたが、チーム内での役割分担と連携の重要性が丁寧に描かれていたので、読み応えがありました。
零士が完全にお荷物状態ということもあって、はじめはソリが合わなかったレティシアとの間にも、特訓を通じて連帯感や信頼が生まれ、有能な指揮官である弓美香の指示の下、各員が適材適所で力を振るえる様になる流れは説得力がありましたし、だからこそ、いざというピンチの時には、零士が弓美香を守るために最優先で駆けつけるというヒロイズムも増していたと思います。

零士に何らかの凄い能力が隠されていることは、伏線というより大前提の設定として序盤から匂わされているわけですが、彼が今後どのような過程を経てその力を目覚めさせていくのか、そして弓美香を守る騎士として立派に戦っていけるのかを見守って行きたいですね。
国家同士の駆け引きや、竜側の思惑についても設定的に根が深そうですし、単なる学兵養成ものに留まらず、やがては人類の存亡をかけるような大きな戦いへと発展していきそうで楽しみ。

いわゆるISのブレイク以降、美少女たちが空を舞って戦う系の学園ハーレムものに対する読者需要は高まっていると個人的に思うのですが、同じくファンタジア文庫の『デート・ア・ライブ』、本家MFの『学戦都市アスタリスク』や『星刻の竜騎士』、電撃なら『やがて魔剱のアリスベル』といった作品が好きな方には、特にオススメ出来るのではないかと。


気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。


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