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僕と彼女のゲーム戦争 ゲーマーたちの日常の感想レビュー(ライトノベル)

2014年03月13日 18時59分43秒 | ライトノベル・小説
電撃文庫のラノベ、『僕と彼女のゲーム戦争 ゲーマーたちの日常』(師走トオル先生原作、八宝備仁先生イラスト)が発売中です。
表紙はまさかの連邦軍女性兵…のコスプレをした鷹三津さん…というか、背景がガンダムとガンキャノンとかテンション燃え上がって(゜∀゜)キタコレ!!コレは良いものだー!

お話的には、サブタイトルに“日常”とある通り、ゲーム毎に綴られた短編集構成になっています。
よく考えたら、シヴィライゼーションにしても、アーマード・コアにしても、ガンオンにしても、戦争絡みなので、尚更ゲーム戦争というタイトルにぴったりという感じですね。
毎巻が現代遊戯部の日常記録といった趣の本シリーズなので、違和感なく楽しめると思いますし、むしろ本編のほうで天道さんとの関係がややこしくなる前のエピソードばかりなので、そういう意味で気楽に読むことが出来るかと。

プレイしたことのあるゲームについてはもちろん、未プレイのゲームであっても、実際に遊んでいる様な感覚で情景を思い浮かべる事が出来るのが本作の魅力なわけですが、アクションだけでなく、動きが地味になりがちなシミュレーションやダンジョンゲーを題材にしつつ、あるあるネタを仕込んで笑わせてくれるのが面白かったです。
チャットや直接的な声掛けも含んだ他プレイヤーとの駆け引き&協力プレイで相手チームを出し抜く!!というのは、CPU相手のシングルプレイでは楽しめない要素なわけで。
更には、一緒に遊んでくれるのが美少女ということで、男性ゲーマーにとっては理想郷そのものですね。
“勝ち至上主義ではないけれど、やるからには本気で勝ちに行く”プレイスタイルなので、ギスギスしないのも良い感じかと。

知識面ではそれほどながらも、特殊能力で意外と勝率が高い&上手いプレイヤーから一目置かれる岸嶺くんですが、本編のバトル以外でもちょこちょこ駿河坂のメンバーと対戦してたとか、これは羨ましい掘り下げでござるなぁw
ファミコン世代からのゲーマーとしては、ネット環境さえあれば、遠くはなれていても一瞬で同席できるというあたりに現代のゲーム環境の進歩を感じてしまいますが、日頃から好敵手達と鎬を削り合っているからこそ、本番の大会で良い成績を収められたという部分もあるでしょうし、新しい敵ともゲームを通じて友達になり、ますます輪を広げていくという一種の理想が実現されていて心温まりました。
完全に面識がないのと、実際に大会でリアルで会ってからとでは、気持ち的にだいぶ違うとも思いますが、部活としてゲームを通じて交流を深めていくというのは意義があると思いますし、頼もしい戦友としてヒロインズとの絆を深めていけるのも大きいかなと。
ゲームに熱中するあまり、思わずガードが甘くなってしまう(性的な意味でw)のはご愛嬌というか、ご褒美なので、もっとイラスト追加でバンバンやってくださっても良いのよ(土下座)。

電マガで連載された短編の文庫化ということで、少しブーム期と時間が空いてしまっているのは勿体無くも仕方ないところですが、時節柄、アーケードで電撃文庫キャラが参戦する格ゲーも出ますし、プレステ4も発売されましたから、これからもハードを限定せず、最新ゲームにガンガン取り組んでいって欲しいところですね。
といっても、レトロゲームも上手く公式試合に組み込めるのは本編で保証済みですし、温故知新の心構えでゲームに取り組みつつ、いろいろ波瀾万丈となりそうなラブコメでも岸嶺くんの活躍に期待したいところです。


気になった方は、是非チェックなさってみてくださいませ。

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