ざらざらの口でキャロリング

今日は夕方から入院および施設入所の患者さん方のために
食堂でキャロリングをおこなった。

“キャロリング”とは、クリスマスソングを演奏したり歌ったりすること。
リハドクターの発案・企画で、20名以上の職員有志が集まった。
半数はクラリネット、フルート、バイオリン等の楽器を持ち寄り、
私はできる楽器がなかったので、コーラス隊に参加。

誰もが知っているクリスマスソングを６曲、皆で演奏して歌った。
ＳＴの企画で、数名の患者様にハンドベルの演奏もお願いした。
３週間ほど前から週に１回程度練習をして、今日の本番を迎えた。

私の隣には、同じＳＴのＫさん。
某有名劇団の元女優さんなので、歌はすっごく上手。
声が響き渡り、隣で歌っていると、
Ｋさんの声を、まるで自分が歌っているかのように感じて
非常に気分が良かった


ところで、昨日から口の中がざらっざら
ゼローダの影響か？もう飲み終えて２週間が経とうとしているが。
舌の先も切れて痛い
口内炎はできていないようだけど、唇の内側、頬の内側、
口の中全体がざらざらなのだ。
物を食べると、よけいざらざら感が強まって、気持ち悪い。

ゼローダの影響は尾を引くな～

写真は去年の横浜ランドマークタワーのツリー
今年はイルミネーションひとつも見なかったな(涙)

にほんブログ村

にほんブログ村

主治医に電話→８クール目は延期

火曜日に主治医のＴ先生に電話をして、
「今回の副作用はとてもきつかったので…」と言いかけたら、
すぐに「あ、じゃあ、間を空ける？」と返ってきたので、
21日（明日じゃん！）の予約は取り消して、１月の半ばにしてもらった。

この２～３日でずいぶん体が楽になり、少しはてきぱき動けるようになったし、
この間まで夕方になると気分が落ち込んで仕方なかったのが（うつ状態？）、
ようやく夕食もあれこれ作る気が出てきた

私も単純なもんだから、ほとぼりがさめると
「ま、最後だし、エルプラットうってやってもいいかな」なんて一瞬思うけど、
あの吐き気と針刺しの刑を思い出すと、やっぱりひるんでしまう。

今は、左足の小指と右足の親指に見たこともないくらい大きな水ぶくれができ、
歩くと痛くて仕方がない。

よ～く見ると、水ぶくれの上にまた新たな水ぶくれができてるー
これじゃあ、親ガメの上に子ガメをのせて～ってやつだわ。

にほんブログ村

にほんブログ村

なんだか「あ～あ・・・」の７クール目

７クール目、終わりました。

でも、ゼローダの内服14日までなのに12日でやめた。
両足の指に水泡ができてしまい、右手の指も皮がめくれて悲惨だったから。
手足症候群が出たらゼローダはストップしてよいと
主治医から指示が出ていたのに従った。うん。

今回は14日（金）の昼までムカムカが続き、
毎日ほとんど昼食は食べられなかった。
夕食はふつうより少なめにして食べられたんだけども。

13日の朝など、出勤途中の運転中に吐き気に見舞われ、
赤信号で止まった時に慌てて吐き気止めの薬を出そうとするんだけど、
とにかく手足症候群で指先が痛くて、タブレットの殻から出せない
１つめの赤信号は間に合わず発進、次の次の赤信号でやっと飲めたけど、
薬を出すことに夢中になっていたからか、
飲んだ時には吐き気は止まっていた（ま、そんなもんだよね）

今回は、末梢神経障害が一番つらかった
好きな編み物ができず、毎晩の料理もほとんどできなかった。
パチっと開けるタイプの瓶のふたは全然ダメ（回すタイプは何とかOK）。
とにかく薬を殻から出すのが本当に痛くてできなかった。
ボタンもかけはずしが難儀した。
夫には気軽に何でも頼んでいたが、職場の人には頼めず、
ってか、リハビリ・スタッフである人間が自立心を捨ててどーする？
っていうプライドもあり。


抗がん剤治療が専門の腫瘍内科医sho先生のブログに
抗がん剤の効果や使い方について書かれてあり、エルプラットについては
「ぎりぎりまで我慢したあとでは、治療を休んでも
そのしびれは一年以上持続する可能性が高いし、
下手をするとずっと改善しない場合もたまにある。」
とあり(11月25日の記載)、他のサイトでも医師が
「一生消えないこともあるから、無理はしないように」と述べているのを見た。

そして、抗がん剤の副作用と効果の関係についても
「はっきりいうと副作用の強さと効果の直接の関連はない。
―中略―　副作用があった方が投与した抗がん剤が
それなりに作用している間接的証拠として医療側が考えたくなるわけだ。
ただし、副作用がほとんど無くて、劇的な効果を発揮する患者さんは珍しくない。」
だから、副作用はないほうがよいに決まっているのだ。


前回の日記に、ブログ仲間からとても貴重なコメントを頂いたが、
それも併せて読んで、私は徐々に決心が固まりつつある。

まず今月は21日に８クール目開始の予定であるが、それはやめて、
腕の血管痛がもっと軽減するまで休止し、
最後の８クール目はゼローダの内服だけにしてもらうことを
主治医に相談することにしようと思う。

にほんブログ村

にほんブログ村

今回は打ちのめされました

今回の抗がん剤の副作用は本当にキツかった。

11月30日（金）にエルプラットを右腕に点滴。
土日は連日ムカムカ感と嘔吐反射があり、吐き気止めをたっぷり服用。
末梢神経障害がことのほか強かったことは前回の日記にも書いたが、
今回は、月曜の夜から二日間、胸・背中・首・・・そして顔まで痛くなった
腕の血管痛のようなズキズキする痛み。神経痛というのだろうか。

結局、月曜だけでなく、火曜の午後と水曜の午前中も休んでしまい、
先週は休んでばかりだった。
しかも、水曜の午前中は突然の吐き気で。
急に休むことになったので、ＳＴ仲間が臨床を代行してくれて、
ＳＴ仲間にも患者様にも迷惑をかけてしまった

木曜日からようやく一日の勤務ができるようになり、
神経痛のような痛みも消えたけど、
まだまだ両手両足の指先のビリビリする痛みはつらい。
ブログ仲間のまるてぃんさんが「指先に針千本」と表現していたけど、
本当にそんな感じ。おおげさじゃなくて。
なんたって、職場のトイレの洗面台は水しか出ないから、手洗いが本当につらい


あと１回のケモセラピー。
「あと１回なんだから頑張れ」と励ましてくれる人が多いけど、
今回は精神的ダメージが大きく（かなり鬱々としてしまった）、
心身ともに打ちのめされた感満載。
主治医に、もうこれで終わりにしてもらう相談をしようと本気で考えている。

どうなんだろ？
この１回の治療の欠落が命取りになるのだろうか？

にほんブログ村

にほんブログ村

XELOX７クール目、副作用キツイ!!!（涙）

冬のXELOXがこれほどまでに過酷とは・・・


11月30日（金）にエルプラットの点滴に病院へ。
血液データでは、肝機能と白血球数がまた低下していたけど、
主治医は「これならまぁ別に大丈夫。」と。

左腕の血管痛が改善していなかったので、
この日は左腕で採血して、右腕（利き手）に点滴してもらった。

血管痛は左腕ほどではないものの、この寒さのせいだろうか。
とにかく両手両足の指先のしびれ、両かかとのしびれがひどく、
もうしびれを通り越して「針がたくさん刺さってる～」という痛み。

手袋をして、ストーブで手をあぶっても消えない。
お茶とかスープとか、温かいものを食べてようやく改善するけど、
この数日は食思不振と吐き気あり、体が温まるほど食べられない。


あろうことか、我が家は今最も頼りにしている暖房のエアコンが使えない。
マンションの大規模修繕工事で、バルコニーにあるエアコンの室外機を取り外されているのだ。
で、今は小さな電気ストーブだけが頼りで、あとはひざ掛けや猫を抱いて暖を取っている

でも、両足首の裏にホカロンを貼ると、だいぶ違うみたい。
手指はなんとかならないかな。
カップや、スプーンなど食器も冷たくて持てないし、
手袋をすると感覚が鈍くて物を落としてばかり。


ああ、あと１クールで終わりなんだけど、
もうこれで勘弁してもらおうかと思ってしまう。
あるいは、８クール目はゼローダの内服だけ、とかね

寒くなったとたん、毎晩添い寝してくれる猫

にほんブログ村
にほんブログ村