自業自得の結腸癌

菌状息肉症と結腸癌、2つも癌を抱えちゃったけど、病気のおかげでかえって人生が豊かになった気がするよ。

検査結果:術後2年未満の再発の心配

2014-02-22 | 検査



今週はカウンセリングに始まり、
先日の腹部エコーの結果を聞く診察、
左奥歯のブリッジの仕上げのための歯科受診と、
緊張で心が疲れた一週間だった。

腹部エコーと血液検査の結果は
「再発もなく異常なし」とのことだったが、
今回はこれまでになく不安な結果待ちだった。

術後2年を目前に再発してしまった方のブログや、
ある癌の術後8年も元気でいたのに、また別のガンで手術した友人、
このブログ村でも再発・転移に苦しむ方が何人もいる。

私もしっかりリンパ節転移があったから、
何か転移の芽が出るとしたらそろそろかな、
と最近ずっと考えていた。

いつもは検査後の診察も「自分は大丈夫」と、
別に根拠はないのだけど、なぜか“大丈夫”な自信。

でも、今回は不思議と大きな不安と胸騒ぎのような
心がざわついて落ち着かない感じがあり、
「嫌な予感がする」とずっと思っていた。

3ヶ月ごとの診察、ここ2回は主治医不在で知らない先生の代行。
今回、半年ぶりに主治医K先生の診察だった。
「今回も大丈夫!嫌だろうけど、術後5年までは必ず検査を受けてね。」
と言われ、4月に胃カメラと造影CT、6月に大腸カメラの予約。


家に帰ってからじっくり血液検査結果のシートを見た。
腫瘍マーカーであるCEAは3.1(昨年10月は2.3)、
CA19-9は18(昨年10月は20)。
それより嬉しかったのは、中性脂肪が71→56に落ちていたこと。
菜食にする前はずっと100以上あった。
腎機能はもう数年前からやや低下気味なんだけど、
それ以外はすべて正常範囲の数値で、
これは結腸癌の術前よりとても健康的な数値だ。


あとは心の体力をつけ、日々を「楽しい」と感じて過ごしたいな。
気付くといつも何かを心配したり後悔したり。
この数日、胃がシクシク痛いのは、
検査結果の心配のせいだと思っている。



にほんブログ村 病気ブログ 大腸がんへ
にほんブログ村



コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カウンセリングを受けました

2014-02-17 | 日記


昨日晴れて暖かかったおかげで、歩道の雪もかなり解けたものの、
朝はやはり気温が低いからところどころ凍っていて、
滑らないようかなり注意深く歩いたから、
なんとか滑らずに職場にたどり着いたのに、ブーツが濡れていて、
建物の中に入ってから、思いっきり滑って転びました~

腰の左側を打って、「いったぁ~」となったけど、
分厚いコートを着ていたし、打撲痛も残らず、大丈夫みたい。


ところで、私は最近、生まれて初めてカウンセリングを受けた。


どうにもこうにも自分の性格や行動が自分自身を追い詰めて、
とても生きづらいとずっと思ってきた。
この自分の性格が癌を2種類も発症させたのではないかと思っていて、
そして、このままでは必ず再発ないし転移するのではないかとも思っていて。

性格は変えられなくても、もう少し楽に生きられるように
ストレスマネジメントを学ぼうと思って。


インターネットでカウンセラーを探してみた。
首都圏にはたくさんたくさんカウンセリングルームがある。
さて、どうしよう・・・?


でも、やはりピン!とくるサイトに出会えるものだ。

「持って生まれた質や気質というのは変える事ができなくても、
その量やバランスは変える事が可能なのです」


という行に目を惹かれ、一人のカウンセラーさんに会いに行った。

初回は、まだ私自身を知ってもらうだけの面接。
2回目からは本格的に自己改造に取り組む。

なんだかこの年になって今さら・・・とも思うんだけど、
よっし~さんのブログにもあるように、
これも自分にとっての終活の一つなんだな、と。
残された時間をできるだけ快適に、ハッピーに生きたいもの



にほんブログ村 病気ブログ 大腸がんへ
にほんブログ村




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪のバレンタインデーと誰にもあげないガトーショコラ

2014-02-14 | 日記


この前の雪がまだ解けきらないうちに
今日はまた大雪

仕事も開店休業状態だし、上司が「帰っていいよ」というので
時間休を取って、買い物して帰ってきちゃった。




今日はバレンタインデーなんだけど、私の誕生日。
昨夜、mixiのお友達が何年ぶりかでメールをくれて、
「俺は元気です!」と書いてあったので、
おそらく私の病気のことは知っているかと思い、
「私はもう片足棺桶に…」と返信したら、
「片足で良かったぁ。だったら会えるよね(笑)」
と返ってきたので思わず吹いちゃったアハハ


ふと思いついて、焼きました。ガトーショコラ
夫はストイックに糖質制限をしているから食べないだろうし、
そればかりか、糖質ががんを促進する強い因子であると主張して
私が米・パン・パスタ・お菓子を摂ることをとても嫌がるので、
これはこっそり自分一人で食べます

 




にほんブログ村 病気ブログ 大腸がんへ
にほんブログ村



コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

抗がん剤と歯科治療

2014-02-08 | 抗がん剤の副作用


抗がん剤治療中の歯科治療のこと。


私はおととしの夏頃、抗がん剤治療中に右奥歯が痛くて歯科にかかった。
ちょうどXELOXの休薬期間を狙って、副作用が軽い時を選んでかかったのだ。

XELOXの副作用では、冷刺激に針を刺されたかのような痛みがあるから、
もし歯を削ることになって、口の中に水をまきながら削られても・・・と。


そしたら、痛む歯は虫歯だったんだけど、その反対側の歯のほうがもっと悪くて
「抜いたほうがいいです」と言われ、ものすごくびっくりした。

だって、ぜんっぜん痛くないんだよ

レントゲン写真を見ながら歯科医曰く、
「治療でかぶせた下が虫歯になって、上顎洞から副鼻腔まで炎症が起きている」と。

私が「抗がん剤治療中で血小板も減少しているから出血するような処置は受けたくない」
と伝えたら、「外科の先生に抜いてもいいか聞いてみて」と言われ、
“普通、書面で歯科医から外科の主治医に問い合わせるだろーが”と思いながら
外科の主治医に聞いたら「いいんじゃない?」とあっさり言われ・・・。

私にしてみれば、確かにレントゲン上は炎症が起きているのかもしれないけど、
まったく痛みもないし、歯科医が言う「鼻から膿が出る」なんてまったく無いし、
こんなにいとも簡単に歯を抜いてしまうのだろうか?という疑問があった。

でも、歯科医は「抗がん剤治療中だから白血球も減少して感染しやすいし、
ばい菌が入ってはもっと大変なことになる」と言うので、
その時は痛くなかったけど、次の抗がん剤コースが始まる前に抜いてしまえば、
余計な心配が一つ減るかとしぶしぶ歯抜けババアになった。


その後、やっぱり奥歯が抜けたままだと噛むのに不便だし、
歯を入れなければ・・・と思いながら、その歯科医はちょっと変わっていて、
言葉を交わしてもこちらの意図が伝わらずにコミュニケーションがとりにくいし、
無表情で、会話をしても心が通わないところが、私としては不安で不快なので、
別の歯科を探そうと思いながらかれこれ1年半以上歯抜けのまま経過してしまった。

そして、つい最近、ようやく職場の信頼している人から「○○先生ならお勧めよ」と
情報をもらい、ネットで調べたら、偶然私の自宅のすぐ近くで開業している先生だったので、
予約を取り、勇気を出してかかってみた。

そこは新しいビルの斬新な診療室で、診察台に座ると
患者の眼前に電子カルテが見えるようにセットされていて、
でかでかと映し出されたレントゲンには、治療だらけの歯が~
しかも歯並び悪くて、恥ずかしくて見てられない。

先生も歯科衛生士さんも、本当に親切で説明が丁寧。
麻酔の打ち方も前の歯科医と全然違って優しくて痛くない。
治療の手際の良さも素晴らしい。
患者の負担が最小限で済むようにと、いろいろ気を配ってくれているのがよくわかる。

患者側からの話にも非常によく耳を傾けてくれるので、
ついつい私は「本当に抜かなければいけない歯だったのか?」と尋ねてみたら、
「そのときの歯の状態が今となってはわからないので、それは何とも言えませんが、
抗がん剤治療中であれば、免疫力が落ちているでしょうし、
やはり炎症や感染を避けるのが最も重要だとすると
抜く処置にならざるを得ないことはあると思います」との返答だった。


そして、今回の歯科にかかった目的。
「抜いたあとに入れる歯をどうするか?」

これには3つの選択肢が詳しい説明とともに提示された。
さし歯(いわゆる入れ歯)、ブリッジ、インプラント。

私の既往歴で、2種類のがんにかかったことを考慮すると、
「インプラントじゃないほうがいいかもしれませんね」と言われた。
体内に異物(人工的なもの)を入れないほうが無難でしょう、ということらしい。

よかった。インプラントを勧められたらどうしよう、と思ってたから。
だって、あと何年も生きないかもしれないのに、数十万円も払う気にはなれないし。



今日は天気予報通りの大雪

つぐみに雪景色を見せてみた。
  



にほんブログ村 病気ブログ 大腸がんへにほんブログ村



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本日は腹部エコー&血液検査なり

2014-02-06 | 検査


今日は術後1年9ヶ月の検査を受けに行った。


腹部エコーと採血。
昨夜から「明日は朝食抜き」と何度も言い聞かせて。
採血を意識して、この3日間くらいはいつもより糖質もちょっと控えて。

腹部エコーはもう数回受けているが、
今日は真横を向いたとき、脇の下から脇腹にかけて
いつもより念入りに見られたような気がした。
しかも、あの体に当てる検査器具から
「ドブッ、ドブッ」という鈍く打たれるような感覚は今回初めてだったような…。

いや、本当にもう自分の記憶力に自信がないので、
もしかしたら毎回「ドブッ」と打たれてるのかもしれないけど。

「再発だったとしても、次はもう無治療を選択しようかな」とか、
「だったら、もう検査自体無意味だからもう受けなくてもいいか」とか、
そんなことを考えながらドブドブ打たれていた。


検査は8:40~と早かったので、10時前にはもう帰宅したけど、
昨夜の歯科治療の疲れもあり、午後はこんこんと眠った。

もう、ベッドが窮屈で・・・テヘヘ…幸せ




にほんブログ村 病気ブログ 大腸がんへにほんブログ村



コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする