自業自得の結腸癌

菌状息肉症と結腸癌、2つも癌を抱えちゃったけど、病気のおかげでかえって人生が豊かになった気がするよ。

夏の準備

2014-05-30 | 日記



昨夜は仕事の後、都内で研究会議。
帰宅したのは夜中の12時前だった

今日は、午後半日休みをもらい、こ~んなところで↓
 
一人、優雅にランチ。
たまには自分にご褒美。(…って、けっこうご褒美が多いような気もするが)


それから、美容院へ行って、ヘアカット&パーマ。
そろそろ暑くなってきたし、夏に向けて気分も変えたくて。
両眉が見えるくらいに前髪パッツンと切って、襟足は軽く刈り上げ、
そしてパーマをかけてもらったら、
『パーマをかけたイソノワカメちゃん』の出来上がり

多分にネガティブ思考の私は、こうしてささやかな気分転換が必要。


いつも私の髪を切ってくれるイケメンのスタイリストさんも「大腸がん」
彼は、内視鏡で切除できるくらい小さかったらしいが、
病理検査の結果は「悪性」。

私が来月大腸カメラを受けるので、今日の話題はもっぱら検査エピソード。
そのイケメンスタイリストさんは、自宅でニフレックを飲んで病院に行ったらしいが、
順番を待つ間、何の気なしにベンチから立ち上がった拍子に
「プリリリリ…」となり、慌てて着替えに帰ったそうだ
いやいや、笑っちゃ悪いけど。

私も自分ちならニフレックを飲めるような気がするけど、
そんなことしたら、オムツをして病院に行かずばなるまい。

ああ、白ねこさんがコメントに書いて下さった
「梅味の下剤1リットル」
が導入されていますように


昔、マザー牧場にいたモード系ヘアの羊


そして、今は亡きヅラヘアのアニー

いつも夕食時は、こうして自分も食卓についていた。



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ヒロインが大腸がんの映画

2014-05-30 | つぶやき


偶然テレビをつけたら始まったばかりの映画だったので、観た。

『私だけのハッピー・エンディング』


私は主役が病気で亡くなってしまう映画は基本的に見ない。
ましてや、自分も死に近づく病気となった今は、以前より敏感に避けているかも。

なのに、今回なぜ見ようと思ったかというと、「学びたかった」から。
大腸がんに侵され、余命いくばくもないと宣告されたバリバリのキャリアウーマンが、
どのように病気と向き合い、治療に専念し、近づく死を受け入れていくのかを知りたかった。


率直な感想は、、、
「ほとんど印象に残りませんでした。」

ヒロインのケイト・ハドソンの笑顔がチャーミングだということ以外は。

主治医と恋に落ちる過程も短く唐突なので、二人の間の恋愛感情や人間関係の親密さは伝わってこないし、
ヒロインが、最初は大腸がんを笑い飛ばし、だけど抗がん剤が効かず、
着実に死が近づくにつれ、諦めたり、取り乱したり、親友や家族に八つ当たりしたり…
という葛藤から最後は周囲に感謝しながら死を受け入れていく姿は、
ごくごく普通に想像がつく展開だけど、時間が短くて急ぎ足な印象が
悲しみも余韻ももたらさないといった感じで共感できなかった。

ああ、唯一感情が揺さぶられたのは、ヒロインが抗がん剤の副作用で苦しむシーン。
自分も体験したから、そこだけはちょっと胸が熱くなったな。
ヒロインが可哀想に思えたのと、可哀想だった自分を思い出して( ´艸`)


でも、今の私には印象に残らない映画で良かったのかな。
あまりシリアスで落ち込むことがなくてさ。


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瞑想どころではなかった

2014-05-23 | 日記


今週、ちょっと仕事が忙しかった。
正社員ではないゆえ、「残業はしないように」と言い渡されているけど、
そう言われても、終わらないのに帰るわけにもいかず。

いつもなら、早く帰りたいのにとイライラするところを、
今週は、幾度となく楽しかったオフ会のことを思い出し、
思い出しては仕事をし、また一息ついては思い出し。

そうして一週間の勤務を無事終えてホッとしている。


本当は昨日の夜ヨガに行く予定が残業で間に合わず、
今日は研修をサボって事務処理を急いでやったので、
なんとかヨガに行ける時間に職場を出た。

私は通常は“レベル1”というクラスの会員。
自分の登録しているクラスを休む場合は、他のクラスに振替が可能。
で、今夜のクラスは“Meditation(瞑想)”

「妄想じゃないよ。瞑想だよ~。」と心の中で一人ツッコミを入れ、初参加。


最初はシャバアーサナ(屍のポーズ)→簡単なストレッチ→再びシャバアーサナ。
イヒヒ~寝てばっかで気持ちいい~
(あちこちからイビキが聞こえてきた

シャバアーサナじゃ寝ちゃう恐れがあるから、
まさかこれで瞑想はしないだろうと思ったけど
(やはり寝たまま瞑想はしなかった)、
このあと呼吸法の説明があり、瞑想の時間となった。

スカアーサナという胡坐に似た座り方で目を閉じ、
右手の親指と薬指・小指で鼻の両側を押さえられるように添えて、
最初は薬指・小指で鼻の左側を押さえて右側の鼻腔だけで息を吸い、
息を吐くときは、親指で右側の鼻腔を押さえて左側で吐く。
しばらくこれを繰り返した後、今度は右側の鼻腔だけで呼吸。
次いで左側の鼻腔だけで呼吸。

これを10分以上続けただろうか。

パニック障害がある私は、ずっとスカアーサナでいることに発狂しそうになり、
瞑想どころか、呼吸もちゃんとできず(過呼吸になりそうな)、
こっそり足を組み替えること数回。

あああ~、、、修行が足りん
しかし懲りた。もう瞑想のクラスには出ん



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フツーに寝るのが一番幸せ~。
だからシャバアーサナが一番好き


イヒヒ~


クワーッ


そして瞑想中のコッコ






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名古屋でオフ会♪心のエネルギーをチャージした!

2014-05-18 | 日記



今日は待ちに待った大腸がんのオフ会。


快晴で、爽やかな空気の中を名古屋に向けて出発した
新横浜から名古屋までのぞみで約1時間20分。
近い。思ったより全然。あっという間に着いた。
富士山がすっごく綺麗だったわ


ちょっと早めに名古屋に着いてミケさんと待ち合わせ。
素敵なカフェでお茶して、そして会の場所まで連れて行って貰った♪

やっぱりドキドキするもんだ。
大腸がんブログ村でおなじみのブロガーさんも数人いらっしゃるとのことだったし、
コメントのやりとりをしたことのあるまっき~さんとは、特にお会いしたかった。

参加者の詳細は、ミケさんのブログでぜひ


不思議なもので、ブログ村に登録されているブロガーさんとは、
互いにブログで状況(今治療中だとか、元気にしているだとか)を知っているせいか、
初対面でもなんだか初めて会う気がしない。

着席と同時にすぐに病気の話が自然に始まり、
あっという間に盛り上がっちゃうのだ

最初のお店の2時間は気付いたら終わっちゃった感じだったし、
次に行ったカフェにも1時間半くらいはいたと思うんだけど、
まだまだ時間が足りなくて、充分にお話しできずじまいだった人も何人かいた。


もう手術から「8年経った」「9年経った」という希望の星ともいえる先輩や、
3回目の手術からまだ1ヶ月しか経過していないのにお元気な方、
つい2週間ほど前に手術をしたばかりの方、
これから(今月下旬に)手術を受ける予定の方、
同じ大腸がんでも本当にみな色々な経過、様々な事情…と、
つくづく闘病の大変さ、凄まじさを再認識せずにはいられない話をたくさん聞いた。

再発や転移を経験したとか、まだ抗がん剤の治療中だとか、
でも、みんな元気
私たち、まだまだイケる
そう思ったら、とても心が満たされたというか、
心のエネルギーをチャージできた感じがした


幹事のミケさん、本当にどうもありがとう
16名もの参加者との連絡、16名が入れるお店の手配、司会・進行etc.
このような会を企画して呼びかけて、
笑顔でさささーっと実現させるなんて、本当に素敵な方です

これから手術を受ける予定だというぶぅさん、横浜からそっと応援しています。
持ち前の体格と体力で術後を乗り越えて下さい。
よっし~さん、れもんさん、抗がん剤治療の効果と、
そして副作用が軽く済むよう祈っています。


みんな、みんな、本当に今日はどうもありがとう
横浜にも遊びに来てくださいね。


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残念ながら、今回のオフ会に参加できなかった方とも、
いつかまたお会いする機会がありますように。




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じゃあ、がんに勝つ食事とは?・・・初心に戻る

2014-05-17 | 食事療法


再び松永光明著『がんに勝つ食事負ける食事』を引用する。




「“人気の食事療法”には間違った部分が多いとはいえ、利点を持っているのも確かです。―中略―
結局、どんなにとんでもなく見えても、うまく結果の出た人には“素晴らしい方法”だし、
逆に、どんなに『もっともだ』と思っていても、自分や自分の周囲で
結果が出なければ、“真実”ではありません
。」

松永氏は自身の臨床経験から、
「よく食べる人で、偏食のない人は、たとえがんになっても、
それぞれの治療法によく反応する(=よい効果が出る)人が多い」、
「しかも副作用の出現が少ない」
という印象を持っているようだ。

そして「結論:玄米菜食は偏食!」と主張。

なんらかのがんの食事療法について考えるときの
「6つのポイント」として以下を挙げている。

その食事療法は、継続しても、生存するのに不利にならないか?
その食事療法は、健康な人に、新たな病気をもたらさないか?
「がんが必要とする栄養分をケチると有利だ」という間違った考えにとらわれていないか?
「がんと免疫」という対立構造で、事態を捉えているか?
健康な人ががんを防ぐ方法なのか、それともがん治療中の患者が
生き延びやすくなる方法なのか?
がん患者のほとんどが、ほぼ餓死するという現実を直視しているか?


結局、「バランス良く、いろいろなものをなんでも食べる」ということか。

ここで、私は昔、免疫治療の専門医のカウンセリングを受けたときに、
最後に言われた言葉を思い出す。
「がんに効くサプリメントなんてありませんよ。
大事なことは、バランス良くなんでも食べること。
産地も偏らず、いろいろな土地で採れた(獲れた)ものを食べて。」



なんだか、初心にかえった気持ちになって思い出しちゃった。



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