自業自得の結腸癌

菌状息肉症と結腸癌、2つも癌を抱えちゃったけど、病気のおかげでかえって人生が豊かになった気がするよ。

咳喘息の苦しみと薬の使い方

2014-09-14 | 体調・健康状態


苦しかった・・・この一週間。

この前の日曜日に喉に違和感があったんだけども、夕方買い物に出たり、普通に生活。
その夜から完全に喉が腫れて、「やられた~」という感じで、
漢方の桔梗湯(ツムラ138番)を服用し、
「明日は月曜だから仕事絶対休みたくないし」と祈るような気持ちで就寝。

月曜の明け方、あまりに喉が痛くて目が覚める。
隣で寝ているコッコに話しかけてみる。いかん、声がかすれて出とらん
もう潔く休むことに決め、メールで同僚3人に連絡する。
その一人から即座に「大丈夫。私たちが対応します。安心して休んで下さい。」と返信が来る。
感謝・・・


なんとか早く治したい、と薬箱を探りながらふと思う。
一昨年、抗がん剤治療中に風邪をひいたとき、抗生剤なしで桔梗湯だけで治した
今回も自分の治癒力を信じて、桔梗湯と安静と睡眠で治してみようかと。

・・・それが裏目に出た

月曜は、喉が腫れても熱はなく、夜には声も元通りになったので、
少し咳が出るけど、翌日マスクをして出勤した。
同僚たちが仕事を代わってくれて、この日も午後は休ませて貰った。
そしてこの夜から悪夢のような苦しみが始まった。

夜通し咳き込んで、ほとんど眠れなかったのだ。
でも、喉はもう痛くなくなったし、咳以外は何も症状がないので、
水曜日もマスクをして出勤したのだが、仕事中に咳が止まらなくなることがあったので、
この日も午後は休みを貰い、自宅近くで呼吸器内科を探し、受診した。


初めてかかったその医院は、とてもとても良いドクターだった
喘鳴がないので、「喘息」という診断には慎重になっているようで、
“桔梗石膏”という喉+咳に効く漢方、ツムラの“柴胡桂枝湯”(サイコケイシトウ)、
気管支拡張剤が少し入っているアストフィリン、
そしてやはり抗生剤で菌を殺した方が良いとクラリスを出してくれた。

やれやれ、と思い、その日の夜しっかり服薬して寝た。
・・・が、寝入りばなから咳が止まらず、夫に悪いからとリビングのソファに移動。
咳が止まりうとうとし始めるとまた激しく咳き込む。
体を横にしても咳き込むので、座って腕組みしたりして。
・・・・・一睡もできなかった

咳のし過ぎで頭痛もするし、背中から首がガッチガチに固まり、もうフラフラ。
木曜日も休みを貰った。
前日かかった呼吸器内科は木曜が定休日なので、ただただ自宅で休んでいるしかない。
昼間、少し眠れたらいいなと思ったけど、寝かかると咳き込むので眠れず。
その日の夜も私はリビングのソファに座り、腕組みをして(別に腕組みする理由はないけど)
うとうと→激しい咳き込み→猫びっくり→涙目で猫なでる→うとうと→咳き込み(以下、繰り返し)

金曜日も仕事を休んで、朝一番に呼吸器内科に。咳で眠れないことを訴えた
聴診ではやはり喘鳴なく、肺雑もなく。

そこで、喘息の診断法の一つである肺活量検査をすることになった。
普通の肺活量検査は、ゆっくり吐ききるので平気だったが、
肝心の努力性肺活量は、一気に息を吐くので、何度かやり直したけど咳き込んでダメ。

肺活量は、年齢平均をかなり上回り実年齢51歳だけど、「肺年齢42歳」だった(なにげに自慢)。

結局、「咳喘息かもしれないけど、どうかな。この薬が効いたら咳喘息だという治療的診断になっちゃうけど」と、
シムビコート吸入薬、テオドール、漢方の神秘湯を処方され、
帰宅後激しい咳き込みがまだ続いていたので、さっそくシムビコートを吸入した。

咳は止まった

そして金曜日の午後、何日かぶりに連続2時間眠れ、その夜もぐっすり眠れた。


抗生剤は副作用、耐性ができること、常在菌も殺してしまうこと、
いろいろ考えると服用しないにこしたことはないけど、
今回、最初喉に違和感を覚えた段階で服用していたら、咳喘息など起こさずに済んだのか、
もともとアレルギー性喘息があるから、風邪が引き金でどのみち喘息に至ったか?


ただ、これだけは言える。

「喘息もちは、風邪をひいてはならん」


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暑さ負け~

2014-07-13 | 体調・健康状態


金・土の暑さにやられたか

職場はもちろんエアコンが効いているけれど、通勤で汗をかく。
駅から職場までの徒歩12分の道のり。
朝は日差しを浴びて(日傘も帽子もキライ)直火焼き
夕方はたいてい何か急いでいて早歩き。

特に一昨日の金曜日は、仕事から急いで帰宅して、
それからまた車で都内の病院へ。魔の研究会議。
終わったのが夜中の12時前。家に着いたのが12時半過ぎ

日中、腰に違和感があったのが、会議の途中から明らかな痛みに変化
そして昨日からめでたく腰痛の再発で、
洗濯してしまってあったコルセットを取り出す。


腰痛とは別に、「何これ?」と過去に感じたことのないほどの倦怠感と眠気。
昨日も今日も、寝ても寝ても眠くてだるくて・・・。
疲れもあると思うけど、おそらく急に暑くなって体が慣れないせい。

抗がん剤やっていた夏のほうが気が張って元気だったかも。
まだ梅雨も明けてないのに、今からこれじゃ、先が思いやられるわ。


うだうだとしていた間、これ以上気が滅入っては
週明け出勤できないとイカン、と思い、
元気が出る音楽を探していた。

ハマる音を見つけた
⇒ LiLi
横浜出身のアーティストなんだけど、よかったらぜひ聴いてみて下さいな。



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体調は不調だったけど、精神的にあまり落ち込まずにいられたのは、
音楽のおかげ。LiLiのおかげ。




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忘れた頃に再発するんだな

2014-06-17 | 体調・健康状態



腰痛の再発
先週の大腸カメラ以後、疲労感がハンパなく、
とにかく毎晩変な時間に寝てしまうし、
朝起きたときにものすごい倦怠感なのだ。


今朝も「しんどいな~」と思いつつ、
にゃつらに水をあげようとかがんだ瞬間に
カクン」という感覚とともに腰に激痛が走った
そのまま腰を曲げたまますり足で寝室に行き、
急いでコルセットを出して腰に巻いた

腰をかがめ加減にしていれば歩ける。
まあ、「ギックリ」ってほどではないか。
「キックリ腰」程度かな。

そのまま出かける支度をしたけど、
なんにせよ、痛みと怖さで動作はノロノロ
いつもより2本遅い電車になってしまった。


職場にて。
いったん座れば、座っている分には痛みはないが、
立ち上がるときが痛くておっかなびっくり。
椅子から立ち上がっても体を伸ばせず、
しばらく直角お辞儀のまま様子を見て、
それからそ~っと上半身を立ててみようとするんだけど、
直立は痛くて、浅い角度でお辞儀をしたまま小股すり足でゆっくり歩く

今日は時間休を貰って15時に職場を退出。
買い物して、帰って洗濯して、夕食作って、
ようやくいつもの夕食時間に食べることができた。

今日の仕事のいくつかを明日に回したけど、
明日はもともとスケジュールぎうぎうだから、
いったい何時に帰れるのやら・・・


しゃがまずに、膝を伸ばしたまま屈んだ自分が悪い。
やっぱり自業自得。



人の気も知らずに水を飲むにゃつら



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出血

2014-06-06 | 体調・健康状態


昨夜、今朝と出血。
お尻から。排便時に。


いやいや・・・実は1ヶ月前・・・
いや、2ヶ月かもっと前から
「アレ?」と思うことがときどきあった。

「アレ?」というのは、「ひょっとして出血してる?」くらいのあいまいな赤っぽい色。
でも昨夜と今朝は鮮血がポタポタと滴っていて、いくら目の悪い私でも
「あっ血だ」とわかる出血。

したたる鮮血だから、腸から出たのではない。
たぶん「痔」。 そうそう、痔に決まってる。
痔主歴20年くらいだもの。


2年前、生まれて初めて大腸内視鏡検査を受けようと思ったときも
出血が気になり始めて3ヶ月くらい経っていた。
そのときの出血と今回の出血はちょっと違う。

そのときの出血は、便そのものに赤いものが埋め込まれるように混じっていた。
「あれ?昨日トマトかなんか赤い物食べたっけ?」みたいな。
でも、今回は便と血は明らかに別物(のように見える)。

うん、痔だね。きっと
(そう思い込んで、便潜血陽性判定から10年も放置していた前科があるけど)

あああ~、、、
大腸内視鏡検査は来週の火曜日(←何と闘うんだ?)



こにゃつらのように笑って過ごしたいよ…。




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この一週間の二重苦

2014-01-26 | 体調・健康状態


巻き爪、再び。
そして顎関節痛。

冬のバーゲンで、なんと生まれて初めてブーツを買い、ブーツデビュー。
どの靴を履いても歩くと足が痛くなるので、ブーツなど…と思っていたが、
妹が「あったかいんだよ」と言うので、一度試してみるかと思い立ち、
デザインが気に入って、試着したら案外履いて楽なブーツが見つかったので、
嬉しくて何回か履いていたら、両足の親指の爪が皮膚にくい込み、
両足同時に腫れ上がって膿がたまり、布団がかぶさると痛くて眠れないほどに。

もともと巻き爪で、たまに爪を切りすぎて炎症が起きることがあったので、
今回も特に皮膚科にはかからず、ゲンタシン軟膏を塗って膿が出切るのを待ち、
ようやく歩くときに痛みは感じなくなった。
つまずいた時は頭から噴火するような痛みだけどね。


左側の顎関節痛。
一昨年の夏、まだ抗がん剤治療中に左上の奥歯を1本抜いたのを
そのまま「歯抜け」のままにしておいたことがいけないのか。

私は、幼少時に虫歯の治療中、あのヒューン!という削る音に驚き、
恐怖と痛さで頭を動かしてしまい、口の中を切ってしまった。
歯科医が慌てて下顎の中を縫合したというエピソードがあり、
それがトラウマとなって、どうしても歯科に足が向かない。

でも、顎関節痛が出るのはいよいよヤバイと察知し、
抜かれた(こう表現するのは、すでに抜歯に対する不信感あり。
でも、その時は抗がん剤の副作用で抵抗する気力も
セカンドオピニオンを求める気力もなく言いなりになったの。)
歯科ではなく、別の歯科にかかろうと、情報収集していた。

歯科と美容室って、すごいよね。数が。
近所に何十軒もあって、どうやって選んでよいかわからない。
ネット検索でも、口コミもそんなにたくさんないし。
でも、あるいきさつで「ここは…」と思える歯科医を見つけたので、予約を入れた。


こうした不調からか、この一週間は気持ちもちょっと鬱々としていたな。。。


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