自業自得の結腸癌

菌状息肉症と結腸癌、2つも癌を抱えちゃったけど、病気のおかげでかえって人生が豊かになった気がするよ。

大腸検査の負担どころ

2013-09-29 | 検査


2013.9.27の日経新聞(夕刊)にカプセル型内視鏡検査の記事が載っていた。

「カプセルを飲んで待つだけなので気分的に楽」

「痛みや恥ずかしさがない」

「大腸のひだ裏側も観察できる」

などのメリットが書いてあった。
(カプセル型内視鏡とは)


へぇぇ~、画期的と一瞬思ったが、
よくよく読んで、「ダメじゃん、こんなの
となったのは、“大腸洗浄の下剤は通常の4倍飲まなければならない”の行。

私は、この春、術後1年目の内視鏡検査で散々な目に遭ったのだ。
あのニフレックがどうにも気持ち悪くて800mlしか飲めず、3回も浣腸してもらった。


大腸内視鏡検査の負担は人によって違うかもしれない。
私にとってのネックは施術前の大量の下剤ドリンク

これまで3回検査を受けたが、痛みは別に気にならなかった。
それに恥ずかしいったって、あーた!
婦人科の検査の恥ずかしさに比べれば、屁のカッパ。

それに、今年の検査時のように、「なんだ?この豆みたいの?」
となった場合は、挿入したカメラを行きつ戻りつさせ、
詳細にその部分を見たりする、それがカプセルではできないし。
ポリープが見つかったって、カプセルでは切除できない。

でも、腸管が癒着してお尻からカメラが挿入できない場合や、
挿入できても激痛が伴う人には飲むカメラのほうが良いだろう。

内視鏡検査は、受ける人によって負担を感じる点が異なるよね。


あああ~、、、
お尻からカメラでも、口からカプセルカメラごっくんでもいいけれど、
とにかくあの大量の下剤ドリンクをなんとかしてもらえないものか。

今年の検査では、ニフレックを飲んでる途中で吐き気と嘔吐反射が出たけど、
来年はもうズバッと嘔吐しそうな予感が今からする…



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想定外の出来事

2013-09-24 | つぶやき


今日、お昼ご飯を食べながら、夫に尋ねてみた。

「ねえ、これまでの人生で“これは想定外だったな”と思う出来事ってある?
私は、まさか自分に子どもができないとは思わなかったし、
自分が癌で手術するとは思わなかったよ。しかも2種類のがんになるなんて。」

と言ったら、夫は
「うん。俺もまさかおまいががんになるとは思わなかったけど、
俺は自分がこんな頭が薄くなるとは予想だにしなかった」と。
言うと思った。 想定内の回答

「まったく、この薄毛には騙されたぜ~
と夫は食べながら言うけど、それはこっちのセリフだよね


ところで今夜は夫がいないので、私は両親を呼んで、
うちで一緒に夕食を食べることにしていた。

そして夕食を作りかけていた時、母から電話があり、
「今からそっちに行こうとしてたらねー、
じいじがまた転んで頭から血を出してるのよー。」とのこと。

ええ~っ?また転んだの~?

父が先に玄関の外へ出て、母が戸締りをしながら出ようとしたら、
玄関ドアの外でガターンと大きな音がしたので
慌てて外に出てみたら、ポーチで仰向けにひっくり返っていて、
後頭部から血を流していたらしい。

病院に行った方がよいかどうか母が迷っているので、
とりあえず私は車で駆けつけてみたが、
電話から約30分後に私が着いた頃には出血も止まり、
たいしたことはない様子だった。

でも、頭部は外傷がたいしたことなくても、
少し時間が経って硬膜外血腫や硬膜下血腫もあるから、
「様子を見て明日必ず脳外科を受診してよ」と私が言ったら、
父はさっさと自分でパソコンを立ち上げて、
近医の脳外科外来の時間を調べたりしていたので、私は引き揚げてきた。

この前コケて大腿骨頚部骨折で2ヶ月以上も入院した父。
また転倒するのは想定の範囲内か・・・。


人生、本当に何があるかわからない。
こうなるはず、こうなるはずはない、と
あまり決めつけずに、「なんでもあり」と思ってないと。



今夜、両親に食べてもらうはずだったのは栗ごはん。
    

カノウユミコさんのレシピは栗に乾燥湯葉を戻したものを入れ、烏龍茶で炊く。
私は自分の好きなゴボウをプラスして、烏龍茶がなかったのでほうじ茶で。
    

それに茶碗蒸しを作って、自分一人でぼそぼそと食べた。




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秋だから、大腸がんの勉強

2013-09-20 | がん関連情報


台風が去り、今週から急に涼しくなって過ごしやすくなりました。
通勤がなんと楽になったこと。
でも、私はまだ真夏の恰好で、朝の陽ざしを浴びて
駅から職場までの12分の道のりを、汗をかいて歩いている


秋は学園祭、芸術祭、学会シーズン
私は8月から9月に変わる頃、残暑に油断して夏バテたけど、
何もやる気がなくへばっていたところから、
涼しくなってようやく勉強する気が

自分の専門領域は認知神経心理学や、言語病理学だけど、
この秋はあらためてじっくり『大腸がん』について勉強してみようかと。

私のブログによくコメントを下さるなっちぃさんから教えて頂きました。

『第16回日本医学会公開フォーラム大腸がん―最新情報を知ろう―』
開催日:平成25年10月19日(土)13:00~16:00
場所:日本医師会館 大講堂(駒込駅から徒歩10分)


そしてもう一つ、昨日の帰り横浜市営地下鉄内の吊り広告で発見。

『がん検診啓発特別講演「がんと向き合って思うこと」講演者:鳥越俊太郎』
開催日:平成25年10月14日(祝日・月)15:00~17:00
場所:はまぎんホール ヴィアマーレ(桜木町駅徒歩7分)

どちらも無料。定員500名。

私は19日のほうに申し込んで、OKのはがきがきましたよん

みなさんもいかがでしょうか?



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Ave Maria

2013-09-17 | つぶやき


ひとり、そしてまた・・・

お友達が遠くへいってしまいました。


まりものかよさん

みゆさん


お二人ともまだ私よりずっと若くて、生きることへの情熱が感じられる
そんな素晴らしいブログで私たちに元気と勇気を与え続けてくれていました。

「お友達」などと気安く呼んでごめんなさい。
でも、同じ闘病仲間だという自然な連帯感でつながっていました。
私の中では。 ・・・今だって。


だから、追悼の意をこめて今日のブログを書かせていただきました。




アヴェ・マリアは何曲かありますが、
私はこのカッチーニのアヴェ・マリアが一番好きです。


まりものかよさん、みゆさん、聞こえますか?







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8kg減量した夫と、減量できない私

2013-09-14 | 食事療法


私の食いしん坊はちょっと病的かもしれない・・・と時々心配になる。
量を食べるわけではないのだけれど、とにかく寝ても覚めても
食べ物のことばかり考えているのだ

昨年、XELOX療法で吐き気や嘔吐に見舞われた時でさえ、
「吐き気が治まったら○○を食べよう、△△を食べよう」と思い、
吐き気がひくと、すぐさま思っていたものを食べていたものだ。

そういうわけで、食事を制限したダイエットはこれまで成功したためしがない。
唯一、体重が減ったのは昨年大腸がんの手術後、主治医から
「腸閉塞にならぬよう、くれぐれも食べ過ぎないように」とくぎを刺され、
いつもの7分目くらいの量をおそるおそる食べていたとき。
それでもわずか術前の-3kg。(これは“わずか”ではない?)
XELOX療法中にさらに-2kg。
XELOX療法が終わるやいなや、すぐさま+3kg。

つまり、5kg減って3kg戻った



いっぽう夫は、江部康二の『主食をやめると健康になる』に感化され、
2011年暮れから糖質制限を始め-2kg

     

ただ、朝夕は主食抜きでも昼は外食で糖質制限は難しいらしく、思ったほど減らない。

そして今年の1月から私に付き合って菜食にして-1kg
私のこともあって大腸がん関係の本を何冊も読み、
「動物性たんぱく質はやめる」と宣言。当然、糖質制限は解除。

その後、石原結實の『自分の好きなものだけ食べれば病気は治る・防げる』を読み、
空腹がどれだけ大事か、食べないことの重要性を認識、

     

石原氏が勧める“朝はハチミツ生姜紅茶だけ”にして、ここで-3kg

そして最近、白澤卓二翻訳の『小麦は食べるな』で輸入小麦の危険性を知り、

     

好きな麺類をランチに食べないようにしたところ、さらに-2kg
トータルで8kg減
身長176cmで76kgだったのが今は68kgになり、体調も良いもよう。
たいこのように膨らんでいたお腹がほとんど平らになった。



私は何よりパンと甘いものが好きで、毎日夫に注意されながらもやめられない。
がんには糖質が“禁忌”と言っても過言ではないくらい悪いものだと知りながら・・・。


     
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