自業自得の結腸癌

菌状息肉症と結腸癌、2つも癌を抱えちゃったけど、病気のおかげでかえって人生が豊かになった気がするよ。

年度末の忙しさと排便障害と

2013-03-26 | 日記

桜が満開だ~

年度替わりの時期を迎えて、仕事の忙しさ(暇さ加減?!)はいつもと変わりないけど、
私の職場は異動が多いので、送別会の時期でもある。

今月は、お世話になった仕事関係の先輩が大学院教授に就任したお祝いパーティや、
昨年春に亡くなった大学院時代のクラスメートを偲ぶ会や、
お引越しした友人宅への訪問など、
何かと人が集まる場所へ行く機会が多い。

もう抗がん剤治療は終了して副作用から解放されたのだし、
何も心配せずに、これまで控えていた外出に向かっていざ
・・・という感じに行動できるかと思っていたけど、
これがそうもいかない。排便障害のせいで

まだまだ頻便が続いている。
別に、便意を感じたらトイレに行けばよいだけの話だろうけど、
大腸って意外と敏感
リラックスできる状態じゃないと、便意があっても出ないのだ。

先々週の週末は、土日の連日長時間外出した。
そしたら、珍しく便秘になってしまい(とはいっても日に2回は出てたけど)、
週明けの月~水は本当におなかの調子が悪かった。
下痢はしないものの、ぎゅーーーっとよじれるような腹痛と、
ガスが溜まっておなかが張る苦しい感じ。
日に8~9回の排便(7回かも、10回かも。もう数えられないくらい)
ほとほと精神的にも肛門的にも疲れ果ててしまった。

ネットで少し調べてみたら、どこかのドクターが悩み相談みたいなのに
「大腸がんの術後の頻便は、1年くらいかけて徐々に治まってくるもの。
でも、術後1年以上経っても治らないようならあきらめたほうがよい。」
というようなことを書いていて、私はあと1ヶ月半くらいで1年を迎えるので、
ちょっとガッカリ

ま~、もし治らなくても、自分が慣れてストレスを感じなくなれば別にいいんだけども。
今週金曜日の夜、飲み会があって、今回は年度末の打ち上げ会ということもあるので、
一応出席するつもりだけど、たいてい排便が頻回になるのは夜なので、
今からかな~りブルーなのだ・・・


職場のすぐそばの桜並木は今が満開!




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でべそ

2013-03-11 | 手術

術痕がでべそになってる・・・

と、気づいたのは昨年末くらい。

私は、2012年5月1日に腹腔鏡手術の名医にS字結腸ガンを手術してもらい、
5月8日に退院した時には、手術であけた5ヵ所の穴は、
保護していたテープも剥がされ、赤く残っていたけど、
知らない人が見たら、手術痕だなんてわからないくらいだった。

腹腔鏡手術では、下腹部の左右に点々と2つずつ計4つの小さな穴と、
そしておへそには縦に1.5cmほどの切れ目が入った。
術後、何ヶ月もおへそには縦の線(切った跡)が残っていて、
これはずっと残っているのだろうと思っていたら、
ある日、お風呂の中で「あ、縦線がなくなっている
と気付くと同時に、なんだかちょっと出っ張ってると感じた。

それから毎晩、お風呂に入るたびにおへそを見るんだけど、
“気のせい”から今や完全に「でべそ」になり、
夫にも「へその形が変わってる~」と大笑いされるほど。


まぁ、別に誰に見せるものでもないから、私は気にしないけど、
若い女性だとちょっと可哀相かも。



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菜食を楽しんでいます、でも・・・

2013-03-05 | 食事療法

菜食にして約50日が経つ。

自慢だけど、まだ同じ料理を作ったことがない
ブログ村のお料理のジャンルに登録されている方々のレシピブログや、
クックパッドなど、参考になるサイトは無数にあるし、
自分でも次々とアイディアが湧いてくる

今夜は、にんにく・玉ねぎ・にんじん・大根・キャベツと
色とりどりの乾燥豆の入ったミネストローネスープ。
以前は、コクを出すのに最初にベーコンを炒めたりしてたけど、
もうベーコンなんかアブラ臭くて入れらんない。
代わりに塩麹を入れて、まろやかさを加えたよ
それと春菊のピーナッツソースあえ。
砕いたアーモンドをたっぷりふりかけると、歯ごたえもコクも出る。
あとはサツマイモとカボチャにミックスビーンズを混ぜたポテトサラダ。
おからパウダーを豆乳でふやかしてくわえてしっとりさせた。

菜食にしたら、不思議とお肉は食べたくなくなったばかりでなく、
お店で売っているお肉を見るのも気持ち悪いくらい。
でも、魚はときどきとても食べたくなる

たまにはちょっとくらい焼き魚でも…と思っていた日に電車の中で読んだ本。
今やアンチエイジングで有名な産婦人科医の南雲吉則さんの
『50歳を超えても30代に見える食べ方』に書いてあった:

“小型の魚が取りこんだ水銀などの有害物質は、
食物連鎖が進んでいく過程でどんどん濃縮されていくため
大型の魚ほど有害物質のリスクが高くなる”(p.54から引用)

水銀だけじゃなく、最近は放射能汚染も心配だもの。
肉より魚のほうが危険てことかしら。


いずれにしても今のところ菜食で不満はないのだけど、困ったことが一つ。
大腸を切った後遺症?で頻便が続いているところに、
菜食で繊維質と水分を摂取するためか、さらに排便量が増加
これってどうなんだろ?腸を酷使してない?


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残った抗がん剤は記念品?

2013-03-01 | XELOX療法


ブログを更新したいしたいと毎日思いながら、
夜はソファでだらしなく寝てしまう。

本当にだらしない私。自分でも辟易しているんだけども、
テーブルの上には、すでに1月に終了したXELOX療法のゼローダ(内服用の抗がん剤)が
いまだにタッパーに入ってのっかっている。3日分余った。
いや、正しくは“飲み残した”んだ。

がんの発生と治療について、今では私より熱心に勉強をしている夫は、
最初は抗がん剤治療に積極的だった。
そのときはおそらく医療側に偏った情報だけしか収集してなかったからだろう。

しかし今は幅広くたくさんの本を買い込み、「抗がん剤は効かない」、
「抗がん剤は効かないばかりか別のがんを生み出す可能性さえある」
という結論に達したようなので、「残ったゼローダはどうすればいいと思う?」
なんて質問をすれば、当然「捨てろ」と言うかと思いきや、
「記念にとっとけば?」だって。

貧乏性の私は、高額な薬剤なので、
「また必要になった時のためにとっておこう」な~んて思っていたけど、
また必要になったとしたら、そりゃ効かなかったんだろってこと?


XELOX療法を受けているときは、治療が怖くて憂鬱で本当に気持ちが凹んでたけど、
どこかで治療に依存している部分も確かにあった。
「抗がん剤を入れているんだから大丈夫」って。

でも、今はもっと自己治癒力を信じたいと思うようになった。
その手始めに、先日風邪をひいたときも抗生剤を飲まずに過ごした。
たかだか風邪なんだけど、いつもは“仕事休めない”と
すぐに内科にかかって抗生剤やボルタレンの類を出して貰っていた。
今回は、喉の痛みに効く漢方を2日間は服用したけれど、
あとはあまり食べないようにして安静にしていたら、
結果的に抗生剤を飲んでいたときよりも早く治った。

私と同じころ、猫のつぐみも風邪を引いたようにくしゃみを連発して、
左目にはずっと涙を溜めていた。
猫は言葉が話せないからと、いつもすぐに病院に連れて行くんだけど、
やっぱりすぐにインターフェロンだの抗生剤だの抗アレルギー剤だのを注射される。
確かに、治りは早いけど、副作用だってある。
つぐみはくしゃみと涙がひどかったけど、食欲はあったし、
ぐったりもしてなかったから、ここはつぐみの治癒力を信じて、
つぐみの好きなブラッシングやマッサージをしてあげて様子を見た。
私よりちょっと時間がかかったけど、つぐみもすっかり元気になった。

今、真柄俊一著の『がんを治すのに薬はいらない』を読んでいる。
非常に元気の出る、力が湧いてくる本だから、
がんのある人はもちろん、がんになってない人にも読んでもらいたいな


幸せそうに昼寝をするつぐみ





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