自業自得の結腸癌

菌状息肉症と結腸癌、2つも癌を抱えちゃったけど、病気のおかげでかえって人生が豊かになった気がするよ。

自分で命を縮めたかも?!・・・の11月

2013-11-28 | 仕事・職場


コメントのお返事がすっかり遅くなってしまいました

もうすぐしたら、出雲に向かって出発します。
飛行機なんて何年ぶりだろう・・・
前回は松山に行ったときに乗った。
パニック障害がある私、予想通り具合が悪くなった。
空港からホテルまで、途中でバスを降りて、お店でトイレを借りてゲロゲロ&ゲリゲリ。
今回は大丈夫か?自分


もう先週からほとんど寝ていない。食事もお弁当ばかり。
今年は数年ぶりに学会発表をする決心をしたものの、
例によってなかなかエンジンがかからず、かかってからエンストすること数回。
共同研究者の先輩方の厳しい指導と温かい助言で、昨日発表原稿が完成。
パワーポイントのスライドもギリギリ間に合った。

もう毎日気づくと心臓がドキドキして、何かが喉から胸につかえている感じ。
日中、仕事をしていてもドキドキドクドク
発表がドキドキなんじゃなくて、間に合うかどうかでドキドキ。

この前の土曜日は共同研究者がうちに来て、帰ったのが夜中の2時半。
翌日日曜日は先輩の指導を受けに千葉まで行き、帰りは終電を逃した。
月曜はほとんど寝ないでデータの再整理などをし、
火曜はまた都内の病院に集まって帰宅したのが夜中の2時前。

フラフラになるかと思ったけど、ちょっと壊れ気味かハイテンション
昨日ようやく眠れるかと思ったけど、荷造りにもたついて(旅行し慣れてないからね)
結局いつもと同じ2時過ぎに寝て、今朝はいつもの6時半に目が覚めた。

もうすぐ家を出て、隣駅からリムジンバスで羽田に行きます。
羽田に着いたらいったいどこへ行けばいいんだろう・・・

トイレの心配。
最近は日に3~4回の排便。
夫は「いいじゃん、エアうんこすれば」と。
「何?エアうんこ、って?」と聞いたら、
「だから空中うんこってことだよ。」と夫。
「何よ?空中でうんこ?」と再Q。
「だから飛行機の中でうんこすればいいじゃん。」と。
はあ、、、、


では、行ってきます。
初めての島根。
明日の朝、自分の発表。

帰りに出雲大社にお参りして心を浄化してこよう。




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昨年を振り返って・・・職場への感謝

2013-01-05 | 仕事・職場


昨年は、年度が替わった途端に子宮筋腫と大腸ガンが発覚。
「手術まで待たせません!」を売りにしている病院に紹介され、
ガン発覚から手術まで半月というスピードで事態が進み、
「ガンになった」とショックに浸る間もなかった。

そして術後の痛みもまだ消えないうちに、
「ステージⅢbの進行癌です。化学療法を受けますか?」
となり、その場で「受けます」と即答し、
「いや、まぁ、そう焦らずにご家族ともよく相談して」と主治医に言われ、
でも、それからまた半月くらいで化学療法が始まった。

その後は、予想もできなかったような副作用に見舞われ、
泣いたり、唸ったり、うめいたり、愚痴ったりしつつも
職場の上司や同僚に支え、励まされながら仕事も続けられた。


特に新年度とともに上司が替わり、まだ馴染みもないうちに
長期の病気休暇を相談したのだが、この上司には術前に
「職場を挙げて応援します。」とメールを頂いた。そして、
化学療法が始まり、休みがちな私が「休んでばかりで申し訳ない。
こんな状態では退職したほうが良いと思う」と申し出たら、
「いやいや、誰にでも起こりうることだから。
無理することないけど、気晴らしに仕事に来なさい。」
とまで言ってもらい、私は図々しく涼しい顔で職場に居座った。

確かに、少しムカムカしたくらいで仕事を休んでしまった日は、
家でゴロゴロしながらずっとそのムカムカと向き合ってしまい、
同じくらいムカムカしていても出勤した日は、
仕事をしながらいつの間にかムカムカを忘れていて、
まさか「気晴らし」のつもりはなかったけれど、
「仕事に行かなくちゃ」という気持ちにずいぶん支えられたのは事実だ。

同じST(言語聴覚士)の仲間には、突然休むことになって
診療を代行してもらったり、患者様に休みの連絡をしてもらったり、
出勤した日でもさまざまな業務を先回りして引き受けてくれて、
どれほど助けてもらったことか・・・。
臨床心理士さんたちからは、勇気の湧く励ましの言葉を
折に触れ掛けてもらった。

感謝の気持ちを言葉にはし尽せない。
今年、恩返しができるかしら・・・。
できるように頑張りたい。




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医療職なのに・・・

2012-07-27 | 仕事・職場


私は言語聴覚士として病院勤務が長かったが、
今はリハビリテーション専門施設で働いている。

今回の大腸癌では、入院・手術で約1ヶ月も
仕事を休んでしまった。

職場では、普段よく関わる一部の人には
事情を詳しく説明したが、
それ以外の人には「病気休暇を頂きます」とだけ伝えた。

事情を詳しく話しておいた仲間の一人、外来ナースに
私がK先生に「結腸を切るついでに
子宮筋腫も取ってはいただけないでしょうか?」
と尋ねて「悪性腫瘍を切除するのに、ふつうは
そんなことしませんよ。それに、腹腔鏡下手術ですから
そんなに大きな子宮筋腫は取れません。」
と、笑いをこらえた表情で言われた、と話したら、
「やだ、アニーさん!
医療職のくせして、そんなこと聞いたの
と、あきれられてしまった。

だって~、、、
大腸のことなんか専門外だから知らないよ。


だけど、術後に言われたの。
「卵巣嚢腫が見つかったので、ついでに取っておきました
って。ほら~、、、
やっぱりいらないモンは取り除いてくれたじゃない。

若手のM先生には
「子宮筋腫は猫の頭くらいあって邪魔だったよ
と言われた。

この大きな子宮筋腫は、私の年齢からして、
もう女性ホルモンが少なくなる時期だから、
放置しておけば、徐々に小さくなるらしい。


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