自業自得の結腸癌

菌状息肉症と結腸癌、2つも癌を抱えちゃったけど、病気のおかげでかえって人生が豊かになった気がするよ。

抗がん剤の副作用を緩和する物質

2013-08-03 | がん関連情報


抗がん剤の副作用は本当につらかった。。。
自分が苦しいときに調べればよかったのだけど、そんな気力はなく、
ただただ副作用に耐えていた。(といっても私のはたいしたことなかったと思うけど)

今読んでいる本に、「これは抗がん剤の副作用に苦しむ人に試してほしい」と思う情報があった。
“低分子フコイダン”の効果である。
現在、いくつものクリニックで臨床データが蓄積されている。
それほどまでに多くのがん治療に携わる医者が注目しているのである。

フコイダンはもずく、ワカメ、昆布などの海藻類に含まれている物質として知られている。
そのフコイダンを人体が充分吸収できる分子量まで低分子化したフコイダンの作用は、
(1)アポトーシス誘導作用(=がん細胞の自然死のスイッチをオンにする)
(2)血管新生抑制効果(=がんの栄養補給路である新生血管を作らせない)
(3)腫瘍免疫増強効果(=がん細胞を攻撃する免疫細胞を増殖)



低分子化フコイダンを処方した医師たちはみな、その即効性に驚くという。
さらに、「抗がん効果が増強する」という感想も多いそうだ。
抗がん剤は増殖し続ける細胞に働きかけるので正常細胞も攻撃を受け、
その結果吐き気や白血球減少、脱毛などの副作用が生じる。
しかし、低分子化フコイダンは癌細胞にだけ働きかけ、
正常細胞の自滅を制御する結果、抗がん剤の副作用を緩和することになるそうだ。



『患者が治すがん治療』
今年のまだ6月に出たばかりの本で、新しい情報が詰まっている。
とてもわかりやすいうえに、あとのほうの3分の1は
がん治療の最前線にいる医師たちの臨床例の報告で、
大病院で“末期がん”としてもはや治療の術がないと言われた患者が元気になった例や、
手術困難な膵頭部がん患者の腫瘍マーカー(CA19-9)が21197→14.9()に下がった例など
本当に元気と勇気が湧いてくる報告例が満載だ。



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コメント (4)
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