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くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

Dangan Kinabalu 60hours(2) 12月31日 キナバル山1日め 史上最高にしんどい大みそか

2014-01-10 01:51:24 | ボルネオ
KK早朝じゃらんじゃらん
キナバル山へのピックアップは7時半。
ホテルエデン54にレストランはない。
この時間帯だと、24時間営業のムスリムレストランしかやっていないかも…と思いつつ、朝飯求めて午前6時のじゃらんじゃらん。
市場に行ったら、ナシブンクスくらいは買えるんじゃないかなと、早朝営業確実の市場に行くことにした。

空は晴れ。
なんとかこのまま1日もって~!
新記肉骨茶横のクダイコピ前を通ると白髪のオバチャンが激しくガン見してくる。
どっかで見たことあるオバチャン…。
通り過ぎてから思い出したが、アンズホテル下の、レモンチキンがおいしい發記のオバチャンだった。
長年發記で仁王立ちしていたが、おととしは新記にいて、けさはそのおとなり。
夜、新記が満席になると、隣の店に入れてバクテ食べさせるから、たぶん同族経営で、3店はきっとファミリーなんだろう。
オバチャンがこの時間にここで仁王立ちをしているとゆーことは、もうオープンしてるってことか…。
でも、市場、行っとこう。

人も車も少ない、静かな朝のKK。

もちろん、市場に行けば、昼となんらかわりない人の数。
結局、市場は見学だけにして、目抜き通りに戻った。
この時間は、横断し放題。


ガヤストリートに戻り、まだ準備中やシャッターが降りたまんまの店が多い中、もう開けている中華系クダイコピにてきとーに入る。
たぶん、このあたりのレストランは全店制覇してるかと思うが、どこで何を食べたかなんて、もう覚えちゃいない…。
今朝は炭水化物炭水化物したものが食べたくて、麺麺したパンミーにした。
パンミーを頼むと、冷蔵庫から何やらかたまりを取り出し、店主っぽい人がパスタマシーンみたいのをぐるぐる。

具をよけるとパンミーが出てくる。

塩味で、さっぱり。
葉物で繊維、海藻でミネラル、干し魚でカルシウム、バランスよく栄養とれて、悪くない。
ただ、まだ早朝で涼しいと思っていたが、すっかり大汗。
そうこうするうちに、時計は間もなく7時。
いいかげん戻らなくちゃ。
だけどその前に、忘れちゃいけないレッドブル。
セブンに寄って1本GET。
250mlカンがRM6.00だから安い。
今飲んだって、登山開始前に効果は消えそうだけど、気休めに。


キナバルパークへのドライブ
ホテルに戻ってチェックアウト。
レセプションには、サバハンサバハンしたおっちゃんがいて、お食事中のところに私がヌッと現れたので、驚かれた。
でも、愛想はいい。
「明日また戻ってくるから」といらない荷物を預けて下に降りる。

前回は、まったくの個人手配だったが、今回のキナバル山1泊2日と航空券はボルネオ専門旅行会社のジスコにお願いした。
日本人相手のジスコだから、7:30ジャストに、へたすりゃ時間より早くピックアップに来るとふんだが、なかなか来ない。
まあ、気長に待とう。
今回の旅は弾丸なので、あさって7時25分のフライトでもう帰る。
ちょうど48時間前なので、ホテルのワイヤレスがつながっているうちに、オンラインチェックインをしておきたいが、ホテルのワイヤレスは微弱。
画面が落ちたり、いらいらチェックインを試みていると、10分ほど遅れてワンボックスが着いた。
車内にはすでに6-7人の日本人男女が乗っていた。
私のあとにベルジャヤパレスでもひとり拾ってラナウへ向かう。
Safariでなかなかプルダウンがうまく動作せず、チェックインがやっと完了した頃には、もうリカス。
パケ代までかけて、高いチェックイン…
車がトゥアランからラナウ方面に曲がると、やがてキナバル山が前方に現れた。


登り道は、タワウ-センポルナ間同様、走れないローリーが前に立ちはだかり、見通しのよい道になれば、チャンスと追い抜き。
キナバル山を眺めるには、進行方向に向かって左手に座っているのが有利。

キナバル山はどんどん大きくなるが、車窓からだと常に電線や電柱と一緒。


やがて、フルーツやスナック、土産物の並ぶ、昔懐かしい感じの販売所が数件並ぶところで車は止まった。
おっさんが現れ、ワンボックスの扉ががらーんと開くと、「VIEW POINT」とひとこと。
なるほど、目の前には、青いキナバル山が雄大にそびえている、すばらしい眺め。
キナバルパークまであと20分というところで、フォトタイム兼休憩。


天気がよくて暑い。
イヌネコが、みな死んだかのように、手足をだらーんと投げ出して寝転んでいるが近づけば面倒くさそうに生き返る。




見慣れない植物もいっぱい。




ビューポイントを出発し、さらに標高が高くなると、もくもくと雲がわいてきて、さっきまでの青い空、白い雲のさわやかな世界から一転、どんよりとしたグレーの世界に転じてしまった。
気持ちもよどんでゆく…。


公園事務所到着
個人手配のように、入園料、ガイド代、ポーター代と、つど払わなくていいので、面倒はない。
入山前のペーパーワークも、保険手続きも、パスポートチェックもない。
さすがジスコ経由といったところ?
公園事務所の中に入ることすらない。
ただ、私が買おうと思っていた木の杖を売る少年たちがいない。
前回はガイドがストックを貸してくれて、転ばぬ先の杖の重要性は認識していたが、1回だけの登山にストックを買おうとは思えず、現地で木の杖を買えばいいや、エコだしー、と思っていたのだ。
同じ車で来たみなさんは、山ガール・山ボーイらしく、全員、山仕様のリュックにストック持参。
キナバル山って、ダイビングのついでに登って帰る人多かったし、誰でも登れるというのがウリのわりには、私以外、みんな本格派っぽい。
公園事務所から出てきたおっちゃんは、「本当は、一組ごとにガイドをつけなければならないけれど、ハイシーズンなのでガイドが全然足りない。だから悪いけど3人。」との言いわけ。
そしてドゥスン族であろう、小柄なローカルガイドが3人。
名まえはフェリックスと、あとのふたりはドゥスンネームと思われ、一度では覚えられない。
フェリックスは、セレベス・エクスプローラのジェリーを彷彿させる体型と顔だちでメガネ。
あとは地味なおじさん、といっても30代か?
それと、髪の毛頑張ってツンツン立たせた若者。気ーつよそー。
ポーターに預ける荷物をよけて、ランチを受け取る。
みんな荷物が少なめなので、ガイド3人で数個ずつに分けて背負い、ガイドとポーター兼務するスタイル。
IDをもらったら、ブリーフィングらしいブリーフィングはなく、バスに乗ってスタート地点ティムポホンゲートへ。

10:36 Timpohon Gate着
事務所からティムポホンゲートまで、バスで約10分くらいだっただろうか?


保護区のかんばん。


バスを降りたら、また100メーターくらい歩いて、スタート地点のチェックポイントへ。




10:39 Timpohon Gate 発
ゲストでいちばん慣れてるっぽい人を先頭に10:39スタート。
前回よりスタートが2時間も遅いんですけど…。
私、日没までにラバンラタ小屋に着けるんだろうか?
さて、キナバル山登山のスタートは、下りからはじまる。

これが帰りには、最後の一撃って感じになるんだ。
そして、3~4分で滝が現れる。

案の定、みなさんはベテランのようで歩みが早い。
私はさっさと息があがったので、後にいた人びとに先に行ってもらうことにした。

赤土。
次々と現れる階段。
やっぱり、登山って最悪だー。
前に行く男女は、何が楽しくて、山ガール、山ボーイをやってんだろ?

最悪なんだけど、予想通り後悔してるんだけど、この浄化される感覚はなに?
マイナスイオンをひしひしと感じる。
空気が、ほんとうに、超おいしいのだ。
最初の500メートルでの大発汗で、これまでの毒素が全部排出されてゆくのを感じる…。

そして、早い人たちがどんどん下山してくる。
パパに手をひかれたマレーの男の子は足取りも軽く、そしてトゥドゥンをかぶった運動しなそうなママと、ママに手をひかれた女の子も、難なく降りてくる。
日本人は「こんにちは。頑張ってください。」と感じよく、外人は「Good luck」と言う。
私は、Good luckというのが上から目線に聞こえて、なんかやだ。
それは、私が初めて読んだ洋書がサリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」で、Good luckという言葉をクソくらえと思っている主人公がインプットされているからなんだろうな…。

11:02 KM1.0
みんなのペースに引きずられて、1キロ地点に到達。


ガイドは後から歩いてくるので、慣れている人びとが、ピッチャープラントを見つけてくれる。
でも、ボケた。


11:43 KM2.0
そして、2キロ地点。

息苦しかったのは、最初の500mで、あとは息は切れしても、そんなにゼーハーゼーハーはいわない。
これは日ごろのカーディオトレーニングのおかげ?
でも、どんだけ毎日運動していても、この山登りってアクティビティがつらいことには変わりがないし、体重が減っても、脚の骨がつながっていても、歩くスピードは、ちっとも早くならない。
やっぱりむかない…。

それにしても、みんなはえーよ。
そして、また、ベテランさんたちが見つけたお花。


11:56 Pondok Lown

水をごくごく。
トイレを使った人たちが、トイレが滝のように流れると感動していた。
この前は、トイレに入った友だちが、「前の人のうんこがずっと流れへんのや。次の人がウチのウンコと思うんやでー」とぶつぶつ言ってたから、改善したのか?
ものすごい発汗で、トイレに行きたくはならない。
ガイドはみんなの荷物をかついで、後方から余裕でやってくる。


木々は幽玄な感じで佇み…。


シダ類って、太古な感じがする。


12:25 KM3.0

ああ、やっと3キロ。まだ3キロ。
げんなりうんざりと行った顔で歩いていて、元気に降りてきた日本人の若者に道を譲ったら、「朝日がキレイでしたよ。頑張ってください」と励まされた。

12:43 Pondok Mempening


13:05 KM3.5

ラヤンラヤン小屋って、もっと早く現れなかったっけ?
もう少しでラヤンラヤン小屋というところで、日本人のおばさんがのびていた。
ここまでは元気に歩いてきたんだろうに、もったいない。

13:40 ラヤンラヤン小屋

ラヤンラヤン小屋で昼食。
ボックスランチの中身はサンドイッチとりんご。
ローカルランチの方がいいのに…。
500mlのミネラルウォーターが1本入ってて、ミネラルウォーターはみんな持っているのに重くさせよってとムカついてみる。
このシェルター界隈のリスはたちが悪い。
ベンチに荷物を置いていたりすると、図々しく飛びついたり、東京のカラス根性である。
同じ車で来たベテランさんがチョコをくれた。
ここでも、同じ車で来た人たちは、さっさと出発。
さっきのびていたおばさんが、みんなに運ばれて来た。

ラヤンラヤン小屋のところには、他にも若めの日本人男子が1グループいた。
雨が降って来た。
ダイソーの雨具を着てみる。

13:55 KM4.0

このあたりをすぎると、大腿部の外側が、動きたいようには動かない感覚になった。
まあ、ワークアウトで使う筋肉とは違うわけでしようがないのだが…。
ラヤンラヤン小屋にいた日本人男子たちは、元気に歩いているように見えるが、よく休憩してた。
これが一般人だと思う。
やはりガイドははるか後ろとのこと。
この人たちも、チョコをくれたり励ましてくれたりした。
山ボーイ、山ガールって、感じがいいのね。

しばらくすると、後からぷっくりしたローカルの女性ガイドが来て、「あなたのガイドは前?後?」と声をかけられた。
「後から來る」と答えるが、「ID見せて」と言われ、「私のグループじゃないわね。」とひと言。
お客さんを覚えてないのね…。
それにしても、この女性ガイド、おなかも段腹だし、贅肉多しだけど、登れる人なんだ。
なんか、一生懸命やってきた日頃のワークアウトがむなしく感じたひととき。

灌木メインになり、木々で暗い感じはなくなってきた。
それにしても、もー、石は大小様々だし、水はちょろちょろ流れてるし、やだーーーー!


14:55 KM5.0

標高3000Mの高所に来たら、息切れ感はたいしてないのに、クウキを吸っても吸っても、なんか吸い足りないような気がする。
そのせいかちょっと歩くと立ち止まりたくなる。
そしてますます、大腿部の外側を司る筋肉に力が入らない。
もっと早く歩きたいが、この大腿部の外側の脱力感で、思うような高さ、スピードで脚が持ち上がらない。
前回の記憶は、延々と続く階段への嫌悪感が色濃いが、このあたりで、こんなに手こずった記憶がない。
鮮明に覚えているつもりでも、やはり10年ぶりだから、前回の記憶はあてにならないのかも。

突然、雲がとぎれ、おごそかに浮かび上がるキナバル山。




そして、どろどろの山道。




振り向けば、どんより。


15:40 KM5.5
あと500mだ…。

たかが500、されど500。
気温が低く、iPhoneでの写真は曇ってしまったし、バッテリー消耗して、この1枚を撮ったら、iPhone自ら電源オフしてしまった。
私ももう、iPhoneのごとくフェイントしそう。
結局、いつの間にか近くについてきてくれていた気ーつよそーな若者ガイドに付き添われ、小屋が登場。
ワラス小屋だ。
ワラス小屋からラバンラタまでの距離は、記憶の中にあった位置関係より近くて、すぐにバンラタ前の砂利引きのヘリスペースに着いた。
ガイドに「Welcome to Laban Rata…」と言われ、小屋に足を踏み入れたとき、時計は16:20。
6時間弱かかってしまった。

ラバンラタ小屋 年越しは仮眠
先に着いていたフェリックスが部屋に連れていってくれ、扉を開けると「あ、ごめんなさい!ここは男子部屋!」
と思ったら、男女混合相部屋であった。
同じ車でやってきて、私よりうんと早くここにたどり着いていた日本人の男女が5人。
同じ車で来たのに、二部屋に分かれたもよう。
みんなナイスな山ガールに山ボーイだった。
というよりは、みんな本気のクライマーさんたちだった。
みんな、ほぼ毎月山行ってるようだし、ネパール、キリマンジャロといった山アウトサイダーの私でも知っているビッグネームがぽんぽん飛び出す。
なんとか連峰縦走とか、すごいすごい。
部屋には二段ベッドが4つ置かれており、上段には柵がない…。
衣類はかかっているが、だれもいない二段ベッドがひとつ。
誰もまだそのベッドの人には会っておらず、誰かは謎とのこと。

ラバンラタの夜は早い。
16:30から早くも夕食で、みんなでダイニングに降りるが、ほぼ満卓状態で、みんなで座れるような場所はなく分散。
そしてここで新たに出会った日本人も皆、気合の入った登山者のみ。
それに10年前とちがって、日本人登山者がものすごく若返っている。
もしかして、登山ってブーム?
ダイバーは高齢化がすすむ一方なのに。

かんじんの夕食。
品数豊富で、味もまあまあ。
だって山小屋なのに、中華鍋からは炎があがるほど。
サユルマニスがあったのがうれしい!
そして、サバティーがおいしい。
外は雲海で、サンセットは無理そう。
部屋に戻り、シャワーは水という噂なので、全員がパス。
山ガールたちは、こざっぱりしているわりには、そこんとこずぼらであった。
まあ、ダイバーは潮でガビガビのままじゃ、ちょっときついもんなー。

みんなよりひと足先に部屋に戻り、誰もいないからと盛大に着替える。
ほどなくみんなが帰って来た。
しばらく雑談して、トイレに行って戻ってくると、空いていたベッドの下段で毛布にくるまって抱き合う男女ふたり。
こんなことをするのは外人に違いない。
なにやら英語で内緒話だか、愛を語りあってんだか。
でも、男性はUKな発音だし、女性はアジアなまり。
そのまま二人仲良く就寝かと思いきや、眠るときはじゃっ、て感じで男性は上段へ上がっていった。

サミットトレイルは2:45出発。
朝食が2時からなので、その間に食べておいてくださいとのこと。
協議の結果、1時半にアラームをセットすることに決定。
そして、18:30にはみんな就寝。
「よいお年を」がおやすみのあいさつ。

雨で冷えた体がなかなか温まらない。
階下からはクリスマスソングが流れてくるし、足音はするし、ちょびっと寒いし、眠気が来ない。
寝なければという焦りで、ますますさえざえ。
やっとうとうとしたと思えば、廊下を歩く誰かの足音で覚醒。
さらに隣の部屋からは、日本人が、山についてなんか語ってる声が耳につき眠れない。
しだいに、こんどは体が暖まりすぎて眠れない。
トイレにゆきたいが、面倒くさい。
もんもんとしているうちに、周囲は静まり返り、トイレにゆくのもはばかられる。
延々眠気がさしてこないので、もう年あけたんじゃないかと時計をみたら、まだ22:30。
アラームまで3時間。
3の倍数寝るのがいいんだから、なんとか寝なくちゃ。
が、しかし、眠れない。
トイレは行きたいし、うー、いまいちど時計をみたら23:30。
今年の老廃物は今年のうちに出しとけ!
きしむ床をふみしめながら、トイレにゆき、これで落ち着くかと思いきや、ぜんぜん眠くならない。

ま、昔、シパダンで「彼女は決して眠らない」と言われた不夜城説もあった私である。
そうそう普段寝てない時間に眠れるわけがないのだ。
横になっているだけでも体は休まるもの、言い聞かせて、とうぶんアラームが鳴らないことを祈るのであった。



















Dangan Kinabalu 60hours(1)12月30日

2014-01-09 11:36:01 | ボルネオ
なぜか山登り
年越しはキナバル山♪
10年ぶりのキナバル山♪
キナバル山で山スカート♪

本当のところ、「♪」と浮かれるよりは、むしろブルー。

あれは2005年5月のこと。
ひたすらしんどかったキナバル山…。
「もう山登りなんてしない!」と心に誓ったキナバル山…。

あっという間に月日は流れ、キナバル登山のことを鮮明に覚えているつもりでも、喉元過ぎれば熱さを忘れ…。
そう、人間は忘却の生きもの。
また登ってみようかな~、なんて気の迷い。
お正月の東京は嫌いだし、会社は9連休にはならず暖かい海には行けない…。
それに、超個人的なこだわりもある。
2014年はなんと、私がサバ州に出会ってしまって20周年。
シパダンにたどり着くより前に、機内から見た金色に輝くキナバル山に心奪われたところから、サバ熱にかかっている。
20代から40代という事実に愕然としながらも、20周年記念第一弾として、サバ州の象徴であるキナバル山に登りたい。

そんなこんなで、この気の迷いを実行に移させるのは、いとも容易なことだった。
だから、20周年の幕開けは、キナバル山からにして、シパダンはまた後日。

登りはじめたら後悔するのはわかっている。
今回は一人だし、お金で解決できるのなら、キャンセル料払ってやめちまおーかな、なんてぎりぎりまで悩んでみたりもした。
でも、この前は、骨折・激太り・生理のトリプルパンチ、満身創痍で歩いたから、大変だったんだ。
あれから10も年くったけど、今回は骨も折ってないし、体重は14キロは軽いし、生理にもあたらない。
ここ2年は日々ワークアウトもしてるから、運動不足だった当時よりはましなはず。
それに、KK直行便も復活した今、3泊4日でKK旅ができる。
これはもう、神が「行け」といっているに違いない。
と、完璧こじつけ状態で、キナバル登山決行。


ダイバー的アドホック登山グッズ
KK直行便はありがたいが、時間が悪い。
成田発14:55、コタキナバル着20:05。
超中途半端で、もうちょっと早いとか遅いとか、どっちかにしてほしいもんだ。
ただ、中途半端な時間のフライトなだけに朝は楽。
よってパッキングは、いつものごとく、当日朝になってしまった。

さて、いつもと違う荷物。
今回限り、登山をすることはないだろうから、お金はかけられない。
登山口から山小屋までは、Tシャツでよいから、ボトムは海用レギンスで代用。
山スカートがわりにユニクロのウォームイージースカート。
山小屋から山頂までの気温が低くなる場所用には、ユニクロのフリースと暖パン。
どうせ下山のとき、花崗岩では尻からすべってパンツは擦り切れるだろうし、長い階段地獄では、赤土でドロドロになって即廃棄の運命だから、ユニクロで十分。
風よけはSプロのボートコートで代用。
でも、これは逆にあんまり汚したくないし、穴とかあけたくないなぁ…。
雨具はダイソー。
適当なニットキャップが見つからず、さすがにサーフビニーかぶったら頭むれそうなので、キャップもダイソー。
山頂用手袋もダイソー。
軍手は避難袋からひとつ引っ張り出し。
ソックスはキャンドゥ。
この年末年始にキナバル山に登ることに自己満的意義があるのであって、山ガールファッションなんてこだわってられない。
ライトもダイビングライトで代用したいところだが、やはり慣れない山歩き。
両手があくように、ドンキで980円のヘッドライトを買った。
何から何までチープである。
ただ、シューズだけは、ちゃんとナイキの登山靴にしてみた。
前回、トレーニングシューズで大丈夫と言われ、帰ってからも普段ばきできそうなやつを、センターポイントのナイキショップで買ったが、下山時に何度もツルっとなったので、靴だけはしっかりしたものを。
まあ、ポーターなんかはビーサンで歩いてたりするし、山ガールの友だちによれば、すべるのは靴底のせいではなくヘタだからなんだそうだ。

最初は機内持ち込みですまそうと思っていたが、ダイビング用具がないと荷物が超軽いので、いつものダイビングバッグに、ポーターに預けるバックバッグと、自分が背負うバックバッグを、両方ともパッキングずみにしてつめこむことにした。
それでもダイビングバッグ内はスカスカ。
帰りに大量にマレーお菓子に調味料が買える♪


おうち→銀座→成田→KK
きょうも成田には、銀座から900円のバスでアクセス。
バスは楽天トラベルで予約するしかないので、全額ポイント支払い。
ゆとりをもって、成田に出発の2時間半前に着くように銀座発11:26発にした。
バスに乗る時に、ケータイの予約確認画面を見せなくてはならないので、地下鉄で銀座に着いたら、予約確認メールを出してみる。
ここでよーくメールを見ると、京成バスって書いてある。
9月は京成じゃなかったけど、きょうは京成なのね、くらいに軽く受け止める。
でも、このあいだは「THEアクセス成田」って名まえだったが、きょうはどこにもその文字がない。
この前は銀座となっていたが、今日のは数寄屋橋と書いてある。
メールののりばリンクを一応クリックしてみる。
出てきた地図は、同じ位置に見えるが、微妙に私の思う宝くじ売り場から道を隔てている。
楽天の地図わかりづれー、と憤って京成バスのサイトで乗り場を調べたら、なんと乗り場は宝くじ乗り場むかいの教会側だった。
危ない、危ない。
それでも余裕の10分前に乗り場に着いた。
10分前なら、他にバスを待つ人がいてもよさそうだが、誰もいない。
バス停には「リムジン」の文字があるが、リムジンは3000円コースだし、私のは900円…。
本当にここ?
いちおう成田ゆきの時刻表が掲示されていて、26分の文字がある。
道路を隔てた「THEアクセス成田」のバス停には、たくさんの人が並んでいるので、ここでよいのかとどんどん不安になる。
でも、バス停の時刻表には、26分もあるから、ここでよいはず。
ふと有楽町の方を眺めると、スカイラウンジが目に飛び込んできた。
大学生の頃、面白半分に2~3回行ったことがあり、あの頃でさえレトロな感じがしたのに、まだ健在なんだ。
スキーに燃えていた大学生の頃…。
それを機に、なんだか昔を思い出した。
スキーはダイビングにはまるあまり訣別。
こどものころは銀座にピアノを習いに来ていたけれど、練習が嫌いで、中学生になったのを機にリタイア。
中・高時代は洋画オタで日比谷・有楽町・銀座界隈をうろうろしていたっけ。
ついでに洋楽にもはまり、山野楽器やら十字屋をうろうろ。
あわせてプロ野球おたくにもなり、銀座松屋でサイン会があるとサイン会に行ったりもしたなぁ。
(当時、プロ野球名鑑を熟読し、セパ12球団、全選手を暗記していたほど。地元なので、ヤクルトファン感謝デーに行ったり、神宮にもよく行った。在阪球団の選手が松屋でサイン会を行えば、のこのこ出かけて行ったのだ。今は、ペナントレースの順位さえ把握していない。)
と、銀座って、私の飽きっぽい過去が凝縮された場所なのだ。
でも、こんなに飽きっぽい性格なのに、20年もシパダンに通っているのだから、シパダンってすごい。

過去を振り返ることにも飽きてしまったが、バスは来ないし、待ち人は私だけ。
ここでよいのかと猜疑心の塊になるが、やがて東京駅の方から緑色のバスが見えてきた。
たしか、ホームページで見たバスはあんな色。
バスは期待通り私の目の前で止まり、中から数名のチャイニーズらしき人たちが降りると、空っぽになった。
これが折り返すのかな?と路肩に降りたら、愛想のない女性ドライバーから「26分のバスは次に来ます」と告げられ、どうやら場所は間違っていなかった。
そして、定刻より数分遅れで、8割くらい埋まったバスが来た。
バスからは、先ほどの女性ドライバーとは違って、今度は愛想のよい男性ドライバーが「XX様ですね?」と降りてきた。
どうやらアクセス成田は銀座発東京経由で、京成バスは東京発銀座経由のルーティングのようだ。

みそかの晴海通りは渋滞していて、バスはなかなかすすまない。
車窓から歌舞伎座見て、高速乗ればスカイツリーで、軽く東京観光。
進行方向に向かって右手は日差しが差し込み、乗客たちは暑そうにしてたり、うとうとしているが、私が座った左手は冷え冷え。
冬はの日中は右手、夏は左手に座るのがよさそうだ。


成田空港第二ターミナル
成田に着いたら、ブーツとコートをバッグにしまいこみ、早くも夏仕様にチェーンジ。
MHのカウンターにゆくと、予想どおり長蛇の列。
通常のチェックインとインターネットチェックインのレーンを分けていないので、内側にいる係員にむかって「すみませーん、インターネットチェックインもここに並ぶんですかー?」と聞いたら、「こちらへどうぞ」ってな具合。
チェックインをすませると、うーん、おなかがすいた。
フライトまでまだ2時間あるし、軽く食べようかと思うが、レストランはどこも混んでいる。
機内食はあるし、KKに着いたらなんかしら食べに行くから、食べ過ぎは禁物。
セブンで気になっていた「金のロール」90円を買ってみた。
金…おなかがすいているのに、金は言い過ぎじゃない?と思うしろものだし、なんの足しにもならず…。
特に見たいショップがあるわけでもないし、保安検査場には長い列ができていたから、さっさと出国することにした。
保安検査場の混雑のわりには、出国審査場はするする。
MHはサテライトから出るが、シャトルが廃止され、初の連絡通路利用。
まず、シャトル乗り場あとから、連絡通路に出るまで、いかにもシャトルあとをふさぎました、って応急処置で見た目がよろしくない。
そして、長い連絡通路で、のろい動く歩道に乗っかっているのは、全然楽しくない。
駐機している飛行機も少ないし、景色もつまんない。
途中、MHのクルーに抜かれたが、マレー系女性のヒップの位置があまりに高くプリっとしているので、マレー人ってこんなにバットリフトだったかいな?と思ったが、あとからゆくクルーはそんなことはなかった。
空港職員の人たちは、みんな歩いているけれど、いい運動になりそう。
シャトルの待ち時間緩和のためにコンコース化したようだけれど、結局、3分シャトルを待ったところで、シャトルの方がマシな気がする。
シャトルの跡地にはやがてテナントが並ぶというので、そうしたら、もっと華やかな雰囲気になるのだろう。

さて、ゲートに着いたのは40分前くらいだけれど、閑古鳥。
こんなにお客さん、少ないの?
空腹に勝てず、売店でバームクーヘンなんざ買って食べる。


12/30 MH81 成田14:55 コタキナバル20:05

Boeing 737-800。
KKIA(コタキナバル国際空港)で見れば、これが飛行機の標準サイズ。
でも、成田で見ると、とてもちっちゃい。
満席でももともとの収容人数も少ないから、待ってる人も少ないわけだ。
赤ちゃんを抱いた奥さんが、「え~、これ大丈夫かしら?」と言い、ダンナが「大丈夫」と言っている。
同じボーイングのジェットなのに、人はどうして小さいとこわくて、大きいと平気と思うのか不思議。
私のシートナンバーは5A。
エコノミークラスの最前列。
バルクヘッドでバシネットを装着できる列だから、お隣はあの人たちかしら?と思いながら機内へとすすむ。
まあ、飛行機がちっこいので、ジャバラ内の歩行距離が長い。

決してほめないMHだが、あまりにも乗り慣れているので、良くも悪くも落ち着く。
お隣かと思っていた赤ちゃん連れ夫婦は後ろの方に行ってしまった。
席に着いてシートポケットをチェックすると、機内誌がびっくりするほど汚い。
お隣が来ないうちに、隣のと交換しちゃえ!とせこく隣のを引っ張り出すと、同様だった。
そして、やって来たのは、チャイニーズの年老いた母と、そのアラフォー娘。
ラストミニッツまで買い物をしていたようで、免税のバーバリーのバッグを3つはひっさげており、KKの裕福なファミリーのよう。

フライトはほぼ定刻にプッシュバック開始。
離陸まであと数機やりすごすような機長からのアナウンスがあって、その後、飛び立った記憶がない。
気がついたときには、隣の娘が、片手にピーナツをおかんの分と2パックにぎりしめ、もう片手でヘッドホンと格闘している。
寝ていると、ヘッドホンも、ピーナッツも置いてゆかないMHのサービスレベル。
関西のときも羽田のときもそうだったが、B737-800の日本-KK間のフライトについてくるエコノミークラスのクルーって、いつもレベルが低い。
MHのビジネスクラスのクルーはまあまだし、KL線はエコノミーでもこんなじゃない。
MHの国内線なんて、ときどき寝ていると、ピーナツ3パック置いていくくらいなのに…。
汚い機内誌を見る限り、見たい映画はジョブズくらいで(ジョブズの伝記を買っても読まない私は単にアシュトン・カッチャーが見たいだけ)、わざわざクルー呼んでまでヘッドホンもらって映画を見るよりは、少しでも体力温存のために眠っていたいからよしとしよう。
トイレには立たないつもりで窓側をとったので、歯磨きができない以上、歯にはさまりがちなピーナツもパスということで。

やがて機内食。
キャセイのアジアン・ベジタリアンがまともだったので、より東南アジアなMHのアジアン・ベジタリアンもいいのでは?とリクエストしておいた。
が、出てきたのは、インディアンスタイルというよりは、とろみのある和風な野菜カレーライス。

まずいわけではないが、スパイシーな豆カレーをイメージしていただけに、拍子抜け。
そして、みずからは決して買わないキウィがデザート。
あんまり得意じゃないけど、しっかりいただく。
これならフィッシュミールにしときゃよかった…。
ちなみにお手拭きも出さないし、Tigerのせてないし、7upと頼んだのに飲んでみたらスプライトだし、コーヒーはネスカフェの味だし。
搭載もしょぼいと、さまざま不満を胸に、目を閉じて過ごす。

フィリピン上空になると、だいぶ暖かくなってくる。
外はすっかり暗くなっていた。
そして、KKには、ほぼ定刻の20:10に着いた。
最初、キャプテンのアナウンスでは雨だったが、すでにやんでいた。
前方だし、勝手知ったるKKIAなので、きょろきょろする人びとを後目にさっさと入国。
荷物を待っていると、つけまつげバチバチに、この南国で冬物マキシワンピースという、見たから頭の弱そうな、若い日本人女子ふたりがやって来て、ターンテーブルをバックに自分撮りをはじめた。
今の子は、どこに行くにもつけまつけるで、大変だねぇ…。
思えばわれわれも20年前には、フルメークでSEDCOへディナーに行って、汗でどろどろになったり、エリートモデルズとか来てへその出るような恰好してたことを考えれば、人からは、さぞバカっぽく見られていたことだろう。
私の荷物はいつも軽いがきょうはさらに2分の1以下の8キロ。
いつもはぷっくりして出てくるのが、きょうはあまりにぺしゃんこな状態で出てきたので、危うく見過ごすところだった。
相変わらず税関はノーチェックで、手持ちのリンギットが少ないので、珍しくレートの悪い空港で両替。
1リンギット33.33333......円。
円高のときから6-7円も損。
やはり1ドル98円くらいでいてー。


ホテルエデン54
さてさて、KKでのホテルは、ホテルエデン54。
ここ数年のKKにありがちな、古いビルを改装して無理にホテルにしちゃった系である。
トリップアドバイザーでの評価は高いけれど、所詮は入れ物が古いので、期待はしない。
タクシーカウンターでは、すぐにホテルエデン54をわかってくれたが、ドライバーにクーポン渡すと「?」。
クーポンには「Hotel Eden54」と印字されてるのに、「メリディアン?」と尋ねてくる。
「メリディアンじゃなくてホテル・エデンって書いてあるっちゅーの」と言うと、「場所がわからない」。
だったら、会社に連絡して聞きなさい。
「ガヤストリートの54番」と番地まで教えるが、「カンポンアイル?」とかみ合わない。
「54はガヤストリートのストリートナンバーのはずだから、ガヤストリートの終わりまで行って!」というが、また「メリディアン?」と言ってくるので、いらいらいらいら。
とにかく、ガヤストリートに向かって走るように言う。
何をしに来たかと問われ、「山にゆく」と答えたら、「山にゆくのに車はあるのかい?」となり、「ある」と言ってんのに、「山に行くのに車がなければ何百リンギットで」とセールス。
人の話は聞かないし、ひたすらいらいらさせる、インド系のうざいドライバーで、腹立つー。
ガヤストリートに入ってからも、反対側ばっかりさがしているし、本当に使えない。
無駄にガヤストリートを一往復して、やっと「あったあった!」と到着。

そんなマイナーなホテルエデン54のレセプションと客室は2階。
1階には小さなカウンターにおじさんがいて、あとはイスが二脚あるだけ。
おじさんが荷物を持ってあがってくれるが、ダイビングの重器材があったらたいへん。
機材持参のダイバーにはおすすめできない宿だ。
レセプションには、スッキリしたチャイニーズ女性たぶん30代。
事前にクレジットで全額決済させられているし、個人情報もフォームで登録しているからか、パスポートチェックもなく、デポジット徴収もなく、チェックインは秒殺。
今日とれたのは、超コンパクトなお部屋で狭いせまい。

もちろん、カーテンを開ける、即、閉める裏通りビュー…。


ショートじゃらんじゃらん
荷物を置いたら、ディナーへ出発。
佑記肉骨茶の前を通り、もちろんバクテに心ひかれるが、待ち人多し。
しかも、丸テーブルをいくつかくっつけて1ダースほどの若いチャイニーズ系たちが、絶賛男子会実施中で、なかなか空きそうにない。
早寝しなきゃならないので、並ぶ系は避け、行き当ったクダイコピへ入る。
ミバサと思ってたのに、入り口でラクサのバナーを見たら、ラクサが食べたくなり、ラクサとテタレにした。
テタレのあわあわを見ると、幸せ。
カフェのスチームには萌えないが、テタレの泡萌えである。


そしてラクサ。

あんまり考えずに、さらにチリを投入。
加減せず飲んだら、予想以上に辛く咳き込む。
途中、なんかの寄附を求めるガールズが来たがしかってぃんぐ。
見ていると、KKの人ってけっこう寄附しがちなんだけど、Tigerをちびちびやっていたおっさんは、寄附を求められたらいきなり狸寝入りをはじめた。
それでもガールは3分くらい粘っていた。

ココナッツミルクのスープがおいしいラクサで汗だく。
スープの熱さとチリの辛さで、代謝アッープ!
ホテルエデンの両隣はスーパーで、ホテルを背にして右どなりはトンヒンという食料品と日用品メインのいわゆるスーパーマーケット、右どなりはフルーツやお菓子などをメインに置いている小型スーパーである。
トンヒンでは、あした持ってゆくミネラルウォーター1.5リットルX2本と、チョコレート、そして忘れちゃいけないTiger Beer。
フルーツ屋にはミニミニココナッツがあったのでGET 。

エデンには共用冷蔵庫があって、ビールを突っ込んで部屋にかえる。
冷蔵庫をチェックしたら、大量にブツが入ってるけど、いったいゲストは皆、何をそんな凍らせるのだろう?

部屋に戻り、シャワーを浴びようと、足ふきを広げると超黒ずんでいて不機嫌になる。
バジェットホテルに真っ白いタオルやリネンは期待できないが、そろそろ交換でしょ。
シャワーは簡易シャワーで、湯温があがらず、これまた不機嫌に。

そしてココナッツ。

切れ目は入っているが、なかなか開けられない。
そういえば今年はドールのヤングココナッツとの格闘にはじまり、ここで格闘おさめか。
パックものではないココナッツウォーターはやはりいい。
就寝前に水分とりすぎだけれど、ココナッツウォーター空けたら、タイガーを3回くらいにわけてぐび飲み。
7時間は寝たいから、さっさと就寝。