以下は、低予算で沖縄に行った覚え書きにすぎない…
LCCで飛ぶ那覇
2/20は久米島でホエールウォッチング船。
この日は代休。年休は使わず、19日の終業後、最終便で那覇入りするつもりでいた。
ところが、JALの先得割引といいANAの旅割28といい、片道2万近くする。
かといってLCCの時間帯は、仕事帰りでは無理。
でも、たった1泊2日のために、航空券に何万もかけるのなんていやだ。
いかにお金をかけずに沖縄に飛ぶか…。
もったいない気もするが、むしろ1日有休をとって、LCCで那覇にゆくのが安上がりということに気づいた。
バニラエアとジェットスターを調べたら、最低運賃がバニラで7500円、ジェットスターの始発便は5990円。
バニラの運賃には受託手荷物20kgが含まれるが、今回はダイビング器材もないし、キャリーオンだけでゆけるはずなので、受託手荷物代金は別途のジェットスターに決定。
どうやって成田6時発に到達するかはあとで考えるとして、安さにひかれてポチってしまった…。
受託手荷物も、事前座席指定も、ミールも、ないないづくしの航空券。
だけれど、JAL・ANAの片道運賃1回分で、ジェットスターに3回も乗れると思えば悪くない。
復路は1月に失効するマイルがあるSQのクリスフライヤーマイルでGETすることにした。
ちなみに久米島-那覇は先得割引28で片道7800円。
いちばん距離の短い離島便が一番高くつくが、これはいたしかたない。
早朝便には深夜バス
成田への足は、これまた期限切れとなる楽天ポイントで、京成バスの東京シャトル900円を買った。
1:30に東京駅八重洲口発、成田空港第2ターミナルがオープンする3:30に着くというシロモノ。
深夜の山手線で東京駅に出て、八重洲の24時間マックで時間つぶそうと思っていたが、航空券代と、年休をとることにだけ気をとられた結果、2/18は、大事なクラプトンのliveだったのを思い出した。
なんて詰めの甘い…。
だったら、武道館の九段下から半蔵門線で押上にゆき、京成に乗り換えて成田前泊したほうがよさそう。
東京シャトルの払戻手数料が650円。
ポイント決済だし、まあ、いいか。
最近は成田のホテルが、LCCで早朝発つ人むけの宿泊プランを出していて、成田エクセル東急を4900円で予約。
これでもまだ、JAL or ANA>成田前泊+ジェットスター。
そして、さらに詰めが甘かったことに、武道館にキャリーバッグをコロコロってわけにもいかないことに、ふと気づく。
駅のコインロッカーを使うとしても、都合のよいサイズがあいているかもわからない。
そもそも成田前泊なんてしたら、ケチ魂が台無しだ。
Live終わったら、家かえって、お風呂も入って、それから山手線の終電で東京駅に行けばよい。
でも、終電に乗るのはやだなあ。
いろいろ調べていると、品川から、LCCむけエアポートリムジンの深夜バスがあることを知った。
家から品川までなら、最悪歩ける。
歩いたら40分はかかるだろうと思っていたら、20分強で歩けるルートがあることが判明。
灯台もとくらし。
運賃は2000円で、東京シャトルに比べると割高だが、マックで時間つぶしよりも、ぎりぎりまで家にいて、20分強歩けば着く品川駅に軍配があがり、エアポートリムジンを予約。
リムジンのコールセンターに「あさっては雪の予報が出ておりまして、最悪運行しない可能性がございますがよろしいでしょうか?」と言われる。
雪の予報は、深夜ではなく、確か夕方なので、迷わず予約。
そして成田エクセル東急はキャンセルに…。
余談・エリック・クラプトン
今年はクラプトン初来日から、ちょうど40年めにあたるそうで、さすがにオーディエンスはシニア主流。
過去、行ったことのある武道館ライブは総立ちの記憶だが、今回は座り。
とにかく、私より若い人を探すのが困難なくらい、年齢層が高い。
この前、私がクラプトンのライブに行ったときのオーディエンスは、おじさんとギター少年が半々なイメージだったのに…。
武道館で座っていたのは、大昔のヤクルトスワローズファン感謝デーと、ディズニーオンアイスくらい…。
いずれも券もらったから行ってみた系イベント。
クラプトンは、自らの意志でチケット買ってやってきたのに、まわりが座っているので、私もしっかり座っている。
スタンド席で、ペットボトルを手にジュリアナ東京踊りをしている女子ひとりをのぞいては、みんな座りだ。
こやつの後ろの列の人は、視界をさえぎられるし、前で手はひらひらするし、さぞうざかっただろう。
だいたい、そんな踊りをするような曲ではないTears on Heavenでもジュリアナ踊りで、誰かつまみ出せと思えた。
一方、隣の隣の人が、途中、空腹に耐えられなかったのか、スナック菓子をぽりぽりやったら、前の列のおやじふたりに「うっせーな、静かにしろよ」と怒られていた。
それにしても、ブルージーなナンバーは座るとしても、ロックなナンバーでも座っている。
リズムもとらないって…。
確かにクラプトンのギターには陶酔するが、首や頭も動かさずの人びとは心酔しすぎているの?
結局、ラストのコカインで、やっとアリーナの人びとが総立ちになっただけ。
ずーっと座っていて、逆になんか疲れてしまった。
しかも、コカインが終わったら、まだ21時なのに、アンコールをまたずにいそいそ帰る人多数。
これがもう最後のツアーかも、と言っている神になんてこと。
でも、きょうは大物クラプトン、あさってはザトウクジラ、来週はストーンズ。
大物ざんまい!
品川発エアポートリムジン
自宅から品川駅の道は、地元なのに未知の道を通る。
極寒の真夜中の住宅街では、めったに人も見かけない。
猜疑心のかたまりになりつつも、Google mapのナビたよりにひたすら歩く。
キャリーバッグに入っているのは5ミリのウェットとフルフットフィンとマスクにシュノーケル、1日分の着替えと最低限だからできること。
ウィング高輪に着くと、この寒空に、オープンエアで酒を飲む不良外人とか、酒を飲むサラリーマン・OLがいる。
港南口に移動すると、土地不案内。
いったいどこがリムジンの出る7番乗り場なのかわからない。
交番の前で、若い婦人警官が木刀を振り回していたので、「すみませんが、7番乗り場はどちらですか?」と聞いたら、かなり上から目線の、命令に近いような口調で、威圧的に教えてくれた。
あのくらいでないと、婦人警官はつとまらないかも…。
電話でバスの予約したときに、10分前には乗り場に来てくださいと言われ、まさに10分前にバス停に着いたが、人っ子ひとりいない。
凍てつく寒さ…。
早く車内に入りたい…。
出発2分前くらいになって、ようやくバスが来て、ほっ。
感じのよいドライバーさんが、「XXさま」と降りてきた。
そして、出発時刻が来ても、私以外の乗客は現れず、バスは発車。
高速に乗ったかとおもったら、一般道に降り、豊洲で停車。
そこでも新たな乗客はおらず…。
その後意識はとび、まだ豊洲に泊まってる?と思ったら、東陽町だった。
そして酒々井PAで休憩。
もちろん降りずに眠り続ける。
そして3時25分、バスは成田空港第2ターミナルに到着した。
ビル内はまだ暗い。
とうとう、最後まで乗客は私ひとりだけ。
なんて不採算なと思うと、申し訳ない気がした。
廃線にならないといいけれど…。
早朝の成田空港
暗いビル内に入ると、ベンチで寝ている人がけっこういる。
すぐに3:30になり、館内点灯。
ジェットスターのカウンターのある3階にあがると、動く歩道の前にベンチが並んでおり、そこにはたくさんの人がいた。
先ほどのクラプトンのコンサートとはうってかわって、ここは若者ばっか。
卒業旅行だろうか?
私より年上そうな人はパラパラな感じだった。
カウンターはまだオープンしていない。
案内がホワイトボードに手書きというところが、いかにもローコストっぽくてよい。
オンラインチェックインはしてあったが、ボーディングパスをプリントするのをすっかり忘れていた。
せっかくキオスクがたくさんあるので使ってみたが、「これはボーディングパスではありません」ってな紙がポトンと出てきた。
どうやらカウンターに寄らないとダメなようだ。
とりあえず寒いので、自販機でコーンスープを買ってすする。
空いたベンチにすかさず座って少したつと、チェックイン開始のアナウンス。
さっそくカウンターへ行くと、3~4人くらい並んでいる。
眠いので、早く座って仮眠したいが、先客のおっさんは、非常口がオンラインで取れなかったとか買えなかったとかいうような系統のいちゃもんつけ中で、粘っている。
朦朧とする頭でも、別に2時間半なんだから、我慢しろよと心の中で突っ込む。
そして自分の番が来ると、「もしよろしければ、足元の広い非常口のお席に変更させていただきます。緊急時のお手伝いをお願いします」と、頼みもしないのに非常口の席をくれた。
事前指定なんてお金払ってするもんじゃないねー。
もし重さを測られて10キロ以上あったらどーしよー。と思っていたキャリーバッグもおとがめなし。
ボーディングパスをもらっても、まだ保安検査場が開いていないので、座るところを探すが、3階にはない。
空港に着いたとき、下がすいていたので下りるが、入り口付近で、外から冷たい風が入るから、そこは人口密度が低かっただけで、2階もどこまで行っても、ベンチは混んでいる。
ピーチ側に行っても、とにかく空きがない…。
右往左往しているうちに、時間はどんどんたち、あきらめて3階に戻ると、保安検査場がオープンしていた。
GK301 NRT0600 那覇0915
沖どめなので、飛行機まではバス移動。
その間に、空がどんどん明るくなってくる。
滑走路に飛行機がなんだかとてもきれい。
この日のフライトは、業績悪しというジェットスターなのに、混んでいた。
テイクオフの記憶がないが、機体はけっこう揺れており、キャーという声が聞こえていた。
みんな若いなぁ…。
私は眠さが勝っていて、揺れを揺れとも思わず…。
途中から、ひどく尾てい骨のあたりが痛くなったが、それも眠さが勝っていた。
だから、あんまり乗っていた感じがないうちに、那覇には5分遅れで到着。
天気予報でわかってはいたが、あいにくの雨。
A&W空港店
那覇空港に着いたら、またまた出発階にあがる。
目的はA&W。
A&Wの前に、チェックインカウンターの手前にあるはかりにキャリーバッグを載せてみると9キロ。
ジェットスターの機内持ち込みには、ぎりぎりセーフだったわけだ。
そして、神谷町から撤退して以外、ひさびさのA&Wに入り、いまいちばん売れているというモッツアバーガーセット870円。
カーリーポテトと、もちろんおかわりまでするルートビアで朝からがっつりでご満悦。
バーガーはどちらかというと、シンプルなハンバーガーやチーズバーガーの方が好きかも。
ゆいレール
那覇から町へは、もちろんタクらず、ゆいレール。
1日券を700円でGET。
まずは、きょう泊まる西鉄リゾートイン那覇に荷物を置くため、県庁前まで乗る。
部屋が空いていたら、早くても通してくれないかな~、と期待するが、そんな気配はみじんもない。
チェックインは午後3時なので、まずは、無目的に国際通りに向かう。
大好きなHabu boxでTシャツ買おうかな~と思っていたら、雨が降って来たので、店にとどまる、のではなく外に出る。
次にお菓子のポルシェで、紅いもタルトのオートな製造工程を見るが、あんまりおもしろくない。
はっきり言って、国際通りの土産物屋に用はないので、入りたい店もあまりない。
ドンキを冷かして、そして公設市場に寄る。
いらぶちゃーとか、食欲わかないなぁ、KKの市場の魚よりも強烈なのが多いわ、と思ってみていると、店の女性に「おさかなを召し上がるご予定はありませんか?」と聞かれ、そそくさと退散。
ここで安く海ぶどうやこれーぐすを買いたいけれど、あしたは久米に飛ぶし、キャリーバッグが小さいので断念。
こぺんぎん食堂
最近では、石垣島ラー油は、どこのスーパーでも買えるようになったが、その石垣島ラー油で有名な辺銀食堂の姉妹店という位置づけになるのかな?
安里の「こぺんぎん食堂」に行ってみる。
カウンターのみのこぢんまりしたお店。
食もラー油もグッズも、すべて食券機から買うしくみ。
スーチキすば(880円)をオーダー。
豚バラ肉の塩漬けがスーチキ。
薄切りで、さっぱりしていて、おいしーーー!
お店のおすすめどおり、途中でにんにく油を加え、そのあとライムをしぼり…。
ワンコインで食べられる店も多い那覇では、高いと思うが、食材がなかなかよさそう。
おもろまち
ゆいレール1日券を買ってはみたものの、安里まで歩いてきた。
このまま戻っては、もとがとれない。
行きたくもないが、おもろまちまでゆく。
DFSで散財できるわけでもないし。
那覇メインプレイスに入ったら、サンエーでゴーヤが1本72円で売られていて、とても買いたい。
東京ではいま時期、沖縄産の大きいのが292円。
ここのは小さいが、でも72円は魅力。
でも、キャリーバッグに無理に押し込んだら、いぼいぼがとれそうな気がして、あきらめることにした。
小一時間でまたまたゆいレールに乗って、美栄橋で降りる。
これでかろうじて700円分乗ったところで、ああ、1日券買うんじゃなかった…。
ふたたび国際通り
ときに、こぺんぎん食堂をさがして、google map使っていたら、iPhoneのバッテリーがピーンチ!
マクドで充電しよう。
地元のおばちゃんが皆アイスコーヒーなので、私もつられてアイスにしたら寒くなって大失敗、
でも、国際通りに戻ってきたのは、アイスを食べるため。
またまたドンキホーテをひやかし外に出たら、さっきまでは、小雨で、傘をさしたりたたんだりだったが、本ぶりになってきた…。
ブルーシール
おやつはブルーシール。
紅いも+紫いもで420円。
より好きな紫いもを下にしてくれてありがとう。
食べ始めてから、マカプ(ココナッツ)忘れた!と動揺するが、寒いし、まあこのくらいが適量かと…。
先客はチャイニーズのカップルがいたが、食べ終わると出てゆき、店内の客は私だけ。
アイスクリーム日和ではないのは明らかで、誰も来ない…。
リウボウの鯛焼き
国際通りを抜けたら、パレットくもじに入ってみる。
リウボウの4階で、那覇物産展をやっていたので、エレベーターであがってみたが、さすがにいろいろ飲み食いしてるので、試食も無理な感じで、すごすご退散。
それなのに、地下の食品街で鯛焼きを売っていて、ついつい紅いもあんをGET。
150円。
今夜のデザートにしーよおっと。
西鉄リゾートイン那覇
ビジネスホテルだけれど、その名はリゾートイン。
ロビーは狭いけれど、調度品がアジアンリゾートっぽくて好きだ。
天井は低いけれど…
部屋に入ると、日本のビジネスホテルのにおいがした。
リセッシュが置いてあって、親切。
シングルルームはかなり狭い。
今回はキャリーバッグ1つだからいいけれど、ダイビングバッグで、ダイビング器材おっぴろげるとしたら、ストレスな狭さ。
ビューはダメ。
バスルームも狭い。、
いかにもビジネスホテルな感じ。
まあ、素泊まり5800円。
さて。夕ごはんは、タコライスかゴーヤーちゃんぷるーでも食べたい。
食事処を求めて外に出るが、雨風強くなってきて、やわな折り畳み傘がおちょこになりそう。
あしたは朝早いし、くじら船にむけて体力温存のために、さっさと帰って寝た方がよさそう…。
というわけで、ファミマでいいや。
そうめんちゃんぷるー
ファミマには、紅いもパンなる食パンがあってひかれる。
どんだけ紅いもが好きなんだ。
でも、賞味期限はあしたまでなので、持ち帰ることもままならぬ。
沖縄らしいコンビニ弁当を…と思い、カロリー低い、298円とお手頃なそーめんちゃんぷるー。
あとは沖縄らしくさんぴん茶とオリオンビールを手にレジへ…。
そうめんちゃんぷるーを温めてもらうと、店員のおにいちゃんが、茶色のレジ袋を手にもぞもぞ。
「あのー、ドリンクと分けていいっすか?」
もちろん、ホットとコールドの混在はいやだ。
「あー、わけてください。」
経費節減でなるべく一緒にしたいんだろうか?
「さ~せん、なんかひとつに入れるとバランス悪いんっすよね。でも、2つになるのが面倒臭いのか、袋を別にすると嫌がるお客さんいるので、聞いてみました…」
へー。
ホテルに帰って、そーめんちゃんぷるーをさっそくいただくと、これがなめてかかっていただけに、おいしい。
バスタブにつかりながらオリオンを飲んで、さっさと眠るのであった。
前日の睡眠不足からぐっすり。
那覇に24時間もいないうちに、翌朝、久米島へむけてホテルを出た。
ゆいれーるのゆるキャラゆっぴー。
県庁前ホームへの階段はザトウクジラをプロモーション。
くじらへのテンションがあがる。
やっぱり成田発のLCC利用は楽じゃなかった。
もう同じことはしたくないけれど、安さにひかれてまたやってしまうかも。
LCCで飛ぶ那覇
2/20は久米島でホエールウォッチング船。
この日は代休。年休は使わず、19日の終業後、最終便で那覇入りするつもりでいた。
ところが、JALの先得割引といいANAの旅割28といい、片道2万近くする。
かといってLCCの時間帯は、仕事帰りでは無理。
でも、たった1泊2日のために、航空券に何万もかけるのなんていやだ。
いかにお金をかけずに沖縄に飛ぶか…。
もったいない気もするが、むしろ1日有休をとって、LCCで那覇にゆくのが安上がりということに気づいた。
バニラエアとジェットスターを調べたら、最低運賃がバニラで7500円、ジェットスターの始発便は5990円。
バニラの運賃には受託手荷物20kgが含まれるが、今回はダイビング器材もないし、キャリーオンだけでゆけるはずなので、受託手荷物代金は別途のジェットスターに決定。
どうやって成田6時発に到達するかはあとで考えるとして、安さにひかれてポチってしまった…。
受託手荷物も、事前座席指定も、ミールも、ないないづくしの航空券。
だけれど、JAL・ANAの片道運賃1回分で、ジェットスターに3回も乗れると思えば悪くない。
復路は1月に失効するマイルがあるSQのクリスフライヤーマイルでGETすることにした。
ちなみに久米島-那覇は先得割引28で片道7800円。
いちばん距離の短い離島便が一番高くつくが、これはいたしかたない。
早朝便には深夜バス
成田への足は、これまた期限切れとなる楽天ポイントで、京成バスの東京シャトル900円を買った。
1:30に東京駅八重洲口発、成田空港第2ターミナルがオープンする3:30に着くというシロモノ。
深夜の山手線で東京駅に出て、八重洲の24時間マックで時間つぶそうと思っていたが、航空券代と、年休をとることにだけ気をとられた結果、2/18は、大事なクラプトンのliveだったのを思い出した。
なんて詰めの甘い…。
だったら、武道館の九段下から半蔵門線で押上にゆき、京成に乗り換えて成田前泊したほうがよさそう。
東京シャトルの払戻手数料が650円。
ポイント決済だし、まあ、いいか。
最近は成田のホテルが、LCCで早朝発つ人むけの宿泊プランを出していて、成田エクセル東急を4900円で予約。
これでもまだ、JAL or ANA>成田前泊+ジェットスター。
そして、さらに詰めが甘かったことに、武道館にキャリーバッグをコロコロってわけにもいかないことに、ふと気づく。
駅のコインロッカーを使うとしても、都合のよいサイズがあいているかもわからない。
そもそも成田前泊なんてしたら、ケチ魂が台無しだ。
Live終わったら、家かえって、お風呂も入って、それから山手線の終電で東京駅に行けばよい。
でも、終電に乗るのはやだなあ。
いろいろ調べていると、品川から、LCCむけエアポートリムジンの深夜バスがあることを知った。
家から品川までなら、最悪歩ける。
歩いたら40分はかかるだろうと思っていたら、20分強で歩けるルートがあることが判明。
灯台もとくらし。
運賃は2000円で、東京シャトルに比べると割高だが、マックで時間つぶしよりも、ぎりぎりまで家にいて、20分強歩けば着く品川駅に軍配があがり、エアポートリムジンを予約。
リムジンのコールセンターに「あさっては雪の予報が出ておりまして、最悪運行しない可能性がございますがよろしいでしょうか?」と言われる。
雪の予報は、深夜ではなく、確か夕方なので、迷わず予約。
そして成田エクセル東急はキャンセルに…。
余談・エリック・クラプトン
今年はクラプトン初来日から、ちょうど40年めにあたるそうで、さすがにオーディエンスはシニア主流。
過去、行ったことのある武道館ライブは総立ちの記憶だが、今回は座り。
とにかく、私より若い人を探すのが困難なくらい、年齢層が高い。
この前、私がクラプトンのライブに行ったときのオーディエンスは、おじさんとギター少年が半々なイメージだったのに…。
武道館で座っていたのは、大昔のヤクルトスワローズファン感謝デーと、ディズニーオンアイスくらい…。
いずれも券もらったから行ってみた系イベント。
クラプトンは、自らの意志でチケット買ってやってきたのに、まわりが座っているので、私もしっかり座っている。
スタンド席で、ペットボトルを手にジュリアナ東京踊りをしている女子ひとりをのぞいては、みんな座りだ。
こやつの後ろの列の人は、視界をさえぎられるし、前で手はひらひらするし、さぞうざかっただろう。
だいたい、そんな踊りをするような曲ではないTears on Heavenでもジュリアナ踊りで、誰かつまみ出せと思えた。
一方、隣の隣の人が、途中、空腹に耐えられなかったのか、スナック菓子をぽりぽりやったら、前の列のおやじふたりに「うっせーな、静かにしろよ」と怒られていた。
それにしても、ブルージーなナンバーは座るとしても、ロックなナンバーでも座っている。
リズムもとらないって…。
確かにクラプトンのギターには陶酔するが、首や頭も動かさずの人びとは心酔しすぎているの?
結局、ラストのコカインで、やっとアリーナの人びとが総立ちになっただけ。
ずーっと座っていて、逆になんか疲れてしまった。
しかも、コカインが終わったら、まだ21時なのに、アンコールをまたずにいそいそ帰る人多数。
これがもう最後のツアーかも、と言っている神になんてこと。
でも、きょうは大物クラプトン、あさってはザトウクジラ、来週はストーンズ。
大物ざんまい!
品川発エアポートリムジン
自宅から品川駅の道は、地元なのに未知の道を通る。
極寒の真夜中の住宅街では、めったに人も見かけない。
猜疑心のかたまりになりつつも、Google mapのナビたよりにひたすら歩く。
キャリーバッグに入っているのは5ミリのウェットとフルフットフィンとマスクにシュノーケル、1日分の着替えと最低限だからできること。
ウィング高輪に着くと、この寒空に、オープンエアで酒を飲む不良外人とか、酒を飲むサラリーマン・OLがいる。
港南口に移動すると、土地不案内。
いったいどこがリムジンの出る7番乗り場なのかわからない。
交番の前で、若い婦人警官が木刀を振り回していたので、「すみませんが、7番乗り場はどちらですか?」と聞いたら、かなり上から目線の、命令に近いような口調で、威圧的に教えてくれた。
あのくらいでないと、婦人警官はつとまらないかも…。
電話でバスの予約したときに、10分前には乗り場に来てくださいと言われ、まさに10分前にバス停に着いたが、人っ子ひとりいない。
凍てつく寒さ…。
早く車内に入りたい…。
出発2分前くらいになって、ようやくバスが来て、ほっ。
感じのよいドライバーさんが、「XXさま」と降りてきた。
そして、出発時刻が来ても、私以外の乗客は現れず、バスは発車。
高速に乗ったかとおもったら、一般道に降り、豊洲で停車。
そこでも新たな乗客はおらず…。
その後意識はとび、まだ豊洲に泊まってる?と思ったら、東陽町だった。
そして酒々井PAで休憩。
もちろん降りずに眠り続ける。
そして3時25分、バスは成田空港第2ターミナルに到着した。
ビル内はまだ暗い。
とうとう、最後まで乗客は私ひとりだけ。
なんて不採算なと思うと、申し訳ない気がした。
廃線にならないといいけれど…。
早朝の成田空港
暗いビル内に入ると、ベンチで寝ている人がけっこういる。
すぐに3:30になり、館内点灯。
ジェットスターのカウンターのある3階にあがると、動く歩道の前にベンチが並んでおり、そこにはたくさんの人がいた。
先ほどのクラプトンのコンサートとはうってかわって、ここは若者ばっか。
卒業旅行だろうか?
私より年上そうな人はパラパラな感じだった。
カウンターはまだオープンしていない。
案内がホワイトボードに手書きというところが、いかにもローコストっぽくてよい。
オンラインチェックインはしてあったが、ボーディングパスをプリントするのをすっかり忘れていた。
せっかくキオスクがたくさんあるので使ってみたが、「これはボーディングパスではありません」ってな紙がポトンと出てきた。
どうやらカウンターに寄らないとダメなようだ。
とりあえず寒いので、自販機でコーンスープを買ってすする。
空いたベンチにすかさず座って少したつと、チェックイン開始のアナウンス。
さっそくカウンターへ行くと、3~4人くらい並んでいる。
眠いので、早く座って仮眠したいが、先客のおっさんは、非常口がオンラインで取れなかったとか買えなかったとかいうような系統のいちゃもんつけ中で、粘っている。
朦朧とする頭でも、別に2時間半なんだから、我慢しろよと心の中で突っ込む。
そして自分の番が来ると、「もしよろしければ、足元の広い非常口のお席に変更させていただきます。緊急時のお手伝いをお願いします」と、頼みもしないのに非常口の席をくれた。
事前指定なんてお金払ってするもんじゃないねー。
もし重さを測られて10キロ以上あったらどーしよー。と思っていたキャリーバッグもおとがめなし。
ボーディングパスをもらっても、まだ保安検査場が開いていないので、座るところを探すが、3階にはない。
空港に着いたとき、下がすいていたので下りるが、入り口付近で、外から冷たい風が入るから、そこは人口密度が低かっただけで、2階もどこまで行っても、ベンチは混んでいる。
ピーチ側に行っても、とにかく空きがない…。
右往左往しているうちに、時間はどんどんたち、あきらめて3階に戻ると、保安検査場がオープンしていた。
GK301 NRT0600 那覇0915
沖どめなので、飛行機まではバス移動。
その間に、空がどんどん明るくなってくる。
滑走路に飛行機がなんだかとてもきれい。
この日のフライトは、業績悪しというジェットスターなのに、混んでいた。
テイクオフの記憶がないが、機体はけっこう揺れており、キャーという声が聞こえていた。
みんな若いなぁ…。
私は眠さが勝っていて、揺れを揺れとも思わず…。
途中から、ひどく尾てい骨のあたりが痛くなったが、それも眠さが勝っていた。
だから、あんまり乗っていた感じがないうちに、那覇には5分遅れで到着。
天気予報でわかってはいたが、あいにくの雨。
A&W空港店
那覇空港に着いたら、またまた出発階にあがる。
目的はA&W。
A&Wの前に、チェックインカウンターの手前にあるはかりにキャリーバッグを載せてみると9キロ。
ジェットスターの機内持ち込みには、ぎりぎりセーフだったわけだ。
そして、神谷町から撤退して以外、ひさびさのA&Wに入り、いまいちばん売れているというモッツアバーガーセット870円。
カーリーポテトと、もちろんおかわりまでするルートビアで朝からがっつりでご満悦。
バーガーはどちらかというと、シンプルなハンバーガーやチーズバーガーの方が好きかも。
ゆいレール
那覇から町へは、もちろんタクらず、ゆいレール。
1日券を700円でGET。
まずは、きょう泊まる西鉄リゾートイン那覇に荷物を置くため、県庁前まで乗る。
部屋が空いていたら、早くても通してくれないかな~、と期待するが、そんな気配はみじんもない。
チェックインは午後3時なので、まずは、無目的に国際通りに向かう。
大好きなHabu boxでTシャツ買おうかな~と思っていたら、雨が降って来たので、店にとどまる、のではなく外に出る。
次にお菓子のポルシェで、紅いもタルトのオートな製造工程を見るが、あんまりおもしろくない。
はっきり言って、国際通りの土産物屋に用はないので、入りたい店もあまりない。
ドンキを冷かして、そして公設市場に寄る。
いらぶちゃーとか、食欲わかないなぁ、KKの市場の魚よりも強烈なのが多いわ、と思ってみていると、店の女性に「おさかなを召し上がるご予定はありませんか?」と聞かれ、そそくさと退散。
ここで安く海ぶどうやこれーぐすを買いたいけれど、あしたは久米に飛ぶし、キャリーバッグが小さいので断念。
こぺんぎん食堂
最近では、石垣島ラー油は、どこのスーパーでも買えるようになったが、その石垣島ラー油で有名な辺銀食堂の姉妹店という位置づけになるのかな?
安里の「こぺんぎん食堂」に行ってみる。
カウンターのみのこぢんまりしたお店。
食もラー油もグッズも、すべて食券機から買うしくみ。
スーチキすば(880円)をオーダー。
豚バラ肉の塩漬けがスーチキ。
薄切りで、さっぱりしていて、おいしーーー!
お店のおすすめどおり、途中でにんにく油を加え、そのあとライムをしぼり…。
ワンコインで食べられる店も多い那覇では、高いと思うが、食材がなかなかよさそう。
おもろまち
ゆいレール1日券を買ってはみたものの、安里まで歩いてきた。
このまま戻っては、もとがとれない。
行きたくもないが、おもろまちまでゆく。
DFSで散財できるわけでもないし。
那覇メインプレイスに入ったら、サンエーでゴーヤが1本72円で売られていて、とても買いたい。
東京ではいま時期、沖縄産の大きいのが292円。
ここのは小さいが、でも72円は魅力。
でも、キャリーバッグに無理に押し込んだら、いぼいぼがとれそうな気がして、あきらめることにした。
小一時間でまたまたゆいレールに乗って、美栄橋で降りる。
これでかろうじて700円分乗ったところで、ああ、1日券買うんじゃなかった…。
ふたたび国際通り
ときに、こぺんぎん食堂をさがして、google map使っていたら、iPhoneのバッテリーがピーンチ!
マクドで充電しよう。
地元のおばちゃんが皆アイスコーヒーなので、私もつられてアイスにしたら寒くなって大失敗、
でも、国際通りに戻ってきたのは、アイスを食べるため。
またまたドンキホーテをひやかし外に出たら、さっきまでは、小雨で、傘をさしたりたたんだりだったが、本ぶりになってきた…。
ブルーシール
おやつはブルーシール。
紅いも+紫いもで420円。
より好きな紫いもを下にしてくれてありがとう。
食べ始めてから、マカプ(ココナッツ)忘れた!と動揺するが、寒いし、まあこのくらいが適量かと…。
先客はチャイニーズのカップルがいたが、食べ終わると出てゆき、店内の客は私だけ。
アイスクリーム日和ではないのは明らかで、誰も来ない…。
リウボウの鯛焼き
国際通りを抜けたら、パレットくもじに入ってみる。
リウボウの4階で、那覇物産展をやっていたので、エレベーターであがってみたが、さすがにいろいろ飲み食いしてるので、試食も無理な感じで、すごすご退散。
それなのに、地下の食品街で鯛焼きを売っていて、ついつい紅いもあんをGET。
150円。
今夜のデザートにしーよおっと。
西鉄リゾートイン那覇
ビジネスホテルだけれど、その名はリゾートイン。
ロビーは狭いけれど、調度品がアジアンリゾートっぽくて好きだ。
天井は低いけれど…
部屋に入ると、日本のビジネスホテルのにおいがした。
リセッシュが置いてあって、親切。
シングルルームはかなり狭い。
今回はキャリーバッグ1つだからいいけれど、ダイビングバッグで、ダイビング器材おっぴろげるとしたら、ストレスな狭さ。
ビューはダメ。
バスルームも狭い。、
いかにもビジネスホテルな感じ。
まあ、素泊まり5800円。
さて。夕ごはんは、タコライスかゴーヤーちゃんぷるーでも食べたい。
食事処を求めて外に出るが、雨風強くなってきて、やわな折り畳み傘がおちょこになりそう。
あしたは朝早いし、くじら船にむけて体力温存のために、さっさと帰って寝た方がよさそう…。
というわけで、ファミマでいいや。
そうめんちゃんぷるー
ファミマには、紅いもパンなる食パンがあってひかれる。
どんだけ紅いもが好きなんだ。
でも、賞味期限はあしたまでなので、持ち帰ることもままならぬ。
沖縄らしいコンビニ弁当を…と思い、カロリー低い、298円とお手頃なそーめんちゃんぷるー。
あとは沖縄らしくさんぴん茶とオリオンビールを手にレジへ…。
そうめんちゃんぷるーを温めてもらうと、店員のおにいちゃんが、茶色のレジ袋を手にもぞもぞ。
「あのー、ドリンクと分けていいっすか?」
もちろん、ホットとコールドの混在はいやだ。
「あー、わけてください。」
経費節減でなるべく一緒にしたいんだろうか?
「さ~せん、なんかひとつに入れるとバランス悪いんっすよね。でも、2つになるのが面倒臭いのか、袋を別にすると嫌がるお客さんいるので、聞いてみました…」
へー。
ホテルに帰って、そーめんちゃんぷるーをさっそくいただくと、これがなめてかかっていただけに、おいしい。
バスタブにつかりながらオリオンを飲んで、さっさと眠るのであった。
前日の睡眠不足からぐっすり。
那覇に24時間もいないうちに、翌朝、久米島へむけてホテルを出た。
ゆいれーるのゆるキャラゆっぴー。
県庁前ホームへの階段はザトウクジラをプロモーション。
くじらへのテンションがあがる。
やっぱり成田発のLCC利用は楽じゃなかった。
もう同じことはしたくないけれど、安さにひかれてまたやってしまうかも。