1本目 Fish Head
モルディブでも屈指のビッグポイント、フィッシュヘッド。
アンチ・ティラの私としては、ティラがメインのアリ環礁の中でうきうきする数少ないポイント。
有名ポイントだけに、クルーズのたびにここで潜ってはいるが、これまではティラの上で、クマザサハナムロにつっこむサメやヒカリモノをながめ、あとは、ゆでたまごを持ってるふりをすると寄ってくるナポレオン、一心不乱に藻を食べるタイマイを観察して浮上、ってのがお決まりだった。
きょうは、ボトムから、根をまわるコースどりだったが、起伏に富んだ地形で、岩だなあり、オーバーハングあり、ケーブありで、フィッシュヘッドの棚の上しか知らなかった私にとっては新鮮!

岩だなには、クマノミの棲むイソギンチャクが多い。

外洋を見れば、ツバメウオの群れ。

道中、こんな派手なピナクルがあっていたり。

またまた岩だなをすすむと、ハタがいたり。

見上げれば流線型がハンティング中だったり。

かと思えば、ガイドのアスラムは、マクロもケアで、オトヒメエビをみたり。

潮があたっているところにゆくと、クマザサハナムロの群れ。

サメやカスミアジ、ロウニンアジがつっこみ、フィッシュヘッドの象徴的な光景が展開する。
そしてまたオーバーハングがあり、アカマツカサがのそのそ。

いつものごとくブレニー萌え。
Teardrop blennyとか、Striped blennyとか、ヒトスジギンポと呼ばれるたぐいだと思うが、ちょっとフタイロも入ってる。

普通のクマノミさん。

さらなるオーバーハングには、またまたヨスジの群れ。

ノコギリダイものろのろ…。

ヒレナガハギも漂う。

そして、またもやオーバーハング

白い水地

巣から離れて抗議するクマノミもいるが、こちらはヒッキーモード。

キンギョもいっぱい。またまたハナダイ萌え。



ミノウミウシ系。これもガイドのアスラムが見つけた。いい仕事していると思う。

アマクチビに似たやつ。

フィッシュヘッド名物だった、寄ってくるナポレオンはいなかった。
サメも少なかった。
でも、泳ぎすすむたびに景色がどんどん変わり、ワイドもマクロも、次から次へといろいろ出てくるので、飽きることがない。
さすがFish Head! ばらーばる!
船のログには
クマザサ、イエローバック、ロウニンアジ、カスミアジ、コガネシマアジ、マダラトビエイ、グレーリーフシャーク、タイマイ、クジャクベラ、ツバメウオ
2本目 Bathalaa Maagas
初めて潜る、バタラ・マーガス。
細長いティラである。
外洋には、ホワイトチップやグレーリーフがおとずれ…

水底には、オーロラパートナーゴビー

リーフトップには、ナポレオンがぼよ~んとあらわれる。

ヒカリモノもやってくる。

アリ環礁のティラらしく、リーフトップは、テーブルさんごやソフトコーラル、イソギンチャクにおおわれている。

いろんなカエルウオがいる。イシガキさんかと思うけど、ずいぶんまだら。

ムスジさん。

そして、また、周囲は無視する勢いで、何かをついばむタイマイ。



透明度があんまりよくなくて、流れてて、魚影は濃かったけど、印象に残らなかった1本。
たぶん、ティラのトップが、平坦な印象だからだろう。
船のログには、
グレーリーフシャーク、ホワイトチップシャーク、オニハタタテダイ、ナポレオン、タイマイ、タカサゴ、ロウニンアジ、イソマグロ、ツバメウオ
3本目 Hafza Thila
これまたはじめて潜るハフサ・ティラ。
楕円形のティラで、30mちょいのボトムは白砂。
ティラのWALLから潜り、水底近くにゆくと、またまたツバメウオ。

ここ、ハフサならではのレアな光景は、むきだしのホウセキキントキと、グレーリーフシャークのクリーニング。
まずはホウセキキントキ。
普通は、ケーブなどうす暗いもの影で見る機会の多い彼らが、壁ぞいにむき出しで群れる姿は、やや不気味。
肉眼で見ると、どす黒く、目はにぶい光を放ち、いや、光も放たぬにごった目をしているからだろう。
光をあてなければひたすらにぶい色合で、おまけに動きもにぶい。

とはいえ、仙台みやげの「かまぼこの鐘崎」の紙袋に、赤い魚が書かれているのを思い出し、笹かまぼこがむしょうに食べたくなったのもまた事実。
目の前、頭上を、しょっちゅう、ぶりぶりぶりっと、イソマグロが通ってゆく。

ツバメウオは、視覚的にあまり得意ではないが、ついつい撮ってしまう。


ホウセキキントキに目を戻す。
内蔵ストロボを使うと、目がこわいし…。

自然光だと、きれいな赤が残念なことになる。

これを見ると、スーパーミューはイタリアンレッドもいいなぁ、と思ったけれど、パスして正解だと思うのだ。
紡錘系のボディと、ピンとはった尻尾がすてき。

ものすごいメアジの群れ。

赤と黄なんだけどな・・・

歯を見せてにっこり、ではなく、威嚇された…。

クロヒラアジ。昔、レアだって聞いたけど、よく見かける。

深度をあげて、ティラのトップへ移動。
またまたメアジの群れ。雲霞のごとく。


そして、このでの最大のアトラクションは、グレーリーフシャークのクリーニングステーション。
少々離れていたので、写真はとれなかったが、グレーリーフがクリーニングされて、直立不動で恍惚状態になる、珍しい光景もみられた。
とにかく、グレーリーフが次々とやってくる。




フィッシュヘッドの魚影もびっくりのハフサティラ。
常に、前後左右を見回していなければならない、忙しいポイントだ。
バラーバル!
船のログには、
ギンガメアジ、ホウセキキントキ、ヨスジフエダイ、ホワイトチップ、メアジ、クマザサ、イソマグロ、グレーリーフシャーク
そして、サンセット。
乾季ならではの、真っ赤な色にはならないなあ。

さて。BS2には、金曜下船と土曜下船のパターンがあるが、今回は、みんな金曜に下船するそうだ。
よって、最後の晩餐を、素敵にかざられたテーブルで。



今夜は、モルディビアンディナー。
マスロシ、マストゥリといった、モルディビアンメニューが並ぶ。


モルディビアン料理はおいしい。
東京にも、モルディブ料理店があればいいのに。
ラストということで、ふだんは飲まない人もビールで乾杯。
しかーし。
今回は、飲まない率が高いクルーズだった。
いつもは、帰国後、反省会という名の飲み会を、ダイビングで仲良くなった人たちともよおすが、今回、そんなノリはまるでなし。ちょっとつまらない。
モルディブでも屈指のビッグポイント、フィッシュヘッド。
アンチ・ティラの私としては、ティラがメインのアリ環礁の中でうきうきする数少ないポイント。
有名ポイントだけに、クルーズのたびにここで潜ってはいるが、これまではティラの上で、クマザサハナムロにつっこむサメやヒカリモノをながめ、あとは、ゆでたまごを持ってるふりをすると寄ってくるナポレオン、一心不乱に藻を食べるタイマイを観察して浮上、ってのがお決まりだった。
きょうは、ボトムから、根をまわるコースどりだったが、起伏に富んだ地形で、岩だなあり、オーバーハングあり、ケーブありで、フィッシュヘッドの棚の上しか知らなかった私にとっては新鮮!

岩だなには、クマノミの棲むイソギンチャクが多い。

外洋を見れば、ツバメウオの群れ。

道中、こんな派手なピナクルがあっていたり。

またまた岩だなをすすむと、ハタがいたり。

見上げれば流線型がハンティング中だったり。

かと思えば、ガイドのアスラムは、マクロもケアで、オトヒメエビをみたり。

潮があたっているところにゆくと、クマザサハナムロの群れ。

サメやカスミアジ、ロウニンアジがつっこみ、フィッシュヘッドの象徴的な光景が展開する。
そしてまたオーバーハングがあり、アカマツカサがのそのそ。

いつものごとくブレニー萌え。
Teardrop blennyとか、Striped blennyとか、ヒトスジギンポと呼ばれるたぐいだと思うが、ちょっとフタイロも入ってる。

普通のクマノミさん。

さらなるオーバーハングには、またまたヨスジの群れ。

ノコギリダイものろのろ…。

ヒレナガハギも漂う。

そして、またもやオーバーハング

白い水地

巣から離れて抗議するクマノミもいるが、こちらはヒッキーモード。

キンギョもいっぱい。またまたハナダイ萌え。



ミノウミウシ系。これもガイドのアスラムが見つけた。いい仕事していると思う。

アマクチビに似たやつ。

フィッシュヘッド名物だった、寄ってくるナポレオンはいなかった。
サメも少なかった。
でも、泳ぎすすむたびに景色がどんどん変わり、ワイドもマクロも、次から次へといろいろ出てくるので、飽きることがない。
さすがFish Head! ばらーばる!
船のログには
クマザサ、イエローバック、ロウニンアジ、カスミアジ、コガネシマアジ、マダラトビエイ、グレーリーフシャーク、タイマイ、クジャクベラ、ツバメウオ
2本目 Bathalaa Maagas
初めて潜る、バタラ・マーガス。
細長いティラである。
外洋には、ホワイトチップやグレーリーフがおとずれ…

水底には、オーロラパートナーゴビー

リーフトップには、ナポレオンがぼよ~んとあらわれる。

ヒカリモノもやってくる。

アリ環礁のティラらしく、リーフトップは、テーブルさんごやソフトコーラル、イソギンチャクにおおわれている。

いろんなカエルウオがいる。イシガキさんかと思うけど、ずいぶんまだら。

ムスジさん。

そして、また、周囲は無視する勢いで、何かをついばむタイマイ。



透明度があんまりよくなくて、流れてて、魚影は濃かったけど、印象に残らなかった1本。
たぶん、ティラのトップが、平坦な印象だからだろう。
船のログには、
グレーリーフシャーク、ホワイトチップシャーク、オニハタタテダイ、ナポレオン、タイマイ、タカサゴ、ロウニンアジ、イソマグロ、ツバメウオ
3本目 Hafza Thila
これまたはじめて潜るハフサ・ティラ。
楕円形のティラで、30mちょいのボトムは白砂。
ティラのWALLから潜り、水底近くにゆくと、またまたツバメウオ。

ここ、ハフサならではのレアな光景は、むきだしのホウセキキントキと、グレーリーフシャークのクリーニング。
まずはホウセキキントキ。
普通は、ケーブなどうす暗いもの影で見る機会の多い彼らが、壁ぞいにむき出しで群れる姿は、やや不気味。
肉眼で見ると、どす黒く、目はにぶい光を放ち、いや、光も放たぬにごった目をしているからだろう。
光をあてなければひたすらにぶい色合で、おまけに動きもにぶい。

とはいえ、仙台みやげの「かまぼこの鐘崎」の紙袋に、赤い魚が書かれているのを思い出し、笹かまぼこがむしょうに食べたくなったのもまた事実。
目の前、頭上を、しょっちゅう、ぶりぶりぶりっと、イソマグロが通ってゆく。

ツバメウオは、視覚的にあまり得意ではないが、ついつい撮ってしまう。


ホウセキキントキに目を戻す。
内蔵ストロボを使うと、目がこわいし…。

自然光だと、きれいな赤が残念なことになる。

これを見ると、スーパーミューはイタリアンレッドもいいなぁ、と思ったけれど、パスして正解だと思うのだ。
紡錘系のボディと、ピンとはった尻尾がすてき。

ものすごいメアジの群れ。

赤と黄なんだけどな・・・

歯を見せてにっこり、ではなく、威嚇された…。

クロヒラアジ。昔、レアだって聞いたけど、よく見かける。

深度をあげて、ティラのトップへ移動。
またまたメアジの群れ。雲霞のごとく。


そして、このでの最大のアトラクションは、グレーリーフシャークのクリーニングステーション。
少々離れていたので、写真はとれなかったが、グレーリーフがクリーニングされて、直立不動で恍惚状態になる、珍しい光景もみられた。
とにかく、グレーリーフが次々とやってくる。




フィッシュヘッドの魚影もびっくりのハフサティラ。
常に、前後左右を見回していなければならない、忙しいポイントだ。
バラーバル!
船のログには、
ギンガメアジ、ホウセキキントキ、ヨスジフエダイ、ホワイトチップ、メアジ、クマザサ、イソマグロ、グレーリーフシャーク
そして、サンセット。
乾季ならではの、真っ赤な色にはならないなあ。

さて。BS2には、金曜下船と土曜下船のパターンがあるが、今回は、みんな金曜に下船するそうだ。
よって、最後の晩餐を、素敵にかざられたテーブルで。



今夜は、モルディビアンディナー。
マスロシ、マストゥリといった、モルディビアンメニューが並ぶ。


モルディビアン料理はおいしい。
東京にも、モルディブ料理店があればいいのに。
ラストということで、ふだんは飲まない人もビールで乾杯。
しかーし。
今回は、飲まない率が高いクルーズだった。
いつもは、帰国後、反省会という名の飲み会を、ダイビングで仲良くなった人たちともよおすが、今回、そんなノリはまるでなし。ちょっとつまらない。