くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

TapouT XT 2枚め~ストレンス・アンド・フォース・アッパー

2014-06-19 09:44:21 | ホームフィットネス
STRENGTH AND FORCE UPPER

レジスタンスバンドを使っての運動と、いろんな腕立てを交互に行い、上半身を鍛える53分43秒。

「Grab a band!」でレジスタンスバンド運動。
「Plank!」で腕立て運動。
「Grab a band!」で再びレジスタンス運動。
…といった具合に、バンド、腕立て、バンド、腕立ての無限ループ!?
とにかく目まぐるしい。
ざっくりだが、レジスタンスバンドを使った運動が23種、腕立て系が13種。
レジスタンスバンドものは、だいたい1種目50秒~1分が主流、腕立ては35秒程度。

ということで、レジスタンスバンド主導のワークアウトだ。
レジスタンスバンドを多用するだけあって、TapouT XTのDVDセットには、レジスタンスバンドがついてきた。
見たからヤワな、あまりに柔らかい、それでいてかなり長尺な赤いレジスタンスバンド。
使ってみたら、実際ヤワで、全然負荷を感じなかった。
だから負荷を増すために短めに持ってみたら、この「Strength & Force Upper」の初回の前半でもう、頭上まで引っ張り上げたらブチっと切れてしまった。
とりあえずは、再び挑むことはないであろうShaun TのFocus T25についてきたレジスタンスバンドを引っ張り出して代用しているが、これだと私には固すぎて、レイズやパンチにならない。
パワー不足で、肘が伸ばせず、本来するべき動作ができていないのだ。
肘を伸ばした状態で、腕を前に突き出す動きについてゆけない。

レスミルズであれほどジャブ、クロス、フック、アッパーカットを爽快にやってきたのに、ひとたびバンドを握ると、ジャブやクロスは苦痛以外のなにものでもない。
腕立ては、伏せから腕立てに戻ったときに、フックやアッパーの運動を入れたり、「Explode!」で、きょーん!とやたら高い位置に伸びる腕立てが多い。
でも、レジスタンスバンドがきつくて、腕立てになると、むしろほっとしたりする。

もちろんラストはキラームーブ。
この「STRENGTH AND FORCE UPPER」では、マイク先生のファミリーネームつきの、その名も「カーペンコ・カール」がキラームーブ。
仰向けで、足裏にレジスタンスバンドを巻き付け、高速カール→低速カール→高速カール。
でも、レイズやパンチ系よりキラー度は低い、と私は思う。

この「STRENGTH AND FORCE UPPER」で、初回は腕がバカになり、2回めは疲れすぎて眠れず、3度めは起きてられないほどの睡魔に襲われ、翌朝、RedBull THE BLUE EDITIONを飲んでも復活できなかった。
私にとっては、TapouT XTの中でいちばん手ごわいプログラムだと思う。
アメリカ人のレビューには、I HATEと書いている人もいるくらい。
かくも疲労困憊プログラムなのに、この「STRENGTH AND FORCE UPPER」が終わると、容赦なく「Ultimate Abs XT(15分)」がはじまってくれるのだ…。

TapouT XTはダンベルを使わない、レジスタンスバンドだけでTauouT bodyを作り上げるというのがウリのよう。
マイク先生はよく「right bandを選べ!」と言うが、明らかに、今の私にとってはrightではないバンドを使っている。
でも、レイズやパンチには問題ありだが、カール系はこなせるし、レジスタンスバンドはあまり性に合わないし、予算もないから、あるものを使い続けたい。
素人考えでは、レジスタンスバンドはダンベルでは鍛えられない部分も鍛えられるような気はするが、よりきつい。
ただ、それでも、1回ごとに、レジスタンスバンドは高く、遠く引っ張れるようになるのが心の支え。