
バラクーダポイントの壁ぞいの中層には、ムレハタタテダイがゆらゆら。



ときに流れるように。

ときに降るように。

バラクーダポイントでは見るものがありすぎて、そうそうムレハタタテダイにかまってはいられないけれど、なごむひととき。
ムレハタタテダイは、ハタタテダイより丸っこくて、鼻先の黒が淡くて、背びれが短いように見える。
実際の見分け方は、背鰭棘がムレちゃんは12で、ハタタテダイは11とのこと。
セビレトゲ?
魚の背びれのギザギザのイメージはわくが、聞きなれぬ言葉。
ハタタテダイは、ひょろーんと伸びたヒレに目がゆき、ギザギザなんて見てられない。
セビレトゲではなく、正しくは「せびれきょく」と読む。
あとは、尾側の縞が、ムレちゃんは尻びれの先端で終わっているけれど、ハタタテダイは尻びれの微妙に内側で終わっている。

英語名は直訳っぽいSchooling Penantfish、Schooling bannerfishだが、False moorish idolなんてのもある。
ニセツノダシ。
ひどくない?