くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

2013年モルクル日記(2)3月16日(土) フルマーレ

2013-04-01 23:46:01 |  ダイビング
早朝 チャンギ国際空港 ターミナル3
午前3時台のトランジットエリアは、がらんとしていた。
ベンチやソファで眠っている人の数も、いつもより少なく感じる。
免税店はおろか、トイレも一部しかあいていない。
マーレゆきの便まで6時間20分。
わかっていたことでも、その事実にどっと疲れる。
とりあえず、携帯に充電してから、寝やすそうなソファを見つけて仮眠しよう。
どうせマーレについたら、半日はごろごろしてられるんだし、さして快適でもないトランジットホテルなんか使うもんか。
でも、ラップトップコーナーでiPhoneにチャージしつつWebを見ていたら、立ち上がる気力も失せ、そのままデスクに突っ伏す。
Zzz...
やがて、なにやら周囲が賑やかになってきた。
それでも頑張って目を閉じていたが、あまりにガヤガヤ度がアップしたので、時計を見たら、午前5時半。
朝早い便で出発する人びとが、続々とやって来る。
さーて、そろそろマーレゆきの出るターミナル2へ移動しよう。


チャンギ国際空港ターミナル2 朝
ターミナル間のスカイトレインも、乗客は3人。
まだまだ外は暗い。
見慣れたターミナル2に着くと、毎回寄る本屋のレイアウトが変わっていた。
本屋でペーパーバックスをパラパラやっていると、差し込みが…。
本屋→トイレの公式は有名。
でも、私は慣れない本屋に入ったときだけ、この症状が出る。
以前はここで差し込むことはなかったが、レイアウトが変わっただけで、効果てきめん。
デトックス気分のあと、しばらく免税店をひやかし、機内食まで待てそうになかったので、朝食を求めてターミナル2をさまよう。
上のフロアのフードコートをチェックすると、バーガーキングだった場所は、マックにとってかわられていた。
一巡してみるけれど、ここの肉骨茶はおいしくないし、出来合いのナシレマじゃいやだし、却下。
ふたたび出発階に戻って、スナックコーナーを右往左往。
ダンキンドーナツのかわいいドーナツに心ひかれるが、やはりマレーかチャイニーズにしたい。


シンガポリアンとおぼしきチャイニーズが並んでいる店が、きっとおいしいのだろうけれど、行列はいや。
それに、今朝はフードコートも、ほかのスナックコーナーもとても混んでいて、席をみつけるのがたいへん。
7時すぎて、ちょうど朝日が昇ってきた。
あんまり遅く食べても、機内食につかえるので、「CINTA MANIS」(チンタマニス。マレー語。Sweet Loveの意)という店で、マレークエ(マレーシアスタイルのお菓子)4種もりで朝食とすることにした。
だって、ココナッツもパンダンもドリアンも紫いもも、どれも捨てがたいし、日本じゃ食べられないので、食べられるときに食べておく。

上から時計回りに、クエダダー(緑色。ココナッツフレークのパームシュガー漬けが入っている)、ドリアンサラッ(ドリアン風味のもち米のお菓子)、プルッスリカヤ(緑色のパンダンとココナッツ風味のもち米のお菓子)、ピサンウビ(紫色。ピサン=バナナとウビ=おいものお菓子)。
紅茶とあわせてSGD5.20、400円ちょい。どれもずっしり感がある。
出発1時間前になったら、またまたお店を冷かしながら、搭乗ゲートへ移動開始。
ゲートにたどり着くと、並んでいるのは、チャイニーズばかり。
しかも、野郎率が高い。
モルディブ=ハネムナーorカップorダイバーって時代ではなくなってきたようだ。


SQ462 シンガポール09:45 マーレ11:15
SQのマーレゆきでは、はじめての昼便利用。
窓から見える山はどこ?と思ってFlight Pathに見ると、どうやらスマトラ島のよう。
シンガポールからマーレまでの航路は、ウェーのあるスマトラ島、アンダマンクルーズのニコバル諸島と、過去のインド洋秘境ダイビングの上空を通過するルートだった。
朝っぱらからTigerを飲みながら、下手な秘境狙いより、やはりインド洋はモルディブだよね、と思う。

さて、機内食はCHICKENとFISHであるが、私はFish please!
出てきたのはイカン・ゴレン・サンバル・トマト。

マレーな味つけの、白身魚を揚げたもの。
たいしたことないが、許容範囲の味。
食べながら、飲みながら、成田からのフライトでは途中で眠ってしまった「Kingdom of the oceans」を再度視聴。
やっぱりこのドキュメンタリーは素晴らしい。
デザートには、キットカットのアイスクリームが出てきた。
朝はマレークエをてんこ盛り食べてるし、パンにはバターたっぷり、チーズもいただき、Tigerはすでに2缶空け、さらにアイス。
超ハイカロリー。
いけないことだとわかってはいるけれど、出されたものは、ぜんぶたいらげる。
食後、「トワイライト・サーガ」を見はじめたが、暴れるベラにイラッとして、ちょっとコントローラーのチャンネルをいじったら、ボタンを押し続けたようで、チャンネルの数字がどんどん変わっていく。
チャンネルが定まらないうちに、眠ってしまった。
気づくと、何か薄暗い画面。
聞こえてくるのはフランス語で、英語字幕になっている。
現代ではないが、なんか見たことのある景色。
なんだこりゃ?
機内誌でチェックしたら「Farewell My Queen」。
あー、「マリー・アントワネットに別れを告げて」ってやつね。
日本人女性にはマリー・アントワネットずきが多いが、私にはその気持ちがわからない。
でも、たまたまこの映画で止まったってことは、神様が見ろと言っているのかなとしばらくネガティブな目で見ていたが、話に引き込まれることなく、またまた眠ってしまい、気がついたら、映画は冒頭に戻っていた。
ほどなく飛行機は着陸体制に入り、高度が下がると、数秒間美しい環礁が見えた。
はじめてモルディブに来たときに乗ったコロンボ→マーレの朝のフライトの窓から見えた、モルディブの環礁がとても美しかったので、今回も期待したが、あっという間に終わってしまい、しかも、もう日が高くなったあとでは、雲も多く、反射も強く、全体的に白っぽくて期待外れ。


フルマーレへ
マーレに到着し、タラップを降りる。
ボーディング・ブリッジなどなく、すべて沖どめのフルレ国際空港。
サカナだけでなく、飛行機、新幹線の正面顔が大好きなので、1枚とっとく。
ジャバラがついてなければ、なおのこといいんだけれど…。


SQの隣には、トランスアエロという、見知らぬ航空会社が止まっている。
トランスアエロはロシアのエアラインらしいし、イミグレの行列の大多数はチャイニーズ。
航空オタ化してたら、イミグレの行列では、うしろから数えて何人目ってな出遅れぶり。
急ぐ必要もないし、気長に待つ。
イミグレ、カスタムともに無事通過し、税関出口を出ると、大韓航空就航記念なんてペナントも貼られていた。
モルディブでのツーリストの国別勢力図は、ほんとうに変わってしまったようだ。
しかし、中国からもインチョンからも直行便があるというのに、東京にないとは何事。
日本もしっかりせい。

さて、日程表によれば、アイランド・サファリ・ロイヤルの集合時間は21時半。
約10時間のアイドルタイムになるので、仮眠のためにフルマーレのホテルを予約しておいた。
そのホテルは送迎つきなのだが、予想どおり送迎くんが見つからない。
空港で係員とmeetするようにと書かれていたので、係員常駐のデスクでもあるのかなと、ずらり並ぶデスクをチェック。
でも、どれもこれもラグジュアリーリゾートばかり。
うろうろしていたら、どこかのリゾートのモルディビアンガイドに「何を探しているの?」と声をかけられ、「このホテルのスタッフはどこ?」とホテルバウチャーを見せると、ヘルプデスクに行ってたずねるように言われた。
やれやれ。ヘルプデスクの方へ歩いてゆくと、ワールドツアープランナーズのボードを持った日本人女性ガイドに声をかけられた。
そこには、もうひとり日本人女子。
その女子も同じくアイランド・サファリ・ロイヤルに今夜乗船するそうで、空港ホテルのロビーで時間をつぶすとのこと。やるなあ。
私以外にも、こんな変なフライトパターンで来る人がいたんだ。
私はスリランカン航空の到着にあわせて集合するように言われていたので、昼は誰もいないと思っていたが、一応、私のことも待っていてくれていたらしい。
結局、ワールドツアープランナーズのガイドがすぐにホテルに電話をして、送迎について問い合わせてくれた。
するとホテルスタッフは、すでに空港で私を探しているという話だった。
ベンチに座って待つように言われ、21:45に再集合の約束でガイドと女子とは別れた。


Ripple Beach Inn
ちょうど昼過ぎ、この小さな空港で、とても探してくれいたとは思えないくらいの時間がたってからモルディブ人の男の子がやってきた。
「今車がこっちに向かっているから」と言われて、さらに10分ほど待ちぼうけ。
そして、来た車は、結局のところはタクシーだった。
もうひとり、インド系の顔立ちの女性ツーリストも乗ってきた。
人工島のフルマーレは、空港からは地続きになっていて、車は左手に空港、右手に海を見ながら走る。
せっかくのインド洋も薄曇りのせいか、キレイというよりは、殺風景なイメージだ。
さて、フルマーレのホテルは、Agodaでリーズナブルかつ評価高めだった「Ripple Beach Inn」。
イメージはプチホテル。

約10分ほどのドライブでホテルに到着すると、とても小さなレセプション。
ソファの置いてあるスペースもきわめて小さい。
インド系女性は、クレジットカードは持っていない、USドルもない、カナダドルならあるとすっとぼけたことを言っており、ホテルスタッフともめていた。
それを後目に、チェックイン手続きらしい手続きもなく、私は部屋へ通された。

ホテルの外観は悪くない。


でも、通された2階の部屋には、窓はあるが、至近距離に隣の建物の壁が立ちはだかり、ビューはなく、薄暗かった。




予約をするとき、バルコニーつきのオーシャンビューがよいかな、と思ったが、数時間の利用なので、けちってスタンダードにしたのがいけなかった。
とはいえ、Agodaで最初に表示されるレートは5000円程度だが、taxやBed Tax、トランスファーで、なんだかんだで9000円近くするので、値段に見合わない感じはする。
Agodaも、必ず徴収するなTaxやチャージは込みで表示すべきだ。

他のホテルに比べて、ベッドが異常に高い。
500mlのミネラルウォーター2本と、インスタントの紅茶コーヒーセットがコンプリメンタリー。
デスクの下には、空っぽの冷蔵庫もある。


シャワーは冷水。(しか出なかった。)
カランを左にひねって、きっとお湯はこっちと思って待つが温度が上がることはなかった。
試しに右にひねってもみたが、それもダメ。
水が乏しいモルディブで、そうそうジャージャー流すのも気が引ける。
たぶん、頭上の装置を調整すれば温水が出ると思われ…。
ただ、なんせ190cmの人でも容易には手が届かなそうな高さに設置されていて調整不能。


トイレの上にあがればなんとかなりそうだったが、すでに足が濡れていて、滑り落ちそうなので、水シャワーに甘んじることにした。
室内のテレビは1チャンネルしかうつらず、なんのためにセットトップボックスが置いてあるのかわかりかねる。
1チャンネルだけの放送が、ケーブルTVなのか?
水シャワーのあと、1時間昼寝したら、すっきりしたし、昼なお薄暗い部屋にいたくなかったので、周辺散策をすることにした。

ホテル前はビーチ。


とてもきれいな白砂だけれど、あんまり好きになれない。
何か無機質な感じがするのは、やはり人工島だから?
ツーリストやローカルがちらほらいるだけでさびれている。
曇っているし、トロピカルなイメージはないのがいけないのかな。

ちなみに、ビキニ禁止である。


フルマーレはまだまだ新興住宅地な感じだ。
通りを歩く人も少ない。


まっすぐの通りに、建物もちゃんと並んでいるけれど、なんだかさびしい。


同じ規格の団地があったりするのが、昭和の日本みたい。


造成中の建物多く、そこらじゅうに旧式なコンクリミキサーが放置されている。


道端にはバナナがなっているし…


空き地にテーブルを置いて、ちょっと悪そうな若者たちがトランプに興じてたり、平和な昼下がりは、ちょっとタイムスリップ感。

その反面、みあげれば携帯基地局がそびえ、


しょっちゅう水上飛行機が頭上を通過しうるさかったりで、やはり2013年なのだ。


でも、街に活気は感じられず、全体的にSleepyな感じがする。
お店もならんでいるが、どこもしーんとしている。
子ども服のお店。


サーフショップ。


TOTOとかINAみたいなお店。トイレがデコラ。


ふらりと寄りたい店もなければ、入れそうなレストランもない。
おなかがすいた。
本当は、ローカルフードを食べたいが、モルディブって、女子ひとりで入れるようなローカルレストランがないのが気に食わない。
入っても、珍しがられるだけで、別に入っちゃいけないわけでもなかろうが、ディベヒ語わからないし、チャレンジャーすぎるので、高くつくが、ホテルのレストランにした。
ホテルのウェイターは、超感じがよい。
フィッシュカレーをたのんだら、きょうはないというので、ベジタブルカ レーとライスをオーダー。
出てくるまで相当時間がかかった。


ご家庭の味な感じだけれど、熱々でおいしい。


意外に良心的だったAgoda
カレーを食べながら、3/22、下船後のホテルをさがす。
イクエーターに乗ることを想定していた私は、イクエーターの下船日にあわせ、帰りのフライトは、土曜夜便をとってある。
アイランド・サファリ・ロイヤルは金曜下船なので、できれば金曜にマーレを飛びたちたいが、アイランド・サファリ・ロイヤルへの乗船が決まったときには、すでに満席でとりなおしができなくなってしまった。
空港のフルレ・アイランド・ホテルは、以前に泊まったとき、値段に見合う価値は見いだせなかった。
でも、スパが使えるなら、と思って、スパに予約やメニューの問い合わせをしても無視されたこともあって、使うもんか、である。
フルマーレが気に入ったら、帰りもフルマーレに泊まろうと思ったのだが、また戻って来たいとは思わないので、帰りはマーレにしよう。
どうも、オクターブというのが、値頃でよさそうだ。

部屋に戻ってメールをチェックすると、オクターブのバウチャーが届いていた。
バウチャー見たら日付が3/21になっている。
私間違えた?とアプリを開くと、日付の選択は3/22のまま。
予約の変更をクリックしたら、スペシャルレートなので、全額没収との表示。ギャーーー!
Agodaのヘルプデスクに電話する国際電話代が惜しいので、ダメ元でメールを送ってみる。
「アプリで選択した日付は3/22でしたが、バウチャーは3/22になっています。
3/22に変更していただくか、クレジットカード支払いを無効にしてください。」
思いつくかぎりの丁寧な英語で訴えてみた。
まあ、どう考えても、日付再確認しないのが悪いって言われるだろうな。
すると、ものの10分もたたないうちにレスが来た。
予想外に「今回は全額返金します」というものだった。
Agoda側でホテルに電話をかけたら、オクターブの22日は満室なので、変更はできないけれど、ホテルがリファンドを認めると言っているので、リファンドするとのこと。
ありがたいことだ。
Agodaは、オクターブには22日の空室はないと言うが、アプリでもう一度空室照会をすると、空室ありなのだ。
アプリで空室ありなので、もう一度、オクターブを22日で予約してもかまわないかとAgodaに再度メールをすると、止められた。
たぶん実際には空きがないのに予約がとれる不具合で返金してけれるんだろう。
まあ、不幸中の幸いだ。
かわりに、これまた安くてレビュースコアの高めのDACE HOTELというのをとることにした。


フルマーレ サンセット
きょうのサンセットは18:22らしい。
時間にあわせて、再度ビーチに出てみた。


夕ぐれには、ビーチに出ている人も増え、ビーチバレーなんかもやっていた。
このビーチはどうも島の東側のようで、サンセットはみられなかった。


部屋に戻ってふたたび仮眠することに。
なのに、ホテルは改修中で、ドリルの音がうるさくて、安眠不可。
結局、20時前くらいになって、やっと静かになった。
21時半に送迎をたのんでいたのに、たのみもしない20時半にモーニングコールが来た。
「タクシーは21時に来ます」とのこと。
「21時半って言ったでしょ」と苦情。
「車が21時にしかない」とうそっぽい。
これでもう、このホテルはダメ!決定。


ふたたびマーレ国際空港
夜21時。
タクシーで空港へ。
ローカルが3人、後ろの席に乗り込んできたから、単にこいつらが21時に空港に行きたいだけじゃないの?と思えた。
フルマーレは夜になると、パブリックビューイングみたいなのが設置されている空き地なんかもあった。
空港への道は、夜はとてもさびしい。
それでも、暗い海で、釣竿をたらしている人の姿がちらほら見えた。
空港に着いたら、到着口でボーッとワールドツアープランナーズの現地係員と、スリランカン組の到着を待つ。
やがて、昼に会った女子と再会し、しばらく雑談。
その後、だいぶたってからスリランカンで到着した人びとは、ほとんどリピーターくさい。
全員そろったら、ちょっと先の国内線ターミナルへ移動だ。


Q2 148 マーレ23:50 カーデッドゥ01:15


ガーフ環礁は、カーデッドゥという空港に飛ぶ。
カーデッドゥーゆきの便は23:50発。
われわれが一番乗りらしく、その中でも、いちばんにチェックイン。
荷物は25キロまでは免除、それ以上は1キロ1ドル程度のエクセスがかかる。
私は、荷物が軽いので、無関係だが、みんな数ドルのエクセス支払手続きをしていた。
その後、セキュリティチェックするまで、退屈な時間。
そしてまたまた、国内線ターミナルも、チャイニーズで埋め尽くされた。
かつてモルディブのリゾートは、ドイツ人によって開発がすすみ、ゲストはヨーロピアン主流の日本人ちょびっとだった。
モルディブに来るチャイニーズといえば、旧正月にだけ、タイワニーズが団体で、おそろいの旅行会社のバッグとTシャツで押し寄せるにすぎなかったのに、いまやチャイニーズが圧倒的だ。
やっとセキュリティがオープンして、またまたゲートで不毛な待ち時間をやり過ごしたあと、やっとボーディングタイム。

去年アッドゥから乗ったのと同じタイプの飛行機で、尾翼はドルフィン。


またまた正面顔。


離陸したら夜間飛行で眠りたいところだが、プロペラがうるさく眠れない。
窓の外、たまに船や島の灯りがみえる。
雲がないところは、星が近くてきれいである。
機内サービスは、コーヒー、紅茶だけ。


アイランド・サファリ・ロイヤル乗船
カーデッドゥ空港は、ガン空港に比べると、かなりぼろい。
チャイニーズのおっさん軍団は、みな、長尺な荷物を持っている。
どうやら、トローリングの人たちらしい。
私が見たいんだから、カジキとかひっかけないでね…。

外に出るとリピーターの人びとが、船から迎えにきた的場さんにわっと群がり、アピっている(ように見えた)。
たぶん、私と、もうひとり昼に着いた女子以外は、ほぼ全員リピーターとみた。
なんだか微妙。
この先、超アウェー戦が予想される1週間。
ま、ガーフだし、海がよければそれでよい。
広いドーニで、器材だけバスケットに写し、日本はもう朝な時間になって、ようやく乗船。
ゲストカードに記入し、部屋を割り当てられ、やっと長い長い、不毛な1日が終わる。