人生いろいろ

息子たちの成長日記です。

保育園以外の選択肢

2009-11-03 | 保育園
私の語学学校がいよいよ始まりそうなので、息子を保育園に預けることに。春に来た時に、家の前の保育園に申し込んだつもりが「登録されていない」とのことで、もう一度手続きをやり直し。ちゃんと「10月から入れますよ」っていうメールを貰ってたのに、どういうこと???と怒っても仕方ないので、夫と相談した結果、そこの保育園は一旦辞めることに。というのも、デンマークには保育園のほかに、「ダウプライ」と呼ばれる、ベビーシッターのような選択肢もあるからなのだ。息子はまだ小さいし、しばらくはベビーシッターで手厚く見てもらったほうがいいだろう、ということになったのだ。

ちなみに・・・
3歳児までの保育システムは大 きく分けて2つ。
1.ボーゲストゥと呼ばれる保育園
2.ダウプライと呼ばれる保育婦(ベビーシッター)

このダウプライというシステムは日本にはないシステム。ダウプライモア(保育婦)が6ヶ月から3歳までの子供3~4人を自宅で預かるシステムで地方自治体の管理下におかれている。専門的な教育を受けた保育のプロが、一般の家庭環境の中で保育するもの。時間は午前6時半くらいから午後4時半くらいで、その時間帯の中で親が子供を送り迎えする形になる。時間はそれぞれ自由。
基本的には自宅での保育だが、近所の保育婦がひとつのグループを作り、週に一度、市が運営するプレイルームに集まって、みんなで遊んだりする。また、他の日には、ローテーションを組んで、保育婦同士で自宅を行き来する日を決め、自分の担当する子供を連れて他の保育婦の自宅で過ごしたりと、変化をつけながら過ごしたりするようだ。

と、前置きが長くなったが・・・、今日そのダウプライに会ってきた。
私たちが住んでいる地域には今空いているダウプライはいないようで、隣町のダウプライのお宅へ。とても素敵な家で、息子と同じ歳の子供もいるため、おもちゃがたくさん!!!息子も眠さを忘れて、おもちゃに夢中になって遊んでいた。夫が彼女のことをとても気に入ったので、早速そこのダウプライにお世話になることに決めた。

デンマークでは、公立の学校教育には費用がかからないが、乳幼児保育(幼稚園も含む)には、そこそこの費用がかかる。ボーゲストゥはその数が少ないこともあり月額約6~7 万円、ダウプライが月額5万円弱。
火曜日には語学学校の面接なので、月曜日には始めなければいけない。息子が私たち以外の人に面倒を見られるなんて、想像できないけれど、子離れしなきゃか。あ~、さみしいなぁ。
この笑顔ともしばしのお別れ・・・。とほほ。