とある映画のちょっとしたシーンにオレ様が出ることになり、撮影隊が家まで撮影に来てくれた。
撮影の機材がたくさん運び込まれた。
ベッドルームのクローゼットの中に体育座りし、カメラをじっと見るというシーン。セリフなし、ほんの10秒。
カメラチェック中。
こんな感じで座っているだけ。
レールの上にセットされたカメラが移動してクローゼットに近づいて行くところ。
左側の人は、クローゼットをゆっくり開ける役。一応、ディレクター。
トイレ休憩中。最近ハマっているドラえもんのTシャツ。
オレ様も自分の様子をチェック。いい演技してる?オレ。
気を取り直してもう一度。
人が来るということで、ちょっとずつ部屋の片づけをしたけれど、使ったのはこの部分だけ。ベッドが邪魔で少し動かしたが、まさか動かすとは思っていなくて、ベッドの下は当然ほこりだらけ。洗濯部屋は使わないと思って、物を放り込んでおいたら、そこにカメラチェック用のカメラが置かれた。ま、そんなものか。ほんの10秒のシーンに、セッティングから後片付けまで、2時間半かかった。お疲れ様です。映画を作るって大変だねぇ。
昔、イギリスにホームステイした家のおじさんが映画関係の仕事をしていて、オーストラリアで住まわせてもらったファミリーも映画関係の人。東京ではドキュメンタリー映画の撮影の通訳兼コーディネーターの仕事をしたことがある。なんか映画と縁があるのかなーなんて思ったり。
ちょっとした撮影だったけれど、なんだか楽しかった。