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折々のうま-当たらぬでもなし

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小泉元首相「原発ゼロ」発言

2013年08月30日 06時20分42秒 | 東日本大震災
小泉元首相「原発ゼロ」発言が止まらない! 安倍政権「汚染水漏れ」「再稼働」に身内からダメ出し
(J-CASTニュース)

日和見に徹す。
ポピュリズムもここまで来れば、立派な哲学である。

ただし、核政策としてはプルトニウムの最終処分方法がないという点を踏まえれば、
至極当然である。
私は原発政策などとはごまかさない。

地球温暖化という点では、「原子力で動く蒸気機関車」的な発電では温排水も含めた
「熱汚染」が相当のものであり、功罪が拮抗していること。
石原慎太郎氏が言うように、原発を持つことは核兵器のポテンシャルを留保している
のにほかならないこと。
NPT体制の下では原発をやめようにも、核兵器所有国からの圧力が相当のものになる
こと。
にもかかわらず、プルトニウムの最終処分方法については確立した技術がなく、
安定大深度地層への隔離・忌避しかないこと。

最後に言おう。
火山国日本の「安定地層」などと言っている時点で、論理が破綻している。
日本で変動のない地層、数千年腐食のない容器、すべては絵空事である。