以下は中京改修前の話だ。
今や中京が日本一重いコースだ。
中京を制する馬が凱旋門賞を制する。
高松宮記念を中京2200で開催するのがよい。
☆★☆
私ぐらいの知識では、コースに精通したラップ理論が得意な人には
笑われてしまうので、さらっと参考文献を挙げて受け売りしておく。
値段も手頃なので、ここで読んで覚えた気にならないで、買うように。
こういう教則的な本は手元に置いて損はない。
「コースの鬼」城崎 哲(じょうざき てつ)著
競馬王新書008:白夜書房 刊 定価980円から引用
芝コースは大雑把に分けて3種類
①野芝100%…新潟、2・3回小倉、4回阪神、4回中山
②野芝に洋芝をオーバーシード…
中山(4回を除く)、東京、阪神(4回を除く)、京都、中京、
1回小倉、福島
③洋芝…札幌、函館、盛岡(地方) である。
同じ洋芝でも②と③では芝種も性質も異なる。
乱暴を承知で言うと②は野芝が枯れる時期に、
イタリアンライグラスを化粧直しに覆っている程度である。
イタリアンライグラスは青々と見栄えはいいが強度は弱い。
純然たる洋芝は③のみである。
北海道シリーズ、とりわけ函館巧者の要素として、
この洋芝コースが挙げられるのである。
いわゆる4大場に重い洋芝はないので、
洋芝を意識して、北海道シリーズを走らせる厩舎はない。
なお、オーバーシードの競馬場では管理上の理由
(野芝の方が関東以南の馬場では生育が良く、管理も容易)から、
夏の間は野芝100%の状態で養生される。
イタリアンライグラスは野芝のじゃまにならないよう抜かれてしまうの
である。抜きやすい、弱い品種を選んでいるのである。
イタリアンライグラスは冬春モードといったところだ。
ここが肝心だが、同じ芝構成でも開催ローテーション
(ちょうど野芝の生育期とか、野芝と洋芝の端境期にぶつかるなど)
開幕週と終盤、春開催と秋開催などで重い軽いが変わってくる。
JRAや海外挑戦組は洋芝にこだわっていないようだが、
日本のダートで海外勢がイマイチなのを考えれば、
容易に想像できることなのである。
高温の日本の夏でどろどろになった洋芝で
レースをしても意味はない。
ヨーロッパの夏に近い環境で、
クッションの効いた洋芝がある
北海道シリーズでこそ「適正」馬が導かれるのである。
今や中京が日本一重いコースだ。
中京を制する馬が凱旋門賞を制する。
高松宮記念を中京2200で開催するのがよい。
☆★☆
私ぐらいの知識では、コースに精通したラップ理論が得意な人には
笑われてしまうので、さらっと参考文献を挙げて受け売りしておく。
値段も手頃なので、ここで読んで覚えた気にならないで、買うように。
こういう教則的な本は手元に置いて損はない。
「コースの鬼」城崎 哲(じょうざき てつ)著
競馬王新書008:白夜書房 刊 定価980円から引用
芝コースは大雑把に分けて3種類
①野芝100%…新潟、2・3回小倉、4回阪神、4回中山
②野芝に洋芝をオーバーシード…
中山(4回を除く)、東京、阪神(4回を除く)、京都、中京、
1回小倉、福島
③洋芝…札幌、函館、盛岡(地方) である。
同じ洋芝でも②と③では芝種も性質も異なる。
乱暴を承知で言うと②は野芝が枯れる時期に、
イタリアンライグラスを化粧直しに覆っている程度である。
イタリアンライグラスは青々と見栄えはいいが強度は弱い。
純然たる洋芝は③のみである。
北海道シリーズ、とりわけ函館巧者の要素として、
この洋芝コースが挙げられるのである。
いわゆる4大場に重い洋芝はないので、
洋芝を意識して、北海道シリーズを走らせる厩舎はない。
なお、オーバーシードの競馬場では管理上の理由
(野芝の方が関東以南の馬場では生育が良く、管理も容易)から、
夏の間は野芝100%の状態で養生される。
イタリアンライグラスは野芝のじゃまにならないよう抜かれてしまうの
である。抜きやすい、弱い品種を選んでいるのである。
イタリアンライグラスは冬春モードといったところだ。
ここが肝心だが、同じ芝構成でも開催ローテーション
(ちょうど野芝の生育期とか、野芝と洋芝の端境期にぶつかるなど)
開幕週と終盤、春開催と秋開催などで重い軽いが変わってくる。
JRAや海外挑戦組は洋芝にこだわっていないようだが、
日本のダートで海外勢がイマイチなのを考えれば、
容易に想像できることなのである。
高温の日本の夏でどろどろになった洋芝で
レースをしても意味はない。
ヨーロッパの夏に近い環境で、
クッションの効いた洋芝がある
北海道シリーズでこそ「適正」馬が導かれるのである。