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折々のうま-当たらぬでもなし

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正気か?竹中平蔵が東電国有化に言及

2011年05月10日 20時10分26秒 | 東日本大震災
 東京電力が今後どの様になるか、非常に大きな注目をされている。まず、今回の現
場の混乱をなんとしてでも収束させなければならず、その為の努力を東電には厳しく
求めなければならない。しかし、その上で、どの様な今後が予想されるか、「国有化」
など閣僚の間でもまちまちな意見が出ているのが現状だ。
 今後間違いなく出てくる議論は次の様な議論になる。「東京電力をGood 東電、Bad
東電、良い部分と悪い部分、財務的に悪い部分を切り離して、そして良い部分でもう
一度やっていかなければいけない。電力会社は必要だから、それが必要だ。」という
議論が出てくるだろう。これは東電の生き残りの議論であり、東電を温存するという
議論、東電を救済するという議論になる。
 金融の例を参考にし、足利銀行の様な対応をとることが重要である。今後、債務保
証まで含めてどの様な財務内容になるのかという厳しいDue Deligenceした上でだが、
デューデリを行って極めて厳しい状況であるということが明らかになったなら、それ
を一時国有化し、原子力を中心とした部分は国が管理し、それ以外、市場の採算に乗
るものについては民間の別の企業に払い下げるということが重要なのではないか。そ
してその際にイギリスの例などでもあるような、思い切った相当大幅な人員削減が可
能であると思う。
 電力は供給されるが、その会社は東京電力ではなくて民間の別の企業、新しい主体
であり、東電の生き残りとは根本的に違う政策になる。関西電力が引き受けても構わ
ないし、別の商社の様なところが引き受けても構わない。私たちに電力は供給される
が、それは生まれ変わった会社である。このように、一時国有化による足利銀行方式
のような政策でけじめをつけることが大変重要である。今後どのような議論が出てく
るかというときに是非このような意見を参考にしてもらいたい。
(Policywatch)

 正に驚天動地だ。聖書のパウロの回心の件を思い出してしまった。
 こいつは東電株を空売りしているに違いない。
 正しい意見でも素直にとれない私を、お許しください。

菅首相、原発事故収束まで6月から歳費返上

2011年05月10日 20時00分11秒 | 東日本大震災
 菅首相は10日夕、11日に東日本大震災2か月を迎えるのを機に首相官邸で記者
会見を行った。
 東京電力福島第一原子力発電所の事故に関して「事故を防げなかったことをおわび
申し上げたい」とした上で、「事故の収束のめどがつくまでの間、6月から首相とし
ての歳費を返上したい」と述べた。
 また、今回の事故を検証するための「原子力事故調査委員会」を発足する準備を進
めていることを明らかにした。
 さらに、「復興基本法案」(仮称)や内閣法の改正案については「今週中に内閣と
して方針を決め、国会に提出したい。与野党の意見を聞きながら成立に全力をあげた
い」と述べた。
 また、2011年度第2次補正予算案の編成については「現在は白紙だ」と述べた。
 中部電力が浜岡原子力発電所の停止を決めたことについては、「早い段階で要請を
受け入れてくれ大変うれしくありがたく思っている。電力の不足が生じるのではない
かという懸念もあるが、他の電力会社にも、国民にもご協力いただきクリアできる」
と述べた。
 東電が福島第一原発事故の損害賠償策に関して政府に支援要請したことについて、
「一義的には東京電力の責任だが、適切に賠償されるよう政府としてしっかりと責任
を持って対応したい」と語った。
 また、今後のエネルギー政策については、「原子力については、何よりも安全性を
しっかりと確保する。原子力、化石燃料に加えて、太陽、風力、バイオマス(発電)
というのを基幹エネルギーにする。省エネ社会をつくることも、もう一つのエネルギ
ー政策の柱になる」と述べた。
(読売新聞)

 率先垂範とはこのことだ。
 スタンドプレーと揶揄するのは簡単だが、それさえもできない東電。

 菅総理には一つだけ、ご指摘申し上げる。
 「地熱」を忘れています。