将人とともに together with Masato

For the parents in the world, whose children have autism.

高校卒業旅行が宮古島トライアスロン(5)

2011年11月14日 | 体育
そして、それを障害者としてではなく、一人の人間として皆さんが支え、賞賛して下さった。

マラソンのゴールの際、無感動な将人たちの手を、先生が何とか挙げさせて、満面の笑みを、実に自信深く、また大変誇らしげにしておいでだったのを見て、思わず、ほろっと来てしまった。

こんな大変なことまで付き合い、将人たちとコミニュケーションをとってくれる先生たちがこの世の中におられるのだ、と。人生、まだ見捨てたものじゃない、と。

あの大きくて立派な陸上競技場をわずか15名の生徒たちのために宮古島市がオープンし、保育園の園児が大勢踊って出迎えてくれた。

ボランティアさんが待ち構えてマッサージを施して下さった。

宮古島はもちろん、遠く東京からも朝まだ暗いうちからボランティアで伴走して下さった宮古島トライアスロンクラブの方々のお気持ちも感動的だった。

もちろん、光の村の土佐と秩父の先生方にはどんなに感謝してもし切れないものがある。

いろんな方々に支えられ励まされて、あの5日間があった。
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