げんきくんのわくわく日記

グリーンコープひろしまの活動報告ブログです。
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もっと知りたい!せっけんのはなし 玉の肌石鹸講師のせっけん学習会

2017-07-20 15:36:00 | くらし全体会
6月6日(火)広島市東区民文化センター、6月7日(水)グリーンコープひろしま福山支部の2会場でせっけん学習会を行いました。
「無添加まっ白なせっけん」「泡ハンドソープ」「お洗濯のしゃぼん(液体)無香料・香料入り」などでおなじみの製造メーカー、玉の肌石鹸の方を講師にお招きし、せっけんについて、わかりやすくお話をしていただきました。



合成洗剤と石けんの違いの説明では、「石けんの長い歴史が安全性を証明している」という事と、「合成洗剤はいくら植物由来のものからできていても、生分解性は石けんに勝てない」という事が印象的でした。
最近では合成洗剤でも植物由来を強調し、やさしいイメージをアピールするものもあります。
石けんと合成洗剤の違いを理解し、人や自然環境にやさしいのはどちらなのか?考えて選んでもらえるようになるといいなぁ~と思います。

ブラックライトを使った実験では、蛍光増白剤入りの合成洗剤を溶かした水がぼんやりと青色に光り、石けんを溶かした水がまったく光らないので、その違いが目に見えてよく分かりました。
脱脂綿、ガーゼ、そして食器などには使用を認められていない蛍光増白剤…「白くみえることと、衛生は別の問題」と話されたことが心に残りました。
水の硬度を計る実験を行い、広島市・安芸郡・東広島市の三か所で計った硬度は20ppm、福山市の三か所で計った硬度は40ppmでした。(某有名フランス産ミネラルウォーターは300ppm…)
広島の水の硬度は低いので、せっけんを使うのに適しているとのことです。
硬度が高いと石けんは泡立ちにくいので、少し量を多めに使う必要があるそうです。



汚れの落ちるしくみから、お洗濯の気を付けるポイントは、
①石けんの使用量→少ないと汚れ落ちが悪くなる。
②水の量→少ないと石けんカスが衣類に残る。
③衣類の詰め込み→詰め込みすぎると黄ばみや臭いの原因になる。との事でした。

石けんを使う上で気になる石けんカス対策!
「衣類のリンス」やクエン酸をすすぎの時に入れると余分な石けんカスがとれるそうです。
洗濯槽の黒カビ防止にもなるそうなので、ぜひ試してみてください。
どちらも柔軟剤の投入口へ直接入れて大丈夫、クエン酸の場合は水量に関係なく小さじ1を入れる、という事でした。

基本として大切なことは、
粉石けんは洗剤投入口へ入れず直接洗濯機へパラパラ入れる、
汚れのきつい洗濯物は部分洗いをするといい、
すすぎは2回コースでという事でした。

使用量の目安は石けんの箱や袋などに、それぞれ書いてはありますが、お使いの洗濯機・洗濯物の状態や量、水温によっても違いがあるので、表示してある目安を参考に、何回か自分の目で見て確認する事が大切という事でした。
お料理を作るときの感覚で、標準の目安を参考に我が家流の洗濯を楽しみながら、見つけていきたいです。



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