2024年1月15日(月)に、米沢郷牧場から北澤さんと井上さんをお迎えし交流会を開催しました。
米沢郷牧場のある山形県高畠町は盆地です。平地で稲作、傾斜地では果樹の栽培が盛んで、寒暖の差が激しくおいしい果樹や野菜、お米づくりに向いている地域だそうです。例年なら1月はかなりの積雪がある時期なのに、今年は雪が少なく暖かいそうで、このようなことは今までに一度もなかったそうです。春に必要な水が確保できるか心配されていました。
米沢郷牧場は、「自然循環型農業」を目標にした有機農業者の組織です。「自然循環型農業」とは、「土」「水」「大気」そして「微生物」の自然の物質循環を大切にし、畜産、野菜、米、果物、農産加工もすべて自分たちで行い、「菌体飼料工場」「堆肥センター」「BMWシステム」も作り、それらを結び付けて循環の輪を作りあげています。 ※BMW技術とは地域生態系における自然浄化作用の仕組みに学び、バクテリア(B)、ミネラル(M)、水(W)の力を借りて、自然環境を保全する技術です。
米沢郷牧場は若手と経験豊富な先輩農家とのコミュニケーションを大切にされていて、若手は先輩のところに数年研修にいかれてから、実家の農業を継ぐこともあるそうです。それもありとても仲の良さが伝わってきました。そのような担い手の育成の取り組みもあり、後継者が多く育っているそうです。
日頃の感謝を込めて、生産者の方へメッセージカードを渡しました。
とても喜んでくださり、私たちも嬉しくなりました。また、たくさんのお話をお聞きし心が温まる交流ができました。これから米沢郷牧場の商品がカタログにたくさん掲載される時期になります。
米沢郷牧場の取扱商品は、サクランボ、ラ・フランス、ミニトマト、りんご、米、玄米餅、生もち、とんぼのめぐみのおせんべいの原料などです。
みんなで利用していきましょうね。