Along with the Mekong

メコン川の流れのように

東チモール

2012年04月28日 | コーヒーネタ

 
東チモールのコーヒー。
あまり深くは煎れないけれど
しっかりしたコクとまあるいやさしさをもったコーヒー。
ふんわりとした香りと甘みが広がる。いい豆だなぁ。

mameが雲南でコーヒーと格闘をし始めたころ
東チモールでは、日本のNGOのバックアップで
この香味をもったコーヒー豆の収穫を実現していた。

そのNGOに比して、自分の力のあまりの足りなさを痛感させられ
でも、がんばればいつかこれ以上のコーヒーを雲南でもつくれるはず
という、無茶な自信とやる気に駆り立てた、忘れ難いコーヒー。

東チモールは5月20日に独立10周年を迎える。
今ワタシの掌の中にあるコーヒーの実
そしてその実を実らせていたコーヒーの樹が目撃してきたであろう
人々の苦しみ、努力、そして喜び。
そんなことに思いを馳せると、ますます味わい深い。

日本各地でも独立10周年を記念した
沢山のイベントが企画されている。
ひとつくらい覗けるかな……
そして、20周年を迎える時
このコーヒーはどんな香味になり
mameはどこで、なにをしながら
その香味を味わうことになるのだろう。

東チモールでは、こんな映画も撮られている。



生きていることはいとおしい、そんな気持ちにさせてくれる。
20周年は、ゆとりある気持ちで祝えるよう
mameも少しずつ前進しなくては。

おめでとう、そしてステキなコーヒーをありがとう、
東チモール。


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