待望の雨

9月にほとんど降らなかったまとまった雨がようやく降りました！
野菜が全体的に元気を取り戻したように感じます。
にんじんもようやくまともな大きさになってきました。
これから信州は秋が深まってきますが、収穫の秋、まだまだ
しっかり野菜を出荷していきたいと思います。

大豆の枝豆

大豆の枝豆。当たり前じゃないかと思いますが、実はちょっと季節外れの今、
大豆用に作った豆が枝豆として採れています。8月の暑い時期に出荷したのは
枝豆用に早く出来るように改良された品種で、草丈も出荷しやすいように短く
なっています。大豆用のものは木が大きく、枝豆として出荷するには葉や茎を
沢山切り落とさなくてはならないので結構手間ですが味はおいしいと思います。
さて今年は例年にない変わった気候変化を見せていますが、野菜の生育も変わ
った育ちをしているものがあります。たとえばこの大豆ですが例年よりとても
草丈が長くなっていて近所の人も同じように大きな木の大豆ができています。
おそらく7月の長雨の影響だと思いますが、やはり野菜は自然のものなので、
気候変化でずいぶん育ちが変わってきます。やはり農家としてはもう少し季節
ごとにそれらしい気候変化をしてほしいと思います。（9月はもう少し雨が降る
はずなのになあ・・・）

ささげの収穫

今年初めて鹿児島在来ささげという赤飯やごはんに混ぜて食べる豆を作りました。今日はシートに広げて乾燥させていたのですが、強い日差しに当たり、パチパチ音を立てながらどんどん豆が出ていて、勢いよくシートの外に飛んでゆく者も現れ、まるで生き物のようでした。赤飯には小豆をよく使いますが、小豆は炊いた時に割れる場合があり、縁起が悪いので、地方によってはこのささげを使うところがあるそうです。とにかく試食が楽しみです。

玉ねぎの苗

嵐のように夏が過ぎ去ってしまい、あっという間に9月になってしまいました。
ブログもだいぶ間隔が空いてしまい申し訳ございません。さて来年の野菜の準備としては一番早い玉ねぎの種まきを先月済ませました。この作業をすると今年ももうわずかだなと月日の過ぎる速さを感じます。まだ楊枝よりも細い状態ですが、長い期間ゆっくり成長して来年の7月ころ収穫となります。ここ数年失敗が続いているため、いろいろ見直しをして取り組んでいます。近くのおばあさんに褒められるほど発芽はよく、今のところ順調ですがまだ始まったばかりですので油断せず管理していきます。