出荷開始してからしばらくはモンシロチョウの幼虫
(アオムシ)の食害がほとんどなく安心していたが
最近だいぶ増えてきた。
アブラナ科のキャベツ・ブロッコリーが特に好きで
ひどい時は出荷できなくなってしまう。
そんなときに嬉しいことに天敵が現れた。

まずこれはアオムシの隣にうみつけられた
アオムシサムライコマユバチの卵。
アオムシに寄生してその栄養でハチが成長する。
何とも頼もしい。

これは初めて見たのだがおそらくシマサシガメ
アオムシの体液を吸っているようだ。
天敵昆虫を見つけると、畑が単に野菜を生産する
場所ではなく、自然の一部として生き物の住みか
になっていることに気づく。
土の中には無数の微生物がいて、さまざまな昆虫が
いるような生態系のバランスが取れた畑づくりを
目指し、そんな畑で採れた野菜でみなさんを元気
にすることができればいいと思っている。