めぐみのひとりごと

これからどうしよう~。。。

という日記です♪

ボルドー美術館

2008-02-01 03:18:54 | Weblog
今日は放課後にアリーと美術館に行ってきました。

ロールというボルドー生まれの画家の絵画展でした。


今から160年ほど前のボルドーの景色が生き生きと描かれていました。

今、トラムが走っている川沿いの景色が波止場だった頃の景色も
カンコンス広場のシンボルが現在の物と全く同じなのですぐに解りました。


当時生きていた人達の服装や表情を見るとタイムスリップしてしまいそうな
感覚に陥りました。


それにしてもアリーの博識にはビックリしました。

美術館のエルメスとアフロデーテの彫刻を見て、何の神様か説明してくれたり
、良い画家の絵は見る角度によってそれぞれの違う印象を見る人に与える事が出来るとか、
死んだライオンを沢山のウサギがいたぶっている絵を見て、これは奴隷か市民が
権力者に抱いている感情だ、などなど説明してくれました。


死んだライオンの絵に関してはただのイメージと言ってましたけど、言われてみれば確かにそう思えました。

3時間ほどゆっくり絵を見てからアンティークショップが立ち並ぶ通りの
一角にある中国&ベトナム家具を取り扱うお店の奥でお茶をしました。

カウンターに3席とベッドの上に低いテーブルを設置して靴を抜いで
くつろげるスペースが一つという贅沢なお店です。

だけど、家具を売るのが目的なのでビックリするほどリーズナブルな
お店でした。


そこで1時間ほどオシャベリしてから本屋さんに寄って帰宅しました。


フランスって腹の立つ事も多いけれど(例えばお会計に平気で待たされたり、
なかなか注文を取りに来なかったり)、
良いところはフランス人って本当に商売っ気がないので、コーヒー一杯で何時間いても嫌な顔一つされない事です。


そう言えば、通りには犬のウンチが嫌というほど沢山落ちています。

「アトンシオン!!(気を付けて!!)」てフランスに来て初めて覚えた
生きたフランス語です。そして今でもしょっちゅう口にするフレーズです。

フランス人の美意識って高いのに、あれだけは理解できないと言ったら、
「綺麗な女性が犬のウンチを拾っていたらどう思う?素敵じゃないでしょう?」
というのはグレゴリー先生の意見。

「もしも通りが綺麗になったら掃除をする人の仕事を取り上げる事になるでしょう?」という答えはフランス人の先生の意見でした。


郷に入れば郷に従えという事で私も今やタバコを通りにポイ捨てしています~~~!!




最新の画像もっと見る