音と人のコラボな生活 

チャキチャキマダムの半径4キロ,
時々遠出の山陰ローカルライフ

M保育所・クリコンレポート

2010-12-17 | 音楽


<M保育所のクリスマスコンサート・ベリーロングレポート>

今回の我々のミッション

「1時間1本勝負、0歳の赤ちゃんから、地元のおじいちゃん・おばあちゃんまで
100人を越す、すべてのお客さんを、感動させるステージ

かなりハードルは高いが、
常に本番後、反省しまくってる内容を生かすべく、
今までの経験を前向きにとらえ、
ふたりがそれぞれに考えに考えて、
何度もミーティングで話し込み、作り上げたプログラムは
3ステージで企画、構成。

本番5分前、控え室「せんせいのおへや」で撮影。
オープニングから出番のくーちゃんはイケイケ!
(後におこるハプニングを、このときは全く想像してない)



第一のステージは、
子供達と手遊びをしたり、じゃんけんしたり、よしこのリードのもと
ダンサーくーちゃん、自分が主役とばかりハッスル

歓声の中の登場後「アブラハム」と「むすんでひらいて」
テンションあげあげで踊るにつれ、予期せぬ事態になっていく。
会場の熱気と、はじめての「長~~い出番」で
くーちゃん、だんだん息が苦しくなっていき・・・・

(くーちゃんはウルトラマンと同じく3分が限度だということを
企画構成の時点では、すっかり忘れていた無責任な私たち

さらに不運なことに、
動きが激しいからか、じわじわと、前髪が顔にかかりだし
いつのまにやら目の前、真っ暗状態になり、
セッティングしてた譜面台を倒し楽譜は散乱するは、
ピアノやテーブルにぶつかるは、最低最悪

よしこがトークのタイミングを見計らって、

「よよよしこ、、、さ・ん・け・つぅぅぅぅ・・・
さ・ん・け・つで、もぉ・・・げ・ん・か・いぃぃぃ・・・う~~~」

子供達にはばれないように、しゃがみこんで
何かしてるかのように見せかけながら、
頼み込むようによしこに訴え、中座させてもらうことに。

よしこ、
「みんな~、くーちゃんが、おしっこ行きたいんだって~~」
即座に、機転をきかせて、言ってくれる。

それを受けて、くーちゃんも
手で「前」を押さえて、「おしっこがもれるしぐさ」をしながら、
先生に手をひいてもらって退散
(どんなときも、パフォーマンスするのが、くーちゃんさ、エッヘン!)



そして、休憩5分ぐたい、再び登場

「人間がはいっちょーよ~!!」
とかなんとか言う5,6歳の子供達もいるが、そんなんは、完全無視。

「げんこつやまのたぬきさん」
最後の力を振り絞って、踊ってじゃんけんぽんをした後、
これが最高の見せ場と、ヴァイオリンで「森くま」をガツンと披露

さすがに子供達からは「すごい~!」という声がドドッとあがり、
酸欠状態のことを忘れ、得意げになって、
求められないのに、自ら握手なんかしちゃったり、頭なでなでしたりする大サービス!
ようやく、出番終了。

顔は汗だく、化粧は取れ取れ。
5分程休憩、息を整えて、「素の状態」で飛び出していき、
2ステージ→3ステージへと、何もなかったかのように進行、
アンコールまでさせていただいて、たっぷり1時間プロ終了

正直、しょっぱなのハプニングでどうなることかと
今まで経験したことない状態に不安になったが、
それさえ除けば、自分達も大いに盛り上がって、楽しんで、
最後までテンションが下がることなく、
逆に上がりっぱなしで突っ走ることができ、そこそこ満足。

「エブリバディー、サンキューベリーマッチ

今回、よしこが小物をいっぱい準備して、テンポよく進行し、
子供達を楽しませたこともブラボー!

例えば、こんなもの・・・



なんと、ロン毛使用。
パイナップルちゃんにつけるというお役目だが(写真は本番前に遊びで撮影)
3ステージ目に、
突然、私が頭につける格好をして、歌ったので、
よしこは「笑って弾けないかと思った」と本番後、軽くクレーム



M保育所所長さんが、
「給食を食べて帰ってください」といって下さったので、お言葉に甘え、ご馳走になる。
バイキンマンとジャムおじさんの高野豆腐がかわいい。



よしこの愛息こーちゃんもM保育所っ子で、
コンサートの後半に、目をキラキラさせ、
立ち上がってノリノリで聞いている姿をみつけ、バッチリ目が合う。
知り合いを見つけると、
けっこう、嬉しいもんで、その後、1,2歳クラスの方に自然に足が向いていくのが
可笑しい。
(こーちゃんママはできるだけ、視界にはいらないようにしてたようだ)

小さな子供達の表情や一生懸命聞く姿はこちらのハートを充分に満たしてくれる上に、
ピュアになっていくような感じがするのは気のせい?

愛情を充分に詰め込んだ言葉、音、しぐさのメッセージに、
「受け取ったよ~OK!」
というかわいい返事が瞬時に戻ってくる感覚。

小さな子でも、難しい曲や、長い曲も聞いてくれることがわかってきたので、
今回は迷わず選んでみたが、やっぱり正解。

M保育所のみんな、
泣いたり、わめいたり、飛び出していったりする子は誰一人おらず、
元気いっぱいの参加で百点満点。

聞く姿の方は、
ごろごろしたり、立って手拍子したり、保育士さんに抱っこされたり、
いいたいことをすぐに言っちゃう子もいたり、
年齢に応じて様々だが、どれも楽しんでる様子ということで、グ~!
まさに、ライブそのもの♪

今回は、毎回恒例の本番後の「反省猿状態」はやめて、
M保育所関係者、子供達からもらったエネルギーと、
今までのかけがえのない経験を
漏らすことなく「自分たちのものとして肥やしにしたいと
前向きに、とらえようと思う。

集合写真は撮れなかったが、
雰囲気は多伎の時と同じで、笑顔いっぱい!

http://blog.goo.ne.jp/gouter2008/e/17f6c0dd9719efdffe40ccd83b61f97d
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