音と人のコラボな生活 

チャキチャキマダムの半径4キロ,
時々遠出の山陰ローカルライフ

京都の暑い夏2010 ①

2010-05-11 | 音楽
関西滞在の続き。
「京都の暑い夏」というダンスのワークショップ参加レポートその1。

このワークは4年前に初めて参加、今回が3度目になる。
初回の年は気合も入ってて、1日に2本受講して、へろへろになってた。
それを思ったら、今年は見学2の参加2で、かなりきもち的に余裕

こちら会場の「京都芸術センター」もとは小学校。
ここでは、いろんなことをやっていて、詩のワークや、コンサートにも来たことがある。
中にある喫茶店も雰囲気があって、お洒落。




初日、エマニュエル・ユイン=フランス人女性のワークを見学。
参加者のほとんどがダンサーっぽい、姿勢とか動きが普通とちゃう

エマニュエルのワークは3年前に「ビギナーコース」で受けた。
じわじわと体を感じていくような内容で、素人は素人なりに、踊るというより体を動かすというレベルで得るものが多かった。

ど真ん中がエマニュエル。立ってるだけでかっこいい!


夕方、ビギナーコース参加。
イニャーキ・アズピラーガ=ベルギー人男性。
床とからだをテーマにしたワークで、寝る姿勢を立ってしてみたりと発想が面白い。
そういう動きも多くの人でやると、ダンスになるのが不思議

特に興味深かったのは「レガート」とか「スタッカート」という言葉を使って体の動きを指示したことや、最後の全員での動きをオーケストラに例えたこと。

スタッカートは短くではなく、はっきりとかきっぱりした動き。
レガートはフレーズをつなげるように、からだで表現する
音楽とダンスは切っても切れない仲



ダンサーでもない私が参加する理由
①コンテンポラリーダンス大好き。
②今は休んでる「日舞」につながるものを習得したい。
(しかし、これはかなり難しいこと、自覚してるし、はっきりいって無理
③表現の発想が広がる。
④オンガクすること=からだを使うことなので、からだへの意識を高める
きっかけにしたい実はこれが一番大きい。

さて、ダンサーって、「振りを覚えて、踊る人」だけじゃないことが
だんだんわかってきた。
もちろん、伝えたいメッセージを体で表現してるんだけど、
体の中のエネルギーや、空間とか、人と人のつながりから生まれてくるものとか
「気」などいろんなことを全部ひっくるめて、それが「振りつけ」になっていくのかなと
いうのが最近の私の解釈である。
音符を並べるのが音楽じゃないというのと同じ。

コンテンポラリーダンス経験といえば、グル滞在中、町内のアクティヴィティー(お稽古事)でコンテンポラリーダンス教室があって、通っていた。
「アン、ドゥー、トロワ~」の掛け声が「本場」って感じで、ワクワクした!

クラス参加者は平日昼間ってこともあり、平均年齢60歳ぐらいのお上品なマダ~ム。
ダンス好きな人たちで、みんな楽しそうにおもいおもいに踊っていた。
大胆に人前で着替える、度胸のあるフランス人女性に、最初は戸惑ったりしたっけ

京都の暑い夏のサイト

http://www.hotsummerkyoto.com/fes10/ja/
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