ごとりん・るーむ映画ぶろぐ

 現在584本の映画のあくまで個人的な感想をアップさせていただいています。ラブコメ、ホラー、歴史映画が好きです【^_^】

アメリカン・スプレンダー(シャリ・スプリンガー・バーマン/ロバート・プルチーニ)

2008-01-08 | Weblog
ストーリー; 日本で言えば「ガロ」あたりに連載されるような私生活コミックの原作を書いているハーヴィー・ピーカー。二度目の離婚に破綻し経済的にも苦しい中、病院のカルテ管理をしながら漫画の原作とジャズの評論を続ける。そしてある日、デラウェアのファンの女性から電話がかかってきて…。
出演;ポール・ジアマッティ,ホープ・デイヴィス,ハーヴィー・ピーカー
コメント;あんまり好きなタイプの映画ではないが、哀愁がある頭の毛が薄い中年男性はやはりこのポール・ジアマッティは確かにはまり役。ちょっといかれたタイプの奥さんをホープ・デイヴィスが演じているが、このホープ・デイヴィスは「アトランティスの心」では、気の強いキャリアウーマン、「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」でも通貨トレーダーとわりとテキパキした役が多かっただけに、最初映画で見た時には「どこかで見た女優だけれど、どの映画だっけ…」と考え込むほどだった。結局、人生にはいろいろ困難やうまくいかないことが多いが、なんとかうまくやっていこうというタイプの映画だがセリフはやはりインテレクチャルだし、アメリカの「オタク」を扱っているということである程度見ても損はないと思う。「nerd」(オタク)という英単語が連発されるが、それほどいかれているとも思えないわけで。
 ちなみに映画の中でデラウェアを支配する巨大企業というのはおそらくデュポンのこと。さらに「アメリカで2番目に小さな州」と紹介するのは多分ジョークでワシントンDCの次がデラウェアだといいたいのだろう。もう少し自分に英語がわかればもっと楽しめる映画作品だったのかもしれない。

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